埼玉県市民ネットワーク飛躍の年から充実の年へ |  みどり色の地球

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埼玉県市民ネットワークの総大会が行われました。

総大会に先立ち、市民セクター政策機構 代表専務理事 白井和宏さんの講演会を開催しました。その中で、東京や神奈川で代理人を減らしている現状・今の社会状況を踏まえ、代理人運動のローテーション制に対する問いかけがありました。東京でもロ-テーション延長や地域ネットでの判断で延長可能にしようという流れがあるようです。

埼玉では今日のところは県ネットが代理人をもつ目的の確認と、ローテーションに関する議論の導入で留まりましたが、これからさら議論していくことになるでしょう。私見としましては、専業主婦時代の活動する人が多数いたかつてのネットに比べると、代理人(議員)にお任せ部分が多くなっている中で、さらに任期を延長すると益々お任せ感が強くなるのではないかという懸念があります。しかし、後継者がどうしてもいない時や、代理人にどうしてもやり残しがある時、議会の中で市民ネットの会派を持つことを目的にした時など、適宜ローテーション延長も必要だとも考えます。しかし、市民のすそ野を広げるためのローテーションがなくなることは、市民力の低下にもつながりかねないとも考えます。とにかく、市民派議員と大きく違うのは、市民が議員の応援団ではなく、市政に参加することをしっかり自覚しながら活動するのが市民ネットであり、さらに、しっかりと後任をうみ出し、活動を継続していくところがネットの良さなので、それのできる市民ネットでなくてはならないと思います。

そのためにも最善の方法を今後議論していくことになりそうです。

総大会では、共同代表、辻県議の挨拶の中で、埼玉は一時、代理人が3人に減り、衰退期もあったが、代理人学習会など種を撒いてきた成果があらわれはじめ、ネットのある自治体が増え、県議も誕生し、活発になってきていることが話されました。私も再選を果たしたご報告をさせていただきました。

 

議案については活動報告・決算報告・中長期計画報告・中長期計画方針・活動方針・予算すべて賛成多数で可決されました。
最後に役員の変更で私が共同代表を担うことになりました。今年は全国大会が嵐山で行われたり、県ネットとしては政策調査室準備室の再建、地域ネット事務局長のマネジメント能力向上の研修、政策スクール等、新しい取り組みを予定していて、本当に大役です。あ~分身の術が欲しい。

埼玉県の代理人です!

左から大野(鶴ヶ島)、岩田(吉川)、清水(越谷)、山田(越谷)、斉藤(羽生)、辻(県議)