チェインクロニクル 年代記の塔 第5階層攻略 | 司法書士のゲームブログ

司法書士のゲームブログ

大好きなゲーム等について長々と語るのが好きな司法書士のブログです

いまさらにも程があるのだが、年代記の塔の5-3を初めて突破した。シーズンの終わりが12月1日の12時までなので、終了10時間ほど前に駆け込みでクリアしたことになる。もし0時までだったら間に合ってなかった。

 

 

 

なぜ開放期間をとっくに過ぎた今になって年代記の塔に手を付けたかというと、ずばりレジェンドフェスでソーニャが追加されたから

 

前回の記事で書いたように、11月の年代記の塔は5-2が鬼門だった。自分の手持ちの中で地獄級の突破実績がある聖都・湖都・精霊島・九領のうち、湖都は5-1が突破できず、聖都と九領は5-2が突破できない。精霊島はどちらも余裕をもってクリアできるのだが、5-2で精霊島を使ってしまうと5-3に挑戦できるパーティがいない。そのため5-3攻略は諦めざるを得なかった。

 

もし精霊島と同等レベルの強さを持ったパーティがもう1つ増えれば精霊島を5-3に充てることができ、突破できるかもしれないという事を書いたが、今回ソーニャが追加されたことにより九領が強化され、5-2突破の目が出てきた。

 

 

前々からレジェンド化を切望していたキャラであり、性能も高い(浴衣じゃなかったのは残念だけど)

 

 

ソーニャの使用感について簡単に説明すると、戦士と魔法使いが高いレベルで融合した魔法戦士。前衛で使える前法使いというのはこれまでも何人か登場していたが、アビリティ枠を割いてようやく並の戦士レベルだったり、HPが低く打たれ脆かったりと、本職の前衛に比べて一段弱めの性能になっていることが多かった。また、前衛能力が強化される代わりに本来の役割である後衛の性能が削られていることも多かった(アリーチェ、カーリンなど)。

 

しかしソーニャはHPが高く、発動率の高いカウンターアビリティを持っているため安心して前衛を任せられる。もちろん本来の役割である魔法使いとしても強く、前衛でも後衛でも高いパフォーマンスを発揮することができる。

 

これの何が嬉しいかというと、チェンクロの根元にある相性として魔法使いは戦士に強いが、騎士には悲しいほど弱い。一方、戦士は騎士に対して有利に戦えるが、高難易度の戦士と殴り合うとあっという間にやられてしまう。しかしソーニャは騎士に対して直接殴りにいくことができ、なおかつ戦士に対しては遠距離攻撃で安全に処理することができるという、3すくみを無視したハイブリッドな戦い方が可能になっている。

 

また、純粋に後衛として見ても九領に待望の高火力魔がきたというのが嬉しい。これまでの九領は前衛偏重(いてもサポート後衛程度)だったため、敵の戦士がとにかく怖く、それが九領パの事故率と操作難度を底上げしていた。しかし今回ソーニャが追加されたおかげで戦士を安全に処理できるようになり、パーティとしての安定感がだいぶ増した。精霊島がビエンタ追加によってどれだけ強化されたかを考えれば、その恩恵は計り知れない。武器タイプも斬であり、九領パの一軍に無理なく組み込めるようになっている。

 

唯一最大の欠点は所属結束を持たない、完全自己完結型のアタッカーであること。例えば自分のパーティではソーニャの代わりにオデッセイアを外したが、オデッセイアの海結束がなくなりツルやミシマの火力が落ちている。そのぶん、足りない火力をソーニャでしっかり補ってやる必要がある。

 

 

 

 

■5-1

 

 

エレミア抜きクズノハ入りの九領パではかなりシビアだった5-1だが、聖都パを使うことで余裕をもって攻略可能。勝率も非常に安定している。エレミアがいないぶん九領側はベストメンバーではないとはいえ、聖都パってほんとに強いんだなということを改めて実感する。

 

 

しかもアレス、モナミ、ユリアナは基本的にテレサのお膳立てとして立っているだけであり、現状(ユニカやビエンタに比べれば)一線級の戦力というわけでもなく、リリスとテレサの実質2トップだけで成り立っている状態。それでこの強さというのが恐ろしい。最近、実は一番ポテンシャルを秘めた所属は聖都なんじゃないかという気がしている。飽和状態に近い九領や精霊島と異なり、聖都はまだまだ強化の余地がある。もしここにビエンタやソーニャクラスの後衛が追加されたら手が付けられないだろう(聖都のコンセプト的にその可能性は低そうだが)。九領と違って動かす前衛の数が少ないぶん、事故しにくいのが素晴らしい。操作難度も低めなので、初心者におすすめできるパーティだと思う。

 

普段は邪魔になることが多いレジェンド1%枠の超必殺技だが、テレサの場合は程よいタイミングでボスに超火力をぶつけることができ、5-1のステージ構成と相性がいい。それぞれ2、4、6WAVEにボスが出てくるが、4WAVEのボスは予めモナミのバフをかけておかないと倒しきれない。6WAVEのボスはリリス、モナミ、ユリアナでバフを乗せても倒しきれないので、それまでにしっかり青マナをストックしておく必要がある。

 

2WAVEのボスはバフなしで倒せるが、テレサのキルアップが乗りきっていないと倒せないことがある。その場合はボス1体だけを残し、敵の攻撃を回避し続けることでピリカにマナを運んできてもらうことが可能。4WAVEに出てくる3体目のボスも、時間をかけて倒せばマナを補充できる(動画でもそうしている)。聖都パは九領や精霊島と違って地形スキルを使わないため、じっくり時間をかけて戦えるのは有難い

 

 

 

 

■5-2

 

 

ソーニャが追加されたことでだいぶ戦い方の幅が広がったとはいえ、やはり難関。少しでも操作をミスすると、弓や戦士を倒しそこねてツルがコロッと死んでしまう事故率の高さも健在。少しでも事故を減らすため、この弓と戦士をどう処理するかが鍵になる。

 

 

その対処の筆頭が、ソーニャによる遠距離攻撃。これまではミシマのスキルで一掃するか、非常に緻密な操作によって回避するか、あるいはそのまま殴り合うかという選択肢しかなかった。しかし高難度戦士からのダメージは1撃あたり5000オーバーであり、そのまま受けるのはあまりに厳しい。ソーニャならこれを安全に処理することができ、マナも使わない。5-2クラスの敵でも2発で倒せるし、ツルのバフがかかっていれば1発で倒せることもある。

 

最初の関門はWAVE1。弓使いの連射が戦士主体の九領パには脅威で、手も足も出ないままWAVE1で撃沈ということも珍しくない。そこでソーニャのスキルを使って後衛を潰している。ただしソーニャのスキルが強いからといって頼りすぎていると、今度はツルのゲージが溜まらなくなる。ツルのゲージが溜まっていない九領パはエンジンがかかっていないも同然なので、苦手な戦士はソーニャに任せつつ、相性の良い騎士などは積極的に殴りにいくのがよい。

 

WAVE4も難関。現れるボス2体が鬼のように硬く、後ろの僧侶が回復までしてくる。おまけにボヤボヤしていると下のラインから戦士もやってくるのが厄介。コツとしてはミシマのスキルで僧侶を早めに消すこと、どちらか一方に攻撃を集中させること。このボスはタフなだけでなく攻撃力も高いので、2体から攻撃を受けているとツルがすぐ死ぬ。ソーニャは下のラインで戦士を食い止めつつ、手の空いたときにボスを殴るようにすると早く倒せる。

 

WAVE3やWAVE5にはボスはいないが、ここにも厄介な弓使いや戦士が出てくるので油断できない。WAVE3の弓使いにはミシマのスキルを、WAVE5の戦士と弓使いには年代記の力を使って倒すようにしている。

 

最終WAVEのボスも異様に硬いが、クズノハのバフ→ツルの超必殺→ツルの超必殺→ソーニャの超必殺と撃てば倒せる(逆に言えば、そこまでしないと倒せないぐらい硬い)。そのため最終WAVEまでいければほぼ安心だが、ここまででマナが足りていないと地獄を見る。ツルの吸魂は所詮運であり、悪いほうに傾くこともあるので、なるべく最悪の事態を想定しスキルを撃ちすぎないよう立ち回ったほうがよい。

 

 

 

 

■5-3

 

 

前代未聞のLv.110という難易度だが、体感的な負担度としては九領パを使ったときの5-2と同じぐらい。精霊島は5-2を安定してクリアすることができるので、やはり高難度における安定感は精霊島が一枚上とみることができる。ただ、失敗してしまうと5-1からやり直しになってしまうのが辛い。試行回数が少ないぶん立ち回りを確立させづらく、緊張による操作ミスもある。

 

 

他の所属に比べれば事故しづらい森パだが、それでもうっかりミスしてしまうことはある。失敗の原因で一番多いのは敵の弓使いにエレミアが射抜かれてしまうパターン。こうなると回復できず火力も足りなくなり、実質「詰み」に近い状態になる。置き物であるエレミアはアタッカーのビエンタに比べ影が薄くなりがちだが、うっかり倒されないよう敵の後衛に注意し、その射線上にユニカやバリエナがいるかどうか、いなければ即ラインを移動して逃げる必要がある。

 

あとは多少難易度が上がっているだけで、いつもの森パ同様の戦法が通用する。戦士はビエンタで処理し、騎士はユニカバリエナで殴りつつビエンタが支援。きつくなったらスキルを使う。

 

スキルは、なるべくユニカではなくビエンタで撃つとよい。その理由はボスWAVEまでにビエンタの超必殺ゲージを溜めておきたいから。3WAVEのモアネットは時間が経つと強力な必殺技を撃ってくるし、5WAVEのコモディアによるトランプ投げは運が悪いと集中攻撃でエレミアが倒されてしまうので、なるべく手早く倒したい。ビエンタの超必殺ゲージが溜まっていれば、スキルの威力が上がりバフもより強力になる。ただし、ビエンタのスキルはユニカのエフォルスラッシュに比べると出が遅いので、予め敵が出るタイミングを把握し先読み気味に撃つ必要がある。

 

このクエストを通して気付いたのはユニカの反射アビリティの偉大さ。ここでも敵の弓使いは厄介だが、ユニカなら立っているだけで敵を処理できる。これまではスペック的に劣化カインのような印象が強かったのだが、高難易度クエストではこの反射アビリティが強烈な個性として輝き、決してカインの下位互換などではないことに気が付く。

 

 

 

 

■まとめ(というか雑談)

 

それにしてもこのゲーム本当に面白いなと改めて思った。いくつかソシャゲはやっているが、数時間かけて攻略にのめり込めるようなゲームは他にない。もちろん他のソシャゲも長時間遊ぶことはできるが、大抵の場合それは「作業」(もっと言えば、暇つぶし)であって、「攻略」ではない。

 

大抵のソシャゲはガチャを引き、強い武器を装備すればほとんどの局面は乗り切れる。金をかけ、時間をかけさえすれば誰がやっても同じようにクリアできる作りなっている。しかしチェンクロはかけた金額や時間ではなく、プレイヤースキルがものを言う

 

まあソシャゲはボタン1つで操作できて時間をかければ確実に強くなっていくほうがいい、という人も多いと思うので合う合わないはあると思うのだが、チェンクロは他のソシャゲに比べプレイヤースキルの介入する割合が圧倒的に高く、ある意味「ゲーマー向けのソシャゲ」と言える。そういう意味では、自分がこのゲームにハマったのは自然な流れかもしれない。

 

ゲームオーバーになった原因が単なる「数値不足」ならガチャを引けばいいし、あるいは強い武器を作ればいい。しかし「プレイヤーのスキル不足」なら自分の腕を磨くしかない。非常にストイックなゲームだが、だからこそクリアしたときの達成感は大きい。最後にセリーヌを倒し、弓使いを倒したときは思わずガッツポーズしてしまった。

 

 

 

(一覧に戻る)