micro:bit champions 2024に選ばれましたので、今年はmicro:bitの記事も多めに書いていこうと思います。

 

ちゃんと名前が載ってる。

嬉しい。

 

 

前から考えてて実行できていなかったネタとして、聴力検査装置があります。

micro:bitを使えば簡単にできそうだなと思っていたことと、子供が大人に勝てる勝負というのがコンセプトです。

 

micro:bitからスピーカーに音を出力して鳴らしてみる。

どんどん周波数を上げていって、どこまで聞こえるかを確認する。

こんなイメージです。

 

ざっくり作ると、こんな感じでしょうか。

ボタンを押して周波数を1kHzずつ上下させる。

両方ボタンを押すともう1回鳴らす。

現在の周波数をLEDで表示。

 

 

自分で確認してみたところ、だいたい14kHzくらいまでは聞こえました。

それ以上の音は鳴っているのかどうかわからなかったので、micro:bitの出力をオシロスコープで観察してみました。

 

20kHzでも波形はちゃんと出ている。

 

 

それなら、スピーカーが鳴っていない可能性もあるのでは?と思ったので、今度はスピーカーの音をマイクで拾って、それをオシロスコープで確認してみました。

 

波形は小さいけど、ちゃんと20kHzの波形が取れている。

 

 

ちなみに、スピーカーとマイクの位置関係はこんな感じ。

持ってて良かったシリコンマイクモジュール。

 

 

 

マイクの電源は3.3Vだったので、micro:bitから取りました。

 

こんな感じで、ワニ口クリップが大活躍。

 

 

1kHzから20kHzまで音を鳴らした様子を動画で撮ってみました。

 

 

どのあたりまで聞こえますか?

大人は10kHzを超えてきたあたりから怪しくなってきますが、子供たちはどの周波数まで聞こえるのかチャレンジしてほしいです。

 

ちなみに、実際の聴力検査で使われている周波数は250Hz~8,000Hz(8kHz)までのようです。

ご参考までに。

 

 

(2024.5.27追記)

他のスピーカーでも実験してみました。