この映画は、がん患者さんの闘病を描いたものではなく
「がん家族」とよばれる、
癌患者の家族を114日間追いかけた映画です。
この映画を観て、
”家族ががんになったとき”
あなたなら、どうしますか?
そんなことを考えるきっかけになれば嬉しいです。
▲▲介護タクシーの中のシーン▲▲
短編ドキュメンタリー映画「がん家族。」は2作品からなっています。
今回は、エピソード2~hanashizume~の
感想をご紹介しますね。
私は、感想をうかがって、本当に感じ方はいろいろだなと思いました。
それに、観てくださった方の環境や想いによっても変わるのだなと
あらためて思いました。
映画監督
がん家族セラピスト 酒井たえこ
▲▲患者さんが、転院するシーン▲▲
畑中ふう さま
この映画はほんまもんですね。テレビとかでは作れないがん患者さんや家族の
本音を出してはる。監督、よう頑張りましたなぁ。
Bさま
映画「がん家族。」は、お涙頂戴の編集ではなく、ありのままに近い癌患者様とご家族の日常が映し出されていました。
同じような状況や闘病生活をされている方々の今を、そっとサポートしてくれる内容で物凄くステキでした。
Mさま
ご家族の気持ち・行動・言葉が、いかに患者さんの支えになっているかが良くわかりました。
御幣があるかもしれませんが、介護を受ける側はいろんなサポートがありますが、 介護する側には何もないんですよね。
▲▲お母さんの通院付き添いから帰宅するシーン▲▲
Hさま
自分は介護される側なので、子供に迷惑をかけちゃいけないと思っていたけど、映画を観る気持ちが楽になりました。家族っていいですね。
酒瀬川さま
ナレーションは畑中ふうさん。お名前でピンと来なくても声を聞けば(ああ!)とわかる『M-1グランプリ』や『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』など関西ではおなじみの方。作品に温かさと格調を与えてくれています。
皆さま、ご感想をありがとうございました!
★★★監督の酒井が映画を作る上で
頭を悩ませたこと★★★
エピソード2は、緊急事態やハプニングが多すぎて
当初、映画のコンセプトである「淡々としたいつもの日常を映画にする」という
ことからはかけ離れてしまうので、構成をどうしようかと悩みました。
そんな風に緊急事態が発生していたのですが
がん家族である東さんはいつも「自分の考え」を持っていました。
映画の後半で公園でのインタビューシーンがあります。
そこで私が東さんに「お母さんにしてあげたいことは?」と聞くと
東さんはこう答えました。
「母らしく生かしてあげたい」
この言葉は、このインタビューの時だけでなく
いつもそう言っていました。
つまり、東さんの考えは
「母らしく生かしてあげたい」これに
添えるためにはどうしたらいいか、という事です。
私がいつも考えているのは、看病者がどうしたいのか
という考え(自分の患者の生き方に対する考え)を持っていないと
緊急事態の時に大切な判断ができないということです。
東さんの~hanasizume~を観てくださった方々が、そのことに気づいてくださったら、
とても嬉しいです。
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次のお話しです♪待っててね
がん家族さん達専用の無料動画サイトを作りましたよー