どこまでもそば粉に対してどん欲です(笑) | 都城市霧島神宮近くのそば屋『がまこう庵』そばっこのブログ

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がまこう庵という蕎麦屋でそばを打ってます
自分たちが考える食へ思いを勝手に伝えるブログにしたいです。
がまこう庵のそばは100%都城産。石臼挽きの自家製粉。
そばの加工品も作ってます。

いつもそばっこブログを見て頂きありがとうございます。
『そばっこ』こと
がまこう庵2代目蒲生純と申します。

 

 

石臼で挽かれたそば粉は

砕かれ方や網目の違うフルイの組み合わせによって

いろんなそば粉になっていきます。

 

粉になっていく順番によって

一番粉(内層粉)

二番粉(中層粉)

三番粉(表層粉)

四番粉(末粉)

と呼ばれます。

 

詳しくは

以前そば粉について書いたブログです。


石臼挽きの自家製粉をしているがまこう庵です。

http://ameblo.jp/gamakouan/entry-12199103986.html

石臼挽きとロール挽きの違い。

http://ameblo.jp/gamakouan/entry-12208521884.html

一番粉~四番粉までについて

http://ameblo.jp/gamakouan/entry-12208165256.html

 

今回そのそば粉ごとにそばを打って

そばの打ち方

そばの味、色、香りの違いを

勝手に

完全に自己満足です(笑)

検証してみました

実験ですね。

ワクワク。

 

一番最初にでてくる

一番粉(内層粉)
色は真っ白ででんぷん質が主。

味はというと独特の甘みがあるがそばの香りは感じられない。

打ち方はかなり難易度高い。

たんぱく質がほとんど含まれていないので

非常につながりにくい。

今回はお湯打ちをしました。

ここでよく間違えられるのが

一番粉と更科粉(白く透明なそばになります)一緒だと思われますが

厳密には違います。

挽き方やふるいの網目などで一番粉よりも

更にでんぷん質の高い白い粉になります。

高い製粉技術と手間がかかるので希少なそば粉なのです。

 

がまこう庵では打ち粉になります。

 


つづいて

二番粉(中層粉)

一番粉の次にでてくるそば粉

色は淡い緑がかかった色

香りもすばらしい。食感もよく。

たんぱく質も含まれるので割と打ちやすい。



三番粉(表層粉)

二番粉についで出てくるそば粉

 

写真では二番粉との差が分かりにくいですが(笑)

 

現実には色も濃くなった

香りも一層強くなりました。

食感は甘皮や殻の部分が入るのでやや落ちる。

でもそばの栄養素は多く含まれる。

二番粉よりもつながりがよく打ちやすい粉です。

 

そしていつも使っている生そばの粉は

二番粉と三番粉をブレンドしたものになります。


四番粉(末粉)

甘皮と殻の部分が主です。

黒っぽいです。

ごめんなさい。この粉だけで打つ自信がありません

なので今回は三番粉と半々でブレンドして打ちました。

香り、栄養素は高いですが

繊維質が強くのど越しは悪い

食感のそばです。

打ち方も非常に打ちにくいです。

 

がまこう庵では田舎そば粉、そばがき用そば粉、そばの加工品へ回します。


順番に並べてみました(笑)

もう一つ

ついでに(笑)

並べてみました↓

IMG_20161102_032038865.jpg

 

日頃しないことをやってみました。

実験は好きです。

なので楽しかったのは事実です(笑)

そば打ち場に一人こもって休日を過ごす。

仕事と遊びの境目が分からない(笑)

 

最終的に今回何が言いたかったかというと

写真の技術と光と加減は非常に難しいということです

そこ!?・・・・(笑)

 

 

 

 

 

 

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がまこう庵からのお知らせ。
誠に勝手ながら
12月2日(金曜日)は
社員研修の為お休みさせてもらいます。
宜しくお願いします。

がまこう庵

宮崎県都城市吉之元町5186   

TEL/FAX 0986-33-1226

庵主(二代目)  蒲生 純

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