Life is Strange感想 4日目「暗室」 | 司法書士のゲームブログ

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  • 4日目にしてとうとうビクトリアと和解。これまでビクトリアの好感度を下げるような選択は極力避けてきたので、その甲斐があった。台詞の途中で「あの時(1日目)も、あなたは私のことを笑わなかった」と言っていたので、1日目のビクトリアをからかう or なぐさめるの選択がここで効いてきているのだろう。1日目でビクトリアのことを馬鹿にすると、ここで警告しても聞き届けてもらえないのかもしれない。「ビクトリアを慰めた」を選択した人の割合(66%)と、「ビクトリアが警告を聞き入れた」ルートに進めた人の割合(65%)がほぼ一致していることも、それを裏付けている。

 

  • 今までなんとなく1ページ目が重要な選択で、2ページ目がさほど重要でない選択なのかと思っていたが、ひょっとすると1ページ目は「ストーリー上避けられない(必須の)選択」という分け方なのかもしれない。そっちのほうが分類としては漠然としていなくて、分かりやすい。ただ、ネイサンの暗証番号を見つけた or 見つけられなかったという分岐はネイサンの携帯を調べる場面で必須イベントになっているにも拘わらず、2ページ目に分類されている。やっぱり謎

 

  • クロエの頼みを引き受ける or 断るという分岐と、ネイサンを殴るウォーレンを止める or 止めないという分岐はいずれも重要な選択だが、分岐率はほぼ五分五分。確かにここの選択は非常に悩ましい。見方によってはどちらを選んでも正解と解釈できるし、後の展開を見ても両者は甲乙つけがたい。

 

  • クロエの頼みを引き受ける or 断るという分岐、現実では何とも遭遇したくないシチュエーションだが、今回は前者を選択した。どうせゲームだし、この後元の世界に戻ることは分かっていたし、何より引き受けたときのクロエの幸福そうな表情を見てしまうと断ることができない。ちなみに断ると、案の定というか思った通りクロエが機嫌を損ねる。前からそうだったが、クロエって自分が信頼する人物から意に沿わない選択をされることに対して相当な抵抗感を持った人物だと思う。

 

  • ウォーレンを止める or 止めないという分岐は後者を選択。そのままバーサーカーモードに突入する。これが本当に容赦なくて、あの朗らかで温厚な、この作品唯一の良心であるウォーレンとは到底思えない。そのフルボッコぶりは傍で見ていたマックスがちょっと引くレベル。正直こんなウォーレンはあまり見たくなかったので止めたほうがいいのかなとも思ったのだが、そのままでもさほどマックスとの関係が悪化しているようには見えないこと、中途半端だとネイサンからの復讐が怖いこと、ウォーレンを止めるとネイサンが銃を持ったままになって危ないことなどの理由から、止めないルートを選択した。

 

  • ビーチでフランクから顧客リストを入手する場面はやたらと選択肢が多い。しかもほとんどのルートではフランクが死ぬか、足に大怪我を負うかしてしまう。これでは後味が悪すぎる(特に死ぬルート)ので、できればちゃんと和解して顧客リストを手に入れたい。ケンカはしない→お願い……→犬は大好きだよ→レイチェルがあげた写真、の順で選択すればフランクと和解できる。基本的に相手を挑発せずご機嫌を取ればOK。最初の「銃を捨てて」「言葉に気を付けて」「とにかく慎重に」はどれを選んでも和解には影響ない気がする。

 

 

  • デイビッドがジョイスと離婚してしまったのは痛恨のミス。マックスじゃないが、そんなつもりはなかった。多分、3日目にクロエに味方してしまったのが良くなかったんだろう。3日目まで進めるとデイビッドもそんなに悪い人物ではないというのがよく分かる。安全を優先するあまり行き過ぎることもあるが、根は誠実で少し不器用なだけ。せっかく彼の魅力が分かってきたのに、ジョイスとの仲を引き裂く結果になってしまったのは残念。というか3日目のifルートの時点で、バスを運転するデイビッドの哀愁漂う背中を見るのが辛かった。しかも彼は、家を出るときでさえクロエのことを気に掛けていた。いい奴だ。