ウィルヘルム ケンプ : ベートーヴェン ピアノソナタ第32番 2楽章 アリエッタ変奏!

東大法学部名誉教授 丸山眞男氏 を始めとし、”ベートーヴェン”命と感じている熱心なファンは、我が国でも数百万人、世界に目を向ければ、数億人レヴェルでしょう。

 

いま最もベートーヴェンを愛した、誰もが認める巨匠ウイルヘルムケンプが、奇しくもベートーヴェン最後のピアノソナタ32番、それも最終楽章のアリエッタヴァリエーションを演奏しています。

 

もう何も言うことがないくらいです。最後まで成長をやめなかった楽聖ベートーヴェン。特に最晩年のイ短調の弦楽四重奏曲、そしてこの最後の32番のピアノソナタなど、本当は恐れ多くて云々は言えないほどなのです。

 

        ウィルヘルム ケンプ

私は、ケンプの演奏から確実にベートーヴェンの音楽に対する心意気を吸収しましたね。

そして、5分10秒時点、小野道風の観察の下、何度も垂れ下がった柳の枝に向かって飛びあがるシーンには思わず私の頬から、笑みがこぼれてしまった次第です。

 

グレングールドの弾く、ピアノソナタ32番の2楽章もご覧になる方は、上の動画の音を消した後、下記の写真の入った部分をクリックしてください。