一般質問③ おあしす周辺 活用が期待されるスペースについて |  みどり色の地球

 みどり色の地球

 共に考え・学び・行動します!  

テーマ:

皆さまのお近くの公共施設のルールは、このコロナ禍どんな風に変化しているでしょうか。

今、市民交流おあしすではお部屋の利用者は、お部屋のカギと一緒に、消毒薬とペーパーと名簿をもらいます。終了時にテーブル、いす、ドアや窓の取っ手、電気のスイッチ等を拭いて帰ります。名簿は参加者に書いてもらい、主催者が保管。

館内での飲食はのどの渇きを満たすもの以外は禁止。

 

飲食スペースがなく困っている

との声を吉川市役所やおあしすの利用者から、多く耳にしています。

周辺は住宅街のため飲食店がほとんどありません。

1日いなくてはならない時や、食べる時間がなくて会場入りした時など、中でおにぎりをパクつくこともできません。外のベンチは市の職員も使っていたりするので、お昼時はいっぱいです。最近は寒くなってきたので、外でのお弁当も辛いものがあり、空席気味ですが、みなさんどこで食べているのでしょう。

 

一方、

館内のロビーや2階通路のテーブル等は、ほとんど利用者はいません。

 

なぜなら使いたい人は窓口へ申請が必要で、ちょっとした待ち合わせで座りたくても座れません。重たい荷物を持っていても、ちょっと置くわけにもいかなくなりました。不便しています。申請すると30分間だけ利用できます。次第に利用者はいなくなり、館内はひっそりとしています。

以前は前の利用者がいないと10分前に鍵の受け渡しをしてくれていたのに、今はちょうどの時間にならないと渡さないことになりました。10時、13時は特に利用者が多く窓口が密になるじゃないかとも言われています。

 

新型コロナ感染症はまだしばらく続くと予測される中で、周辺にテーブル椅子を増やしてもらいたいとの声もあり、利用について課題になっていた3ヵ所についてお聞きしました。

 

2F庭園 植栽ボランティアで華やかに 

  

 元々あまり利用者がいないことが課題になっていました。庭園に魅力がないことが一番の要員だと思います。四季に合わせた植栽があるだけで楽しみな場所になると思います。例えば市民活動センターでガーデニング講座などで仕掛けづくりし、植栽ボランティアを募り、楽しみのある屋上庭園にしてもらいたいです。ガーデニングをして楽しい、仲間ができて楽しい、見て楽しい一石三鳥の事業展開を要望しましたが、開館当初やっていたが、人が少なくなって、今はおあしす周辺合せシルバー人材センターに維持管理を委託していると言っていました。それから約20年、リタイアの方々も増え、このコロナ禍、事情も変わっています。とにかくおあしす運営協議会でも利用されていないことが課題にもなっている訳ですので、更なる活用をめざし、再チャレンジしてもらいたいです。

テーブル・椅子・日よけ等の設置については、現状、4人掛けベンチが8脚。花壇と一体になった10数人が座れるベンチがあるので、増設の予定はないとのこと。今日も誰もいません。

  

 

おあしす東側、元築山のエリア 当面開放空間で

ここには記憶では直径約10m高さ3,4mくらいの築山がありましたが、数年前に撤去されてしまいました。

このスペースを何かに利用しようという話がぽつぽつと聞かれますので、今後の利活用について確認したところ、芝生広場として開放空間を自由に利用していく、イベントにも活用したいとのことでした。当面この場所は開放空間のままであることがはっきりしました。

石材のテーブル4台・椅子が6脚 4人掛けベンチが7脚 、一人がけベンチが7脚あるので増設予定なし。

 

フリースペース(元はーとふるぽっと跡地)

   リモートワーク用のスペースになっちゃうの?

おあしすHPより

ここはかつて福祉団体が運営する『はーとふる・ぽっと』という喫茶店でした。庁舎との一体整備の一環で、2F子育て支援センターをここに移設したいという提案がされましたが、議会が課題が多いと判断し、減額修正し、計画は実現しませんでした。しかし、喫茶店だけはなぜか実態としては追い出されてしまい、その後ずっと閉鎖していました。詳しく知りたい方はこちら。

2019年に市民から「市民の財産である施設『おあしす』元『はーとふる・ぽっと』営業店舗跡を市民のために開放することを求めるための請願書」が出され、①速やかに市民が利用できるように開放してほしい。②どのように利用するかは市民とともに検討してほしい。との2点が求められ、議会でも採択されました。

この春①の要望であった開放が実現しましたが、②について具体的な動きがない中で、突如、埼玉新聞(9月7日)にテレワークのスペースとして活用されるとの記事がでました。

教育部長のご答弁では、9月議会で予算が付いたおあしすと市立図書館のWi-Fi設置に関して、「おあしす会議室などを利用してリモート活動ができるようになる」という説明の意図が反映されなかったということでした。決してリモートワークのための場所にしたわけではないとのこと。このスペースは今は利用するには申請が必要ではありますが(直前で大丈夫)、市民の方が自由に利用できるフリースペースになっているということです。

 

よしかわ市民ネットワークのアンケート結果

昨年よしかわ市民ネットワークでも「はーとふるぽっと跡」についてのアンケートを行っていて

●4分の3の人が喫茶・軽食を希望している。

●その他の希望は、オープンスペース、市民の活躍の場、手作り品を販売できる場所、作品の展示をしたいなど、活用を求める意見も多かったです。

そのことを伝え、ただのオープンスペースでなく、貸出してもらえると活用の幅が広がるので貸出をできるようにしてもらいたいと要望しました。

 

ルール緩和はできないのか

コロナ禍で飲食に困っていることに関しては、一番いいのはルールの緩和です。飲食は感染のリスクが高いのですが、例えば、

・室内での飲食時は利用をさらに減らして感覚を2m以上あける。もしくはスクール形式で食べる。

・ロビーや2階通路のテーブルではパーテーションを用意し、使えるようにする。

・1人1テーブルで食べるなら良し。

など、少人数・小一時間・小声、小皿、こまめなマスクなどの徹底で緩和が図れないか提案しました。

私の知り合いはウォーカー(歩き)が多く、小一時間でどこかに行って帰ってくるのは大変ですし、お弁当を持ってきてもこれから一時は寒いところで凍えながら食べなくてはなりません。

ルールは指定管理先が決めていると答弁されたので、早速おあしす館長におあしす運営協議会などでルールについて話し合うことができるのかどうかお話を伺いに行ったところ、「おあしすのルールは教育委員会と話し合って、他の公共施設と同様にしている。指定管理者が利用ルールについて勝手に決めるようなことはない」とのこと。(う~む、週明け詳細を聞きに行きます。)

 

感染者が増える中ではありますが、一方で生活を止めることはできなくて、何とかうまく付き合えるよう工夫して暮らしていく必要があると思います。共に模索しながら進めていけるといいのではないでしょうか。