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青森にハマってしまった
東京在住の旅人・ねこぜ😸が
月イチで青森旅して
青森のマニアックな魅力を
お伝えするブログです。
2024年3月31日をもって閉館する
棟方志功記念館に
しっかり覚えてたのは、
棟方志功記念館のロビーで流れてる映像。
#棟方志功記念館 で
— ねこぜ😸月イチ青森旅ブロガー (@nekoze_aomori) 2024年3月25日
一番印象的に残ってる志功さん…
わかる人いるかな? pic.twitter.com/niXe9EXjqg
(1976年のドキュメンタリー「彫る・棟方志功の世界」のワンシーン)
健康維持のため、毎朝お庭をハダシで歩く姿を映した
「棟方志功 健康法」。オリの中の小動物のようにかわいくて…w
ゴッホに憧れてたけど酒に溺れず、健康に気をつけ、
良いと思う作品にはおじぎをして敬意を表す。
ほんと素敵な人だよ…志功さんは。
字幕なしの36分の映像。
みんなしっかり見てたけど、
津軽弁というより「志功さん弁」の字幕はなく、
みんな一生けんめい見入ってた!
文化勲章を受賞した日の
棟方志功さんと妻チヤさんの写真も飾られてたよ!
こぢんまりした館内に
100人(すごい!)くらい人が訪れていて、
みんな志功さんの作品を
しっかり目に焼き付けようとじっと見ていたのが印象的だった…!
(以下に続く)
ということで、
この前読んだ、
原田マハさんの本をみて最後にいってきたよ!!!
#板上に咲く 読んで
— ねこぜ😸月イチ青森旅ブロガー (@nekoze_aomori) March 24, 2024
ひさしぶりに行かずにいられなかった… pic.twitter.com/xXyXxGvcRI
棟方志功記念館は
志功さんが72歳で亡くなった年、
1975年11月に郷里の青森市に開設された美術館。
2012年に閉館した
「棟方板画美術館」(神奈川県鎌倉市)の
所蔵作品や資料もここに移管されていたけど、
建物の老朽化などが理由で、2024年3月末に閉館することが決定。
今後コレクションは青森県立美術館に移管されるそう。
この広いお庭がのどかでいいよね。
大きな池のある日本庭園も、志功さんの希望にそって作られたそう。
庭園に置かれた裸婦像は、
志功さんがとても気に入っていた
彫刻家・高田博厚(たかた ひろあつ)の作品「海」。
いきなり階段をあがって2階へ。
映像がながれていて、見入る人々。
展示室入口にある志功さん肖像も、庭園の像をつくった高田さん作。
この肖像も、床の色もあり、クラシックな空間。
コンパクトな展示室も「多くの作品を並べるより、30作品程度をじっくりと鑑賞できるような広さがいい」という志功さんの希望だったそう。
木版画で道を極めていく道のりを描いた自伝
『板極道』が、最後を飾る展示タイトルに…!
油絵で伸び悩んだ志功さんが、ゴッホが高く評価した浮世絵に注目。
視力の弱さをカバーできる独自の表現方法として板画を選ぶのがまたかっこいい…!
貴重な「板極道」表紙の板木も…!
もちろん代表作の「釈迦十大弟子」もあるし、
志功さんが海外旅行で書いたスケッチもあった!
ねこぜが行ったときは館内に100人くらいいてびっくりしちゃった。
タクシー待ちのお客さんも多かった。
閉館は2024年3月31日。
まだ間に合う人は行ってみてね。
☆棟方志功記念館
青森県青森市松原2-1-2
017-777-4567
開館時間:9:00~17:00
休館日:月曜
観覧料:一般550円、大学生300円、高校生200円、小・中学生無料
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