Amazonでポチったシリーズの続編。
今回はガスセンサ「MQ-135」をmicro:bitで動かしてみます。
MQ-135はガスセンサと言われていますが、空気清浄機などで使われているセンサの仲間です。
特定のガスにのみ反応するガスセンサとは違って、幅広く反応するのが特徴です。
以前購入したキットに「煙センサ」として似たようなセンサが入っていたのですが、煙を検知する機会なんてベランダから漂ってくるタバコ臭を検知するくらいしか無いので、もう少し汎用性の高いセンサが欲しくて買いました。
さすがにmicro:bitでMQ-135を動かす、とかピンポイント過ぎる参考記事は無かったですね。
もしかして、これが世界初の資料になるかも?
少し基板は違うけど、こちらのショッピングサイトの記事を参考にしました。
MQ-135 Gas Sensor - ガスセンサー
https://www.physical-computing.jp/product/1552
データシートへのリンクもあるので、助かりました。
とりあえず5Vで動くようなので一安心。
見た目は、金属メッシュが特徴的な素子ですね。
裏側のボリュームで、感度調整ができるようです。
各端子をmicro:bitと繋いでいきます。
アナログとデジタルの2つの出力がありますが、今回はアナログ出力だけを使いました。
なので、デジタル出力は何も繋げていません。
こんな感じ。
資料を作っていて気づいたのですが、今回はVCCを5Vじゃなくて3Vに繋げていました・・・。
うまく動かない場合は、3Vのところを5Vにしてみてください。
今回のハード構成はこんな感じになりました。
・micro:bit本体
・拡張ボード
・7セグ
・MQ-135
サンプルプログラムはこんな感じ。
シンプルに、P2(MQ-135)の値を7セグに表示させているだけ。
これで動作確認はできるでしょう。
7セグ表示の設定等はこちらを参照ください。
https://ameblo.jp/gameprograming/entry-12592883402.html
測定サンプルは2つ準備しました。
1.若干汗ばんだ手 (臭くないよ!)
2.8x4 フレッシュフローラル (いいニオイ)
この制汗スプレーは、数年前にネタで買ったものが転がっていたので使いました。
測定環境は、室温20℃、湿度30%。
プリヒート時間は3時間程度。
プリヒート、初めは少し焦げたニオイがするけど、回路が焼けているわけではないのでご安心を。
一応部屋の換気はしました。
プリヒートによって、初めは800台だった値が650前後に落ち着いてきました。
この値は、部屋の状況やセンサの個体差があると思われます。
データシートにはプリヒートは24時間以上と書いていましたが、測定精度を求めないのでこのくらいでいいでしょう。
さて、これでちゃんと動くのか。
さっそく動作確認です。
それなりに感度良く反応しましたね!
スプレーは、センサの真上くらいを狙って噴射しました。
これを使って何か楽しいものを作りたいなぁ。
とりあえず空気清浄機っぽいものは作れるので、気が向いたら挑戦してみます。