5/11 カルチャーカルチャーで開催された、能町みねさんのイベント
「「逃北」のつどい~いつも私は北を向いた砲台の中にいる~」
おこしいただきました皆様!雨の中、ありがとうございました
ゲストで参加させていただいて、本当にうれしかったです!!

ねこぜの東京⇔青森


能町さんの著書・北好きのバイブル『逃北』の出版を記念して、
「北」の魅力を存分に語らせていただきました!


とても長いレポートになってしまったので、
簡単に知りたい方は、
こちらのカルカルさんのレポート をごらんください!



詳しく知りたい方は以下をお読みください!



 
そもそも、
「なぜ、ねこぜがゲスト?」
…と思われる方も多いでしょうから、まずはそこから説明しますと…


能町さんも私のブログを知っていてくれたようで
すが、
はじめてお会いしたのが、つい先月

今回のイベントのゲストを探していた
能町さんに
森の共通の友人• ぬま姉 さんが、
『逃北』を読んでいたねこぜをひきあわせてくれたのがきっかけです。


そして…待ち合わせ場所はもちろん…

青森
!!!!(笑)



お互い東京に住んでるのに、あえて青森でご挨拶って…
「逃北」しすぎでしょう…。


しかも、能町さんは

むつ市の「とびない旅館」
に行きたいと言ってくれました。
なんて勇気ある方なんだ…!!!!


ということで、能町さんの心の探求心、ふところの広さに感激しつつ、
女3人でテレビでダメだしされていた (←リンクあり)宿に泊まり、
ディープな下北旅をすることに。


ふだんは一匹狼のねこぜも、北好きの能町さん
の北好きに共感し、
今回のイベントのゲスト参加をさせていただいたのでした。

詳細ないきさつ話は能町さんもオールナイトニッポンで話してくれていたので、
気になる方は聞いてみてください。
逃北イベントの話(youtube)



ということで、イベントが決まり、
ついに昨日、その日がきたわけです。



 

■トークショー中に注文できるメニューにも北らしさを!

会場のカルチャーカルチャーは飲食できるイベントスペースです。
イベントによって、飲食メニューを変えられるようなのですが、
今回は、「逃北」にちなんだ特別メニューを
用意してもらいました!

ねこぜの東京⇔青森

秋田名物「横手やきそば」
青森の「田酒」「豊盃」「じょっぱり」です!


地酒を選んだのは、日本酒党の能町さんのアイデアです。
真っ昼間から日本酒飲んでくれる人なんているのかな~??
と内心ドキドキでしたが、
田酒は好評で早々に売り切れてしまいました!横手やきそばも!

青森のお酒を飲んでもらえたなんてうれしいなあ~~(^o^)

(ちなみに能町さんとねこぜもイベント中に田酒をいただきました)

それにしても、このイベントのために、東京で田酒を買える店を探し歩いたんですが、
一人1本までしか買えないんですねー。知らなかった!

豊盃とじょっぱりの2種も飲んでもらえてよかった。


■能町さんとねこぜの衣装も「北」


①ねこぜのお面

「下北」の有名なペーパークラフト作家(笑)が作ったお面を着用。


※「下北」の有名なペーパークラフト作家 = 以降の文章から、誰だか察してください。

しかもこの作家さん、つくるだけでは飽きたらず、
増殖させまくってくれました。

せっかくなので
、つかわなかったお面は
会場スタッフMさんのアイデアで我ら2人がサインをして、
じゃんけんに買ったお客さんにプレゼントすることになりまして、
10人の
方にお渡ししました。

ちなみにお面のかぶり心地ですが、

慣れるまではなかなか前が見えず、
壇上にあがるときにスクリーンにぶつかりましたが
今では、もうこのマスクなしの生活は考えられないほどの心地良さ!!!


内側もよくできてるんですよ!すごいでしょ?


ねこぜの東京⇔青森 ねこぜの東京⇔青森 ねこぜの東京⇔青森 ねこぜの東京⇔青森

この他に、飲食しやすいよう、
下半分が切り取られたバージョンもありました!(便利!)

…ってことで、合計13枚いただきました。


「なぜ13枚?」と聞きたい気持ちをぐっとこらえて、
人は大人になっていくんですね…



②ねこぜの半纏

ペーパークラフト作家から旅館の半纏も送られてきたので、
こちらも着てみました。


旅館の方の、
宣伝に必死あたたかい気持ちが
痛いほど伝わってきました。



ねこぜの東京⇔青森


…よって、装着。


 
③能町さんのピアス

グリーンランドの形をしたかわいいピアス!
能町さんがグリーンランドに行ったときに買って来たそう!
さすが海外の北はシャレている…


④ねこぜのハチマキ
こちらも某ペーパークラフト作家から送られてきまして…
お面を増殖させまくるわ、半纏、ハチマキまで送ってくるわで
自己主張しまくりなので、はっきりいっておきます。


このイベントの主役は能町さんですから!!!!
でも、これをサラリと巻いちゃう能町さん、かわいらしい!



ねこぜの東京⇔青森

これなら、下北沢っぽくてオシャレよね。



開演前のBGM
能町さんが持参したグリーンランド合唱団の曲で
素敵だったんですよー。一気にクリスマスっぽくなりました。




■能町さんの話「そもそも、北とは?」

まず紹介したのは沖縄の「北国小学校」
「北」といったら、日本地図の北側だけかな?と思いがちですが、
能町さんの
定義では沖縄も入るんですよね。そこが斬新。
地形的にとんがってるとこも好きなんですね~。青森のマサカリみたいな。

北海道の旅の思い出写真は味がある建物が多いし、

グリーンランドは見た目はおしゃれなのに何もない!
岩に
小さな標識を貼っただけのバス停もかわいいけど、
とその前で寒そうにしている能町さんがかわいかったー。

津軽の廃校めぐり
は中に入れないのに、
ガラス越しから写真をとってたんですね。

黒板に残されたラクガキの中には、

外観のさみしさをぶちこわす能天気さのものがあってよかった。(笑)

余談ですが、
青森出身のお客さんにもあまり知られていなかった
「むつパン」を能町さんが知っていたので、びっくり。気になりますねー。


 

■ねこぜの話「おこもり」&「とびない旅館」

イベント前日まで、青森の膨大な写真を整理しながら、
「あああああ~だめだ~!どこも好きすぎて、数十分にまとめられるはずがない!」
と絶望的だったんですが、
悩みまくって、
青森の中北」=「下北半島」に絞りました。


なかでも、ワイルドな奇習
「佐井村おこもり」の潜入レポ
むつの隔離施設「とびない旅館」

の2つをチョイス。下北の最終兵器投入です(笑)。

「佐井村おこもり」は、
動画を見せただけで会場から拍手がおこるという、驚きの反応でした。
この反応を佐井村の皆さんに見せてあげたい!!!
(お変わりしたご飯をほぐすだけで、全然食べていないおじさんがいたのは
新たな発見でした…)

 とにかく佐井村は青森のはじっこだけど

 
何もなくていい場所なので、興味をもってもらいたい!
 そのうち、ユーストでおこもりを中継するようになったりして…。


ねこぜの東京⇔青森

関連記事:奇跡!!!ねこぜが青森の奇習に参加!?


むつ市 とびない旅館」はプラモコレクターで工作好き、
下北妖怪ハウスの妖怪…じゃなく奇人で、
 とびない旅館主人の飛内源一郎さんに注目。

 能町さんと
宿泊したときのエピソードなどを話し、
限りなく危険な旅館だと正直にお伝えしました(笑)。
 駐車場にも要注意です。


関連記事:
 【必見】ついに放送!!がんばれ、むつ市のプアーズさん!

飛内さん暴走!? がんばれプアーズの内容をちょこっと紹介




ねこぜの東京⇔青森

飛内さんから、ちゃんちゃんこも送られてきたんですが…
 真ん中は完全に鬼太郎の衣装ですよね…

あの~

これを重ね着しろと…???

この3つをうまくコーデできる
人がいたら、
教えていただきたいものだな…



ねこぜの東京⇔青森

飛内さん、すみません。この旗(×2枚)も
 どうしていいかわかりません…



…よって、却下。




 
■能町さんの分析する「北の気質」「北の犯罪者」

•青森の有名人の気質は2パターンあって、
ピュアなタイプの代表は棟方志功、高見盛←飛内さんも…?!
その正反対が太宰治、寺山修司みたいにわかれているという。
これには納得(笑)。
ピュア=人間離れしている人なんだなあ~…

また、犯罪者にも詳しい能町さんは、

北に逃げる犯罪者南に逃げる犯罪者の特徴を比較。
能町さんのきりこみネタはするどすぎます!(笑)

会場からも、
もっとつっこんできいてみたい!
という空気をビンビン感じました。


以上、全部は紹介しきれないので、

個人的に印象深かったところを紹介してみました。


おかげさまで
ほぼ満員で、
100人ちかくの方々に集まっていただき、うれしかったです!
来れなかったけどtwitterやメールで応援してくれた方もありがとうございました!
まちがってねこぜにお菓子や青森グッズをくれた方も(笑)!








ねこぜの東京⇔青森
↑最後のサイン会長いの列ができていました。
 一人一人の話を丁寧にききつつ、手元はスラスラとサインしている能町さん(さすがプロ!)。






正直、に興味がある人って少ないと思っていたので、
たくさんの人にきていただき、
感激でした!


思う存分、好きなことについてふれられる、
こんな楽しい場にいさせていただいたのも、

『逃北』ファンとしてはうれしい限り。


能町さんに感謝です。


ゲストに呼んでいただき
ありがとうございました~~!
 

(サポートしてくれた、ぬま姉さん、飛内さんも!!!ブタネコ


『逃』には
青森の話もたくさん出てきます!


まだ読んでいない方がいたら、
ぜひ読んでみてねー!!!
逃北~つかれたときは北へ逃げます/文藝春秋



追伸:


説明しそびれましたが、
お席にあった
青森県立美術館チラシ裏面の一部
ねこぜの写真がつかわれてます。(妖怪ハウス、芋すりもちもあるよ!)

青森の方はぜひ県美でみつけてくださいね~

ねこぜの東京⇔青森



後日談

はじまるまでほんとに死ぬほど弱気だったんですが、
イベント当日、心配してくれたフォロワーのみなさんから
応援メッセージがモリモリ届い

泣きました。まじで。


…ホントにありがとうございました。

でも、すみません、こんなで(笑)。



(おしまい)



5/13(月)のいいとも「テレフォンショッキング」に
能町さん、久保ミツロウさんが出演!たのしみ~。