横浜市営地下鉄に優等列車 | 新田鉄人「久慈だョ!全員集合」

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難病と闘いながらピンの鉄道芸人、その他で活動する、元本物の鉄道の駅員と電気部、さらに保線の経験を持つ、新田鉄人のブログへようこそ!岩手県久慈市公認、北三陸久慈市ふるさと大使。潜水士の資格取得済。

荒川夢悟「テツろぐ」-横浜市3000R形.JPG

都営地下鉄大江戸線に抜かれるまで、1つの地下鉄の路線としては日本最長だった横浜市営地下鉄ブルーライン。都営大江戸線に抜かれてもその差はわずかに300mで、東海道新幹線のホーム1本分もありません。そんな横浜市営地下鉄ブルーラインに、乗客の強い要望から2014年度中に急行とするか快速とするかは未定ですが、優等列車の新設に乗り出すことになりました。
ブルーラインはJR根岸線やみなとみらい線に近い場所を走ったり、横浜と戸塚の間など他の路線では早く着ける部分を迂回して市内の色々な場所から利用できるよう便宜が図られるなど、通常の利用で始発近くから終点近くまでの乗客はほとんどなさそうですが、東急田園都市線と接続のあるあざみ野から東海道新幹線の通る新横浜、神奈川県の巨大ターミナル駅の横浜近辺までは通して利用する乗客もあります。上大岡辺りから湘南台も競合がなく、優等列車が走ると便利です。

荒川夢悟「テツろぐ」-横浜市3000S形.JPG

40.4kmを1時間以上走る中で現在、追い越し可能な駅は新羽(にっぱ)と上永谷の2駅で、財政事情が厳しい中での対応のため新しく追い越し設備を駅に設けるのも難しく、1時間に2本程度の運転になる見込みです。これにより運転時間が12分短縮されるとのことで、果たしてどういう形で実現されるか、注目したいと思います。