ATB平の小鳥たち | 鳥さんのご機嫌撮り

鳥さんのご機嫌撮り

東海地方で登山をしながら鳥見をしています。
時には遠征で長野も。
カメラが趣味で野鳥や景色、花の撮影もしています。

この3連休で唯一用事がない本日、県境にあるATB平に1年ぶりに行ってきました。
息子は野球の練習なので、ヨメと娘を赤目四十八滝へハイキングに誘いましたが、家でのんびりしたいとの申し出。。。
 
仕方ないので行先を変更し、思いっきり鳥見をすることにしました。
 
AM6:40、ATB平に到着。
ここは気軽に散策できる自然公園になっています。
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どこにどんな野鳥がいるかが一目でわかり、しかもその場所にいる可能性が比較的高い。
看板右下の注意事項が気になりますが、まぁいつも出ないのでそれ程気にはしていません。。。
ラジオを付けると書いてありますが、ラジオを付けると熊が近づいてくることに気づかず、かえって危険という説もありますのでご注意を。。。
 
最初に出迎えてくれたのはこの子。
ヒガラかなぁとぼっ~と眺めていたら何か雰囲気が違う。。。
とりあえず撮ってみると。。。
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なんと初見のコガラです。前から見たかったんですが、なかなか出会えませんでした。
 
なんとも癒される風貌ですね!
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カラ類はみんなおしゃれですね、黒ネクタイのシジュウカラに黒いヨダレ掛け(おしゃれとは違いますね)のヒガラ。この子は黒いベレー帽にあごひげを生やしています。
 
コガラを撮っていると、山の方からコマドリの鳴き声。でもここは去年も一昨年も鳴き声だけで姿は見えません。
いることは確かなんですけどね。。。
 
散策路に入ると山の香りが全身を包み込み、心も身体も洗われるような感覚に浸ることができます。
深呼吸をしていると。。。
なにやら聞き覚えのある鳴き声。。。
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頭上にキレイなキビタキが登場、こちらを意識しながら私の周りをぐるぐる回っていました。
 
次に聴こえてきたのはまたまたコマドリ、一体どこにいるのか、近いような遠いような。。。
どうしても見つけることができません。。。
 
コルリゾーンに到着すると、なにやら美しい鳴き声が。。。
コルリかな!?
スマホに入っている小鳥の鳴き声を再生して確認してみると。。。
 
ん??これはコルリじゃなくてクロツグミ。キレイな鳴き声はしていますが、姿は見えません。。。
 
去年はこの場所でコルリを発見、撮っても撮っても枝被りでピンが合わずガッカリした記憶が蘇ります。
 
しばらく歩き回ってコルリとクロツグミを探しましたが、結局見つけられず。
諦めてミソサザイゾーンへ。
 
こちらはすぐに発見!
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色を塗り替えればコマドリに見えないこともないですね。
 
警戒心が薄いのか、目の前で鳴いてくれます。
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舌まで見えますね。
この場所がお気に入りなのか、かなり長い時間、私の目の前で耳鳴りがするほど大声で囀っています。
 
いい加減疲れたのか、最後の方はかなり苦しそうです(笑)
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目をつぶって半分やけくそで囀ってます。
「こんなに呼んでも♀はこないのかぁ!!」とでも言っているのでしょうか(笑)
 
結局、コマドリ、クロツグミの鳴き声は聴こえたものの、最後まで姿を見せることはありませんでした。
 
この場所は、野鳥目的でなくてもオゾン浴には持ってこいの場所です。
森の木々は、何だか神秘的な雰囲気を醸し出しています。
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散策中、老夫婦が地面にうずくまっていたので、お腹でも痛くなったのかと心配して近づいて行くと。。。
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うずくまってこの花の写真を撮っていました。
珍しい花とのことで、「バイカ○○」と言ってました。
しばらくは名前を憶えていたんですが、家に着いたら忘れてました。
バイカは梅の花と書くとかなんとか言ってました。
 
植物は、ミズバショウ、ザゼンソウ、ミズゴケ等それなりに珍しい植物があり、植物目当てで来る方もみえます。
 
散策も終わり、何だか不完全燃焼でしたので、ここから約1時間の場所にあるコマドリの餌付け場所に行ってみることにしました。
 
最初に結論を申しますと、ここでもコマドリを見ることができず。
ここ数日、コマドリは声すら聴こえないそうです。
 
以下はコマドリを待ってる間に撮った写真です。
いつもキレイなオオルリ。
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カメラマンがたくさんみえたので、あまり近くで撮ることができず、お粗末様です。
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篭脱けのソウシチョウ
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ぴょんぴょん元気に飛び回っていました。
 
最後はここでもミソサザイ。
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たくさんの野鳥に会えましたが、目的のコマドリに会えず残念です。
またリベンジします。