私は父が食道がんになり、キーパーソンとなって看病をしたことをキッカケに、「がん家族」さんのサポート活動を始めて、約15年になります。
がん家族セラピスト 酒井たえこ
父が食道がんを患っていた時、私はあまり他の人にがんのことを伝えませんでした。
職場や友人に言うのが
面倒だったからです。
「父ががんに」と言うと、誰もがんについてわからないから
一から説明しないといけないし、変な顔をされたり。
こちらもちゃんと説明できるわけではなかったので、
一回一回話すのがしんどい。
「それは手術でなんとかなるんでしょ？」と聞かれれば、
「だから、経過は数ヶ月様子をみないとわからないの」って説明してもまた変な顔をされてしまう。
そんな顔されても、一回の手術で治ってほしいと思ってるのは私たちの方だよ！！
と、イライラするから話しをしたくありませんでした。
（後にそうは言っていられない状況になったので、しかたなく話しましたが）
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次のお話しはコチラに貼りますね
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