岩田京子ブログ「みどり色の地球」

岩田京子ブログ「みどり色の地球」

吉川市議会議員として、「未来」「子ども」「環境」をテーマに毎日全力投球しています
「生活って政治」そのものだと実感し、政治の世界に飛び込みました。
市民が主役のまちづくりを皆様と共につくっていきたいと思います。

取手市議会のICT活用に関するオンライン研修

「『議会』という組織には『住民』が含まれています」という言葉が眩しすぎます!

 

吉川市議会の議会活性化委員会では2020年1月の選挙前に「議会BCP(事業継続計画)」をつくりました。選挙後も引き続き設置された議会活性化委員会では、その「議会BCP」 中で災害時のオンライン会議などが盛り込まれていることもあり、その必要性から取手市議会のオンライン視察研修を行いました。

改選後は伊藤議員が「議会のICT化を進めたい。80代の自分がやると言えば誰も反対できないだろう」ということで、我が会派の担当は私から伊藤議員にバトンタッチしています。しかし、今日はオンライン研修ということで、委員外議員も傍聴することができました。こうゆうことがICT化の良いところの一つだと思います。

 

議員同士の勉強会でいつも一緒になる取手の議員から、様々な話を伺っていたのですが、今日聞いて改めて「いいなぁ」と思ったのは「住民への議会の見える化」です。

 

議案説明の見える化

コロナ禍で議会を短縮するために、オンラインで議案の詳細な説明会を前もって行いました。それを動画で配信し、音声認識で簡易な議事録も作成し、HPに載せたそうです。議員だけでなく、住民も動画や議事録を繰り返し見ることができるのが、結果的に好評で、コロナ対策で始めた対策でしたが、平時も導入することで申し合わせたそうです。

わが街では市長の記者会見後に議案がHPに掲載される流れのため、市民ネットで行っている「議案読もう会」に間に合わないこともあり、非常に不便しています。議案の説明が動画や文章で掲載されていれば、そこを省略して、中身の議論に入れると思うし、非常に住民に開かれた羨ましい事業になっていると思いました。

 

議事録の即時HP掲載

音声認識の活用は、議事録にも活用していて、通常の議会にも活用し、夕方には議事録速報版がHPに上がるそうです。取手市議会では、通常では外注に出す議事録作成なども、自前で行っているそうです。

我が街では動画もリアルタイムで見れないと4日程おあずけになり、議事録に関しては次の議会まで出ないという状況ですから、何とも羨ましい話です。これは、議員だけでなく住民にとっても大きなメリットです。

 

当初予定のペーパレスは二の次に

取手市議会では元々ペーパレスに向けて、ICT化の検討を始めていました。当初、2019年度末に立てた計画では、2020年度から導入を予定し、1年目は慣れるために、令和3年には議員研修に組み込もうという計画を立てました。しかし、コロナ感染症の出現で激変し、予定を繰り上げて、様々なことにトライしてきたということです。慣れも練習も必要だけれど、やればできる。やる気が大切。議会もとりあえずやってみよう!という前向きなチャレンジ精神が伺えました。

ICT活用で実現していることは以下の4つです。

①会議

②現地視察

③災害対応

④広聴広報

開かれた議会、充実した議会のために活用されています。

 

その他、箇条書きで紹介

・ 視察に数人で行って、残ったメンバーとオンラインで繋いで研修をする

・ タブレット採決で自分の手で採決しているかどうかが見えるように、バーチャル背景禁止。避難所などでオンラインで参加することを想定し、ぼかしはOK。

・ 4~6月(定例会1回分)でA4用紙 2万5千枚削減、紙100kg削減、12万5千円削減、CO2 150kg削減。(予算、決算時はもっと削減されるでしょう) 

・ 音声認識による議事録作成時の文字修正など、市民も参加できるようにしたい。

・ 議決システムは700万円かかるが、委員会の視察を5年間やめて、その旅費を充てた。スクラップビルド精神が議員にある。

・ オンラインで電波不通が課題だが、オンラインでなくても不通状態は起こる(居眠り)。

・ 議会が滞ったりする原因は、苦手な人ではなく、説明通りにやらない議員が原因。議員の資質が問われる。・・・だそうです。

ESD(Education for Sustainable Development )は「持続可能な開発(発展)のための教育」と訳されていますが、今もっぱら言われているSDGsのための教育のことです。(日本では「開発」と訳されていますが「発展」という捉え方をすべきと思っています。) 

 

【新しい学習指導要領】

2020 年度からの新しい学習指導要領にはESDの理念が組み込まれていて、全ての学校においてESDが推進されることになりました。文部科学省国際統括官付では、学校現場においてESDが効果的に実践されることを目標に『持続可能な開発のための教育(ESD)推進の手引(令和3年5月改訂版)』を作成しました。

https://www.mext.go.jp/content/20210528-mxt_koktou01-100014715_1.pdf

普及していく立場である教育委員会及び教育センタ ーで研修を企画・実施する担当指導主事の方々や

学校全体としての取組を進める管理職の先生方等を主な対象として作られました。

また、実際に教鞭をとる先生方にとっても参考となるよう、それぞれのステップにおける具体的な事例も盛り込まれています。

今回の改定ポイントは、カリキュラム・デザインにおける ESDの位置付けや、学校内外での連携の促進に着目しています。このようにESDは全国的に推進すべきものになった訳です。やるやらないの選択ではなく、当たり前のように導入されなくてはならない現状になったのです。

 

【久喜市教育委員会による研修】

久喜市栗橋西小学校では久喜市教育委員会からカリキュラムマネージメントの研究委嘱を受け、その中でESDのプログラムを系統的に組み込む取組みをしました。全教育活動の中での体系的な取組みが評価され、ESD大賞を受賞しました。実践計画表やESDカレンダーの作成から、教育課程の捉え方が変わることで、授業設計が変わってきたそうです。大学生によるSDGs親子教室や学びの発信により、保護者アンケートでも、SDGsに関する理解が深まっていうのがわかりました。また、子ども達の学習の理解度にも繋がっているデーターも見せてくれました。(ESDも通常の学習評価でいいのかという意見もありましたが)

 

【栗橋西小学をモデルにして全校の取組みへ】

栗橋西小学校が規模の小さな学校であったことはモデルケースとしてはやり易さがあったのではないかとのこと。教科書会社のつくるカリキュラムは適用できなくなり、新たな組み立てが大変なのですが、それは1人の研究主任を中心に制作しました。各学年には推進員がいて聞きながら進めたそうです。その栗橋西小学校のモデルを、今までは紙ベースのカリキュラムをデータ化し、全校での取組みに発展させました。

例えば、久喜市には有名な提灯まつりがありますが、久喜小学校では祭り後のごみをどうにかしたいという子どもたちの想いから、①ごみ箱の仕組みを調べる②分別の仕方③素材の研究④夜目立たせるために豆電球の勉強…と、1つのテーマから派生することを様々な教科の中に取り入れていきます。また、太東中ではダイソンとの共同で高齢者の掃除に関して研究をしたと言います。企業とのコラボも多く、教育委員会は学校に希望を聞いて、手を挙げたところとのマッチングを担っていると言います。さらに33校のうち10校が教育委員会より研究委嘱を受けて、様々な研究に取り組んでいるといいます。久喜市教育委員会は鷲宮総合支所3Fに入っているのですが、いつか教育センターにしたいという熱意が、こうした研究にも表れていると感じました。

ちなみに栗橋西小学校の先生方はESDの研究校であったことを誇りに思っていて、ユネスコスクールの加盟をめざし、現在認証待ちだそうです。

 

【ESDと言えば手島先生】

ESDというと江東区八名川小学校の元校長の手島利夫先生が第一人者で、私もご指導を受けた一人ですが、栗橋西小学校も最初に手島先生の研修を受けて始めたそうです。手島先生は栗橋西小学校での実践を、江東区の2つの小学校で行っていて成果を上げていました。ESDカレンダーの作成や実践計画など、全ての教科・全ての学年で取り組めるカリキュラム作りは彼のテキストにも書かれています。

吉川市でもそのような取組みをしてもらいたいと一般質問もしましたが、平成28年度の市の答弁では「社会科や総合的な学習の時間において、環境に関する学習活動や国際理解に関する学習活動など、各校の実態に応じた課題を設定し、探求や実践につながる学習に取り組んでいる。」ということで、一歩進んだ取り組みにはなりませんでした。

 

文科省のESD推進の陰には手島先生のご尽力が大きかったと思います。今月末、手島先生に久々にお会いする予定です。久喜市の件含め、ESDについて情報交換させていただきます。少しでも吉川市の環境教育の一助になるといいのですが。今までにないカリキュラムマネージメントでの環境教育の成果を吉川市の生徒にも先生にも体験させてあげたいものです。

吉川美南駅東口開発は平成29年6月に事業計画が立てられ、駅前の約60ヘクタールを吉川市施行で開発することが決まりました。概算総事業費は約180億円。仮換地、盛土、調整池、下水道、産業ゾーン、商業・業務ゾーンと着々と進められてきています。

 

【産業ゾーン4画地、優先権者決定】

今週、産業ゾーンの最後の画地の優先権者が公表されました。工場見学のできるような食品工場等に入ってもらいたいというコンセプトがあり、かなり条件を限定して募集していたこともあって、駅近なのに価格的には103000円/㎡(約34万/坪)と好条件だったにもかかわらず、なかなか決まらなかったのです。

(図は市のHPから 岩田が産業ゾーンに企業名を追記しています)

①アヤベ洋菓子

②ポラス

③データーセンター運営事業者(一番広い区画のところ)

④日本穀物検定協会(3つの研究施設(神戸の一部、東京・千葉)が統合されて入るそうです。米の食味ランキングなどもしている検査・検定機関です。(番号は決定順)

それぞれの事業所の概要や選定理由は市のHPへ。

優先権者の決定なので、これで確定という訳ではありませんが、一応産業ゾーンの全画地の目途がたって、よかったよかったというところです。ポラスの上は日本船燈の跡地で、民間同士のやり取りのため、市の介入なしにつき掲載なしです。

 

【今後始まる商業・業務ゾーン】

産業ゾーンの先が見えてきたところで、今度は商業・業務ゾーンです。昨年から事業者の募集かけていますが、こちらもなかなか手が上がりません。

 

この中の一部には公共施設も入る予定です。現在、基本構想がパブコメ中です。

「図書館を入れて!」「こんな大きさの会議室が必要」「こんな作品展示スペースが欲しい」等、美南地区の皆さまはじめ、多くの皆さんのお声を届けてください。もちろん全てかなえられる訳ではありませんが、執行部に共感いただければしめたものです。

 

これまで、裁判のことくらいしか書いてこなかったのですが、事業は現段階では計画にそって、まぁまぁ順調に進んでいるようです。「まぁまぁ」と表現しましたが、大きな事業ですので、裁判含め、想定外の出来事等もひっくるめての表現です。

 

最近、私が考えているのは、これだけの大事業を市施行で行っていくということで、議会内に専門委員会等を立ち上げておくべきだったのではないかということです。最終的には市が全ての責任者になります。市の責任は大きく、イコール、議会の責任も非常に重たい。専門委員会を設置することは、別に市のあらさがしをしようとかいう話では決してありません。議会としてしっかり市の事業を確認することは、市施行の事業に対して太鼓判を押すことにもなるのです。今更設置する理由だても難しいとも言われていますが・・・。いずれにしても、今後もしっかり議会に情報を提供してもらいながら、当事業が滞りなくすすむように願います。市にとっても、地権者にとっても、全ての市民、近隣の皆さま、さらに飛躍すれば世界中の生き物にとっても、地球まるごとに貢献できるような、SDGsを実現するまちづくりになるよう開発していってもらいたいです。

「水」と「空気」と同じように「土壌」を守る必要がある。

【環境団体で】

私はそのような視点で、生ごみをたい肥化して化学肥料を使わない家庭菜園のグループを10年ほどやってきている。5市1町では何でも燃やせる素晴らしい(?)焼却炉があって、その炉ではプラスチックで高温になるため、生ごみが温度調節にちょうどいいと言う人がいるけれど、有機物として貴重な資源を燃やすことは、理にかなった方法ではないと考える。土を豊かにするための有機物は実は全く足りなくて、有機の農地を4分の1にするという農水省の方針は、非常にありがたい方向性だが、それを実現するのには相当な量の有機物を集めなくてはならない。そういう意味もあり、貴重な生ごみの資源化を家庭で行う方法として、市との協働事業で「段ボールコンポスト事業」を始めた。吉川市もそれに賛同し、翌年には委託事業にまでなった。しかし、首長が変わり、この事業は打ち切りとなった。担当課より強い継続の要望もあったようだが、突如予算は切られた。

【議会で】

そして、議会では特別栽培米という農薬・化学肥料の利用を最小限にして生産したお米の活用を増やすことで、作付け面積を広げられれば、健康な土壌がひろがると考え、給食への活用などを訴えてきている。3月議会では、市民生活部長と産業振興部長から、土壌に関する考え方に対し、非常に模範的な答弁も頂いた。しかし、実際に何が変わったかというと、何も変わっていない。給食の所管の教育委員会からはピンとこない答弁に終わっている。

【国へ】

国に対しても働きかける必要を感じていて、どんなアプローチで働きかければいいかと模索する中で、「土壌保全基本法」の提唱者でもある村田智吉さんに行きついた。国立環境研究所の研究員の方で、聞けばこの「土壌保全基本法」は、土壌学や環境社会学、倫理学など土壌に関する様々なセクションの方々が集まり、共同でつくり出したものだという。

この法律はまだ日本に存在はしていませんが、意識の醸成と、実現への期待をしながら、企画した。

 

今日は『よこまちの杜』をご紹介します。

秋は落ち葉がたくさんですが、近隣の方がいつもきれいにしてくれています

田園の街・吉川市はまっ平らで、自転車で走るには最高の場所です。

ぜひ、電車でお越しの方も、駅前の自転車レンタルを活用して市内を走り回ってもらいたいです。

 

そんなまっ平らの吉川市で「森」は非常に貴重な存在で、指定樹木・指定樹林・指定生垣というものがあります。

指定樹木

・高さが10メートル以上のもの

・地上1.2メートルの高さにおける幹の周囲が1.2メートル以上のもの

・はん登性樹木で、枝葉の面積が25平方メートル以上のもの

で樹容が美観上優れていること。

指定樹林

・樹林を形成する土地の面積が300平方メートル以上であるもの

指定生垣

・生垣の長さが30メートル以上で、かつ、高さがおおむね1.5メートル以上のも

 

その指定樹林の1つがこの「よこまちの杜」でした。平成16年に市が寄付を受け、今では市の管理になっています。所有者だった鈴木家は、400年も続く旧家で江戸時代は「川藤奉行所」と呼ばれ、鷹狩りに来た徳川家の将軍が立ち寄って休憩もしたそうです。

また「果物屋敷」だったこの屋敷林は、戦後間もないころまでは、カキやスモモ、ユズなどの果樹を求めて人々が列をなすほどだったそうです。これからも近隣の方がこの森と親しめるように、果樹を楽しみ人々が集えるようにという所有者の願いで、木の伐採は最低限に留めました。

私は当時あまりに嬉しくて、ありがたくて、所有者の方に想いを伺いに行きました。

 

想いはちゃんと受け継がれ、樹齢300 年を超えるクスノキをはじめ、シイ、ケヤキ、マキ、もみなどの古木の脇には、ウメや柑橘などの果樹も生え、昆虫、鳥など生き物たちも集い、人と自然が触れ合える貴重な憩いの場となっています。

   

とにかく森林浴が半端ないです。この場所でぼ~っとするだけで元気が出てきます。

キジもつがいで過ごしています。

 

 

レイクタウンから10分もかからない約6600㎡の公園(吉川市川藤518-1)

最後はフォトコンテストの受賞者の方が撮られたよこまちの杜のクスノキ

吉川市の広報(2018年10月)の表紙より