新しいむつ市の魅力！じわじわくる「春のいもすりもち祭り2014」の舞台裏（前編）

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【「春のいもすりもち祭り」開催のあらすじ】

５月６日にむつ市の大湊地区で

軍艦を擬人化した美少女キャラクターが登場する超人気オンラインゲーム
「艦隊これくしょん（艦これ）」のファンイベント開催が決定した。

それを聞きつけ、
「イベントに来る県外の人たちをガッカリさせたくない！
わいが動かなくては大変なことになる！」と

勝手に興奮しはじめた、とびない旅館主人の飛内さん。

自分の宿でいもすりもちを限定３０杯ふるまい、
さらに、下北妖怪ハウスも見学（余計なオプション）させる！

とブログで宣言しはじめた。

（ちなみに、大人一杯３００円、小学生以下一杯２００円でした）

「春のいもすりもち祭り」と名付け、
そんなこんなで当日の準備をすすめるが、
いもすりもち祭りの時間がイベント開催時間とまるかぶりだったことを知り…

さらに不運なことに、
「艦これ」イベント会場からとびない旅館まで遠いことが発覚…（笑）

（それ、最初に調べるところ！！）

さらに「艦これ」ファンと「妖怪ファン」は求めるものが違うこともわかりはじめ…

（あたりまえだ！！）

…自爆しまくりの飛内さんの運命やいかに！？
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ということで、

飛内さん本人も客は来ないだろうと諦めているのに、
なぜか当日のボランティアを募集している矛盾…

おいおい、飛内さんのところでボランティアって…
そんな勇気ある輩はいるのかよ…





オレ以外にな…！！！
…ということで、

東京から青森駅にやってきました。

で、青森駅からさらに下北駅をめざします（片道2180円）。

ぶらり電車の旅を楽しもうとワクワクしてたのに

買ってきたお茶とお菓子を青森駅の待ち合い室に忘れてしまってテンション下がりました。


おなかすいたよーおなかすいたよー

青い森鉄道で野辺地へ。

そこからウワサの大湊線に乗り換えます。

↑ウワサの大湊線

二車両もある！！！！

（一両じゃなかったのか…）
それだけでも感激したけど…

すばらしいオーシャンビュー。きてよかった。
というか、もう帰りたい。

下北駅につきました。

下北まで来たら、尻屋崎も恐山もそそられるな～

下北駅が新しくてびっくり。

駅中の旅館組合の看板の右下にちゃっかり、とびない旅館がのってます！

下北駅からとびない旅館まで、歩いて35分くらい。

飛内さんに電話して歩いて向かっていることを伝えたら

「えええー！歩いてくるの？！　東京の人って歩くの早いんだねー」

…早くは…ない。根性で歩くんだ。

下北駅前のおみやげショップ「まさかりプラザ」。

「艦これ」イベントのポスター見つけました。

むつ市から離れた大湊で開催予定なだけあって、艦これファンっぽい人…電車にのってなかったな。。

とびない旅館に来る人なんていないだろうな～
と絶望的な気持ちに…なのに東京から手伝いにくるなんて。

意味があるんだろうか。

街で見つけた看板。

「実家のようなおもてなし！」に震えます。

泊まった方ならわかると思いますが、

実際は、「実家より過激な」おもてなしの宿です。

とうちゃーく。

字が読みづらいんだけど、「おてつだいは正面。お客さんは奥の第二玄関から」と書いてあります。

はじめて来た人は第二玄関がわかるかなー…

朝からハイテンションな飛内さん登場。

宴会場に行ってみてーと言われました。

宴会場には

青森県立美術館からもらってきた

箱男展のあの箱 が…

美術館ではしゃいでいた飛内さん

展示されていた部屋より飛内旅館の宴会場のほうが広いので
箱が小さく見える…！！

↑美術館の展示スペース

それにしても…全部自力でもって帰ったとは…
おもてなしのためには容赦ない男です。

新作のねこぜの頭部もありました。

前回同様 、勝手に増殖させています。

（撮影：ロッタさん）

こんなところに青森。たまらん。

このあと、

恐怖のいもすりもち制作（ヤケクソ）がはじまります…

（つづく）