こんちは、ギター講師の中川です。
さて、11月のレッスンで印象に残ったレクチャー内容を箇条書きにしてみたいと思います。
生徒様はフィードバックにご参考して頂ければと思います。
①カナリオス G・サンス
フレーズ毎の終部にA音 → 印象深く強調
これを、フレーズのつなぎ目の参考にする。
4分の3拍子のゆったりとしたテンポで、リズムを刻みながら確認。
意外と難しい曲なので、1曲まるまる弾くのではなく、フレーズを区切って練習するとどうでしょう?
②黄昏
イントロの展開部分 → 繰り返しが4回。
弾く場所をブリッジ寄り→フレット寄りに少しずつ変えて
音の強弱をつける。
同形反復のフレーズは音質か音量を変えるほうが面白い。
③舟歌 N・コスト
どの指を残しながら次の音を弾くか?
それが、滑らかな演奏のコツ。
意識しながら4分の3拍子でゆったりとしたリズムでエレガントさを表現したい。
④アコースティック全般
・初心者の方
コードを覚えたら、次はコードチェンジが難所。
ポイントは右手と左手の動きを、最初の内は同時に
行わないこと。
コードチェンジが難しいばあい、右手は弾かずに
左手のチェンジだけ反復練習を行う。
・経験者の方
ストロークの使い分けができてないケースが多い。
→高音弦のみ、低音弦のみを弾くこと。
Eコード系は低音弦がメイン
Aコード系は高音弦がメインにしてみるとグッド。
また、カッティング、ハンマリング、スラー等を使い
表現の幅を変えてみる。
⑥アルハンブラの思い出
トレモロ奏法はpamiのみに意識が行きがち
→ pima ,pmaiなど、様々なパターンを取り入れて、「粒を揃える」ことに注目。
トレモロのスピードはどのくらいまで上げると曲に聞こえますか?
→具体的にはメトロノームで120の速さです。
まずはトレモロの「粒を揃える」 そして、「強弱をつける」のステップで見て頂くとOK
⑦星に願いを ギターソロ
主旋律と低音を色分けしてみましょう。
楽譜をパッと見た時に、立体的に曲が分かるようにすること。
よくあるのが、弾こうと思っている弦と実際に鳴らしてる弦が違うケース。
→ 右手のエクササイズを準備運動で軽くやってから曲にチャレンジすると良いですよ!
う~ん、こうして書いてみると僕自身も勉強になります。
以前、ミゲルトラパガ氏のマスタークラスを聴講させて頂いた時、「練習すること」と「考えること」を両立しなくてはダメですよ。とアドバイスされていたのを思い出しました。
もし、上達に行き詰ったら、練習項目やレッスン内容を文章にしてみてはいかがでしょうか?オススメです。