ウィーン・フィルハーモニー ウィーク・イン・ジャパン2011 | アルバレスのブログ

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最近はガンプラとかをちょこちょこ作ってます。ヘタなりに(^^)

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本日、10/16(日)に行ってきました!

指揮)クリストフ・エッシェンバッハ
ピアノ)ラン・ラン
演奏)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
曲目)
①リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調S.124
アンコール②リスト:コンソレーションS.172 第2曲
アンコール③リスト:ラ・カンパネラ
④モーツァルト:交響曲第34番ハ長調K.338
⑤シューベルト:交響曲第7番ロ短調D.759「未完成」
アンコール⑥J.シュトラウスⅡ:「美しく青きドナウ」


あのウィーン・フィルがやってくると言う事で、金銭的にはかなり無理してでも行かねばならん、と言う事でがんばりました。
一番安いD席で¥12,000、最高のプラチナ席は¥43,000。
それでもほぼ満席でした。
わたしは3階席。
久しぶりの3階、さすがに遠いけどステージ全体が良く見えます。
プログラムは買わなくても配ってました。
ウィーン・フィル・グッズ(Tシャツ?)とか売ってました。


今回の曲目は個人的にはあまりなじみの無い曲と作曲家。
その中では割と良く聴いているのが①リストのピアノ協奏曲第1番。
ピアノはラン・ラン氏。
こちらも初めて聴きますが、実に堂々たる演奏ぶりです。
何でもなさそうに弾いてます。
そしてオーケストラですが、弦楽器の第1声でゾゾーっと来ました。
実に良く響く。
鮮明な音色です。
「あぁ、これが世界最高峰のオケなのか~」と感動。
始まりから終わりまで見事だなぁとしか感想が出てきませんでした。

ラン・ラン氏のピアノも凄いです。
アンコールを2曲やっていただきましたが、中でもリストのラ・カンパネラは圧巻!
あの難曲をいとも簡単に弾いてますし、迫力も凄い。
圧倒的な演奏で、正直言って①リストのピアノ協奏曲第1番が吹っ飛びました(^^;

休憩後の1曲目は、わたしが苦手な④モーツァルトの交響曲第34番。
初めて聴きました。
いきなり終わりみたいな2音で始まったんで驚きましたが、優雅な曲ですねぇ。
繰り返しが多いですね。

次が⑤シューベルトの交響曲第7番「未完成」。
これも実はあんまり聴いてない曲です。
2楽章までで終わってしまっているがもったいないですねぇ。
全楽章できていたらどんな傑作になっていたのか。
2楽章だけでも傑作なんですよね。

そしてアンコールは⑥J.シュトラウスⅡの「美しく青きドナウ」。
実に楽しい。

アンコール終了後の拍手が凄かった。
ほぼ満員の観客が精一杯の拍手をしている。
こんな雰囲気は今まで経験無かったですねぇ。

それにしてもウィーン・フィルはやっぱり凄かったですね。
演奏のシンクロ率が半端じゃない。
そして1音1音が鮮明で味がある。
今まで色々とコンサートに行きましたが、「ここってこんな感じだったっけ?」と思うことがちょこちょこあったりしますが、ウィーン・フィルにはそれが無い。
「この曲はこういう曲です」と言われているような気がします。
そもそもクラシックのCDを買う時に、指揮者は見ますが、オーケストラもチェックして買います。
そしてお手本として買っているのがベルリン・フィルだったりウィーン・フィルだったりするわけで、そのお手本のライブなわけなので、まさにいつも聴いてる音だったりする。
ソロも見事だった。
観客の人たちも姿勢を正して聴き入ってました。
出来ればもっと大規模な曲が聴いてみたい。
プログラムAだとリストのピアノ協奏曲第1番とブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」だったそうで、こちらで聴いてみたかった。

ただ、もっと勉強しないと本当の良さはわからないなぁと実感。
自分のスキルを上げないと。
今度聴くチャンスがあったら、いつも聴いてる1階席で聴いてみたいですね。

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