第11話「嫌いなもの」
前回の第10話「好きなもの」に引き続き今回は「嫌いなもの」について。
以前、第1話「階段こわい」で紹介したように、まずは階段は大嫌い。
これは家の階段に限るわけですが、このあたりの理由は第1話で詳しく書いてあるのでそちらをお読みください。
これにつながるかも知れませんが、高いところもダメでした。
普段のワンコ目線はせいぜい床から20cmくらいなので、塀の上あたりの高さ(140cmくらい)なんかは普段の目線の7倍の高さ。
人間の成人男性の目線が160cmくらいだとすると、7倍は1120cm=11.2m。
建物1階3mとすると大体4階くらいなので、そう考えると確かに高いですよね。
彼が生きてる時はこんな事、考えた事もなかったですが、今計算して初めて気が付きました。
実はブラッシングする時や目薬さす時なんかは、洗濯機のなどの高いところに乗せてやってました。
こうするとバタバタ動かないからやりやすいという人間側の理屈でしたが、本人すごく怖がってたんだろうな。
悪い事したなぁ、と今更思います。
だっこもあんまり好きではなかったような。
これも高さのせいもあるでしょうが、実は第9話「ワンワン!」の時に触れた、赤ん坊の時にわたしが抱いてて落っことした事が記憶に残ってるからなのかとも思います。
抱き上げようとすると必ず「ウゥー」と唸られます。
やめろって事なのかな。
次は顔にフーっと息をかける事。
これすると「ワンワン!ガウガウ!」と怒ります。
何が気に入らないんでしょうか?
これは理由はよく分かりませんでした。
まぁ、人間同士なら確かにムっとしますから、それとおんなじなんですかね。
エアコンや扇風機の風はぜんぜん平気でしたけど。
気にならないワンコはいるんでしょうか?
さらに鼻や口を触る事。
これはしつけ次第だったと思います。
鼻はしょうがないかも知れませんが、口を触るのを嫌がるために歯磨きとかぜんぜん出来ませんでした。
それでも年取っても歯が抜けた事がないのはもともと丈夫だったのかな。
そして一番嫌いだったのが雷。
これはある程度成長してから嫌いになりました。
雷のどの部分が嫌なのかは色々説があるようで、“音”、“光”、“気圧の変化”、“静電気”などが原因と言われているようですが、ウチのコの場合、雷が落ちる時のゴロゴロという重低音が嫌だったんじゃないかな。
家の中にいれば光はそれほど入って来ませんが、この重低音は非常に響きます。
これが聞こえ出すと、落ち着きがなくなりあっちへウロウロこっちへウロウロ。
目を見開き、ハアハア言い出します。
そしてやたらと狭い所に入り込もうとしたり、抱っこ嫌いの彼が自分から人にすがりつき、頭の上まで登りつこうとして来ます。
こんな時は立ち上がって(少しでも高いところがいいと思い)抱き上げてなだめてやりました。
人間の赤ん坊みたいですね。
この雷から派生して嫌いになったと思われるのが、バイクの轟音。
雷の重低音によく似てるんで、これが鳴るとビクっとします。
まぁ、これは通り過ぎれば直ぐに聞こえなくなりますから、ほんの一瞬の事ですが。
雨も嫌いになりました。
ただ、普通の雨はぜんぜん平気ですが、雷がガンガンなるような豪雨になるとウロウロハアハア状態になります。
雷と雨が頭の中で直結してるんですね。
頭良い。
パブロフワンコ。
そして光。
特にフラッシュ。
ピカっと光るとその後、あの重低音がやってくるというのを経験上、分かったんでしょうね。
で、それのせいであおりを食ったのがカメラ撮影。
デジカメも携帯のカメラもムービーも、フラッシュや直線的な光が出るものはだめになりました。
これは一時期やたらと写真を撮りまくった事も影響してると思います。
しかし、そのおかげで、寝てる写真しか撮れなくなったのは本当に残念です。
面白い姿や可愛い顔が撮れなかったのは心残りですねぇ。
[おまけ画像]
今回は動画でなく写真です。
高いところに乗せられて複雑な表情しているところ。
(一番上は2ヶ月くらい、徐々に年齢が上がって最後は2歳くらい)
怖がらせてごめんな…

前回の第10話「好きなもの」に引き続き今回は「嫌いなもの」について。
以前、第1話「階段こわい」で紹介したように、まずは階段は大嫌い。
これは家の階段に限るわけですが、このあたりの理由は第1話で詳しく書いてあるのでそちらをお読みください。
これにつながるかも知れませんが、高いところもダメでした。
普段のワンコ目線はせいぜい床から20cmくらいなので、塀の上あたりの高さ(140cmくらい)なんかは普段の目線の7倍の高さ。
人間の成人男性の目線が160cmくらいだとすると、7倍は1120cm=11.2m。
建物1階3mとすると大体4階くらいなので、そう考えると確かに高いですよね。
彼が生きてる時はこんな事、考えた事もなかったですが、今計算して初めて気が付きました。
実はブラッシングする時や目薬さす時なんかは、洗濯機のなどの高いところに乗せてやってました。
こうするとバタバタ動かないからやりやすいという人間側の理屈でしたが、本人すごく怖がってたんだろうな。
悪い事したなぁ、と今更思います。
だっこもあんまり好きではなかったような。
これも高さのせいもあるでしょうが、実は第9話「ワンワン!」の時に触れた、赤ん坊の時にわたしが抱いてて落っことした事が記憶に残ってるからなのかとも思います。
抱き上げようとすると必ず「ウゥー」と唸られます。
やめろって事なのかな。
次は顔にフーっと息をかける事。
これすると「ワンワン!ガウガウ!」と怒ります。
何が気に入らないんでしょうか?
これは理由はよく分かりませんでした。
まぁ、人間同士なら確かにムっとしますから、それとおんなじなんですかね。
エアコンや扇風機の風はぜんぜん平気でしたけど。
気にならないワンコはいるんでしょうか?
さらに鼻や口を触る事。
これはしつけ次第だったと思います。
鼻はしょうがないかも知れませんが、口を触るのを嫌がるために歯磨きとかぜんぜん出来ませんでした。
それでも年取っても歯が抜けた事がないのはもともと丈夫だったのかな。
そして一番嫌いだったのが雷。
これはある程度成長してから嫌いになりました。
雷のどの部分が嫌なのかは色々説があるようで、“音”、“光”、“気圧の変化”、“静電気”などが原因と言われているようですが、ウチのコの場合、雷が落ちる時のゴロゴロという重低音が嫌だったんじゃないかな。
家の中にいれば光はそれほど入って来ませんが、この重低音は非常に響きます。
これが聞こえ出すと、落ち着きがなくなりあっちへウロウロこっちへウロウロ。
目を見開き、ハアハア言い出します。
そしてやたらと狭い所に入り込もうとしたり、抱っこ嫌いの彼が自分から人にすがりつき、頭の上まで登りつこうとして来ます。
こんな時は立ち上がって(少しでも高いところがいいと思い)抱き上げてなだめてやりました。
人間の赤ん坊みたいですね。
この雷から派生して嫌いになったと思われるのが、バイクの轟音。
雷の重低音によく似てるんで、これが鳴るとビクっとします。
まぁ、これは通り過ぎれば直ぐに聞こえなくなりますから、ほんの一瞬の事ですが。
雨も嫌いになりました。
ただ、普通の雨はぜんぜん平気ですが、雷がガンガンなるような豪雨になるとウロウロハアハア状態になります。
雷と雨が頭の中で直結してるんですね。
頭良い。
パブロフワンコ。
そして光。
特にフラッシュ。
ピカっと光るとその後、あの重低音がやってくるというのを経験上、分かったんでしょうね。
で、それのせいであおりを食ったのがカメラ撮影。
デジカメも携帯のカメラもムービーも、フラッシュや直線的な光が出るものはだめになりました。
これは一時期やたらと写真を撮りまくった事も影響してると思います。
しかし、そのおかげで、寝てる写真しか撮れなくなったのは本当に残念です。
面白い姿や可愛い顔が撮れなかったのは心残りですねぇ。
[おまけ画像]
今回は動画でなく写真です。
高いところに乗せられて複雑な表情しているところ。
(一番上は2ヶ月くらい、徐々に年齢が上がって最後は2歳くらい)
怖がらせてごめんな…
