Good morning. Art life
ギャラリーのトビラを開ける。いい作品に出会う。「欲しい!」と思う。リビングルームに持って帰って飾りたい。でっかい壁があったらなー。でも、欲しいと思った現代アートのほとんどは記憶の部屋にたてかけて。作品を観覧し、作家さんと話し、またまたいい作品に、持って帰りたいと思う作品に、出来るだけたくさん出会いたいなーとギャラリーをめぐる。→ギャラリーモーニングのホームページ

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さかいはるか個展 「同じ夢を見ている」SAKAI Haruka 4月1日(火)ー12日(土)

まさにサクラ満開への岡崎です。
ギャラリーモーニングから展覧会のご案内です。


さかいはるか個展 「同じ夢を見ている」
2025年4月1日(火) ー 12日(土) 12時-18時(月曜日休廊)
https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2025/03/sakai-haruka-2025-41-12-12-18.html

「同じ夢を見ている」 
太陽は「誕生・光」を。木は「存在・生命力」を。木の実は「命・赤ん坊」を。雲は「変容・不確かさ」を。石は「人生・経験」を。骨は「死・渇き」を。余白は「相手・鏡」を。鳥は「自由・予言」を表している。
あの日の夢について、今もずっと考えている。
寒空の下、ぼーっと、オレンジの光を眺めていた。光は揺れていて、たまにパチパチと音を立てる。それを、ただひたすら眺めている。ひとりぼっちだけど、なぜか怖くない。さみしさもない。それどころか、少しだけ気分は高揚している。
あの日から10年が経った。「私も同じ場所で、その光を見たことがある。」という人に出会った。私は、ひとりだったけれど、ひとりじゃなかったのかも知れない。
誰かと絵を見ることは、誰かと一緒に夢を見ることに似ている。
言葉にできない感覚の質感を誰かと味わうこと、触れること。
それは、会っていなくても、触っていなくても、できる。
時が違っても、場所が違っても。今もきっと、どこかの誰かと同じ夢を見ている。
                               さかい はるか

1990年 大阪生まれ
2013年 京都市立芸術大学 美術科 油画専攻 卒業
2015年 京都市立芸術大学大学院 美術研究科 油画専攻 修了

主な個展
2023年 さかい はるか 個展「すぐそばにある、ささやかな」(ギャラリーモーニング)
2022年 さかい はるか 個展「いびつでやさしい3」(ギャラリーモーニング)
2021年 さかい はるか 個展「いびつでやさしい2」(ギャラリーモーニング)
2020年 さかい はるか 個展「いびつでやさしい」(ギャラリーモーニング)
    さかい はるか ドローイング展 (さらさ花遊小路)
2018年 さかい はるか 個展「正気の花」(ギャラリーモーニング)
2017年 さかい はるか 個展「余白の人たち」(ギャラリーモーニング)
2016年 酒井 遥 個展「吊革の森」(ギャラリーモーニング)
2014年 酒井 遥のかしましドローイング展(京都市立芸術大学小ギャラリー)
              酒井 遥 個展「ハレ」(ギャラリーモーニング)
2012年 酒井 遥 個展 (ギャラリーi)
              酒井 遥 個展「Oval」(京都市立芸術大学小ギャラリー)



身近なできごと、もの、記憶、夢の断片のように優しく淡く、時には怖さもないまぜに描かかれる。
大学修了時からの変化がみられる、さかいはるか作品集(Favorite Art View Book vol.14)を刊行し、平野成悟氏(キューレター)にテキストを寄稿いただきました。合わせてご高覧ください。/ギャラリーモーニング

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マツモトヨーコ40周年+ 展覧会 2025 3/18(火)-30(日)

マツモトヨーコ40周年+ アート・マルシェ MATSUMOTO Yoko 2025 3/18(火)-30(日) 
https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2025/02/40-matsumoto-yoko-31830.html

40th + Anniversary Art Marche の +とは?
「画業〇〇年」という時、画業のスタートをいつととらえるかですが、学生時代のグループ展などもありますが、やはり初個展こそ出発点かなと思うと、京都のRギャラリーでの個展が1983年なので、そこから数えると今年ですでに42年。
以前、当ギャラリーモーニングで30周年展をやらせていただいたので、本来ですと、40周年展をやりたかったのですが、ハッと気づくとオーバーランしておりました。
というわけで、40th +となりました。
私自身は40余年前とあまり変わらぬ気持ちで制作をしていますが、社会情勢はすごいスピードで刻々と変化しつつあります。でもだからこそ、そんな激しい流れに足をすくわれることのないよう、自分の足元をしっかり見つめつつ、表現し続けたいと思っています。

マツモトヨーコ



略歴 
1958 大阪府生まれ
1982 京都市立芸術大学美術学部卒業
1984 京都市立芸術大学大学院版画専攻修了

個展
1983  Rギャラリー(京都)
1985, 87,88  ギャラリー白(大阪)
1986, 89, 90, 93  ギャラリーview(大阪)
1993, 95, 98, 00 ,02, 03  スペースYUI(東京)
1995, 98, 00, 02, 05, 07, 09, 11, 14, 16, 18, 20, 22, 24   阪急百貨店美術画廊(大阪)
1998, 19, 21 マニフェストギャラリー(大阪)
1999  ふじ丸ギャラリー(商船三井客船ふじ丸内)
          ギャラリーTAF(京都)
2006  The14th,Moon 大阪)
2007, 10  ギャラリー夢松洞(鎌倉)
2008, 10  大丸神戸店アートギャラリー(神戸)  
2010, 12, 14,17, 19, 20, 21, 23  ギャラリーモーニング(京都)
2010  三越札幌店美術画廊(札幌)
2011, 17  ギャラリーAPA(名古屋)など
2013, 15, 16, 18, 21, 23  新居ギャラリー東京(東京)
2018, 22, 24  K.Itoya B1F(東京)
2020  アールグロリューTOKYO/GINZA SIX(東京)
2023  マージナルギャラリー(鹿児島)

イラストレーション
 書籍の装画
  「巨泉」(大橋巨泉 講談社)「2/2」(中島みゆき 幻冬舎)
  「駿台荘物語」(大石静 文春文庫)「もどりの春」(阿久悠 中央公論新社)
  「女の残り時間」(亀山早苗 中央公論新社)
  「もしも、あと少し幸せになれるとしたら」(桂望実 朝日新聞出版)
  「コーヒーが冷めないうちに」, 「この嘘がばれないうちに」, 「思い出が消えない
  うちに」., 「さよならも言えないうちに」(川口俊和  サンマーク出版)など多数。  
カレンダー
  松下電器産業, 京都銀行, ソーマ化粧品, 大同生命, 114銀行, KBS京都ラジオ 
  カネカ, 持田製薬, NISSHIN oillio, Panasonic refor, 第一紙行, コーセー、ホテル  グランヴィア京都, UFJ銀行, TOTOリモデルクラブ, 尾西信用金庫, 東洋紡
 その他 新聞、雑誌、企業のPR誌、ポスター等のイラストレーションをてがける。

書籍
  「天国の日々ーThe days in Bali」(光琳社刊)
  「マツモトヨーコの脱日常紀行」 (飛鳥新社刊)
  「偏愛京都」(小学館刊)  
  
Yoko Matsumoto 40th Anniversary + Art Marché MATSUMOTO Yoko 2025 3/18 (Tue)-30 (Sun) 
https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2025/02/40-matsumoto-yoko-31830.html

What is the “+” in “40th + Anniversary Art Marche”?
When we say “100 years in the art business,” when do we consider the start of her career as a painter?
I had held the 30th anniversary exhibition at Gallery Morning before, and I had originally wanted to hold the 40th anniversary exhibition, but I suddenly realized that I had overran it.
So, we are now celebrating our 40th anniversary.
I myself feel the same way as I did more than 40 years ago, but the social situation is changing at a tremendous speed. But that is why I would like to continue to express myself while keeping my eyes firmly on my own feet, so that I will not be swept away by such violent currents.

Yoko Matsumoto



Biography 
1958 Born in Osaka
1982 Graduated from Kyoto City University of Arts, Faculty of Fine Arts
1984 M.F.A. in Printmaking, Kyoto City University of Arts

Solo Exhibitions
1983 R Gallery, Kyoto
1985, 87, 88 Gallery Shiro (Osaka)
1986, 89, 90, 93 Gallery view, Osaka
1993, 95, 98, 00 ,02, 03 Space YUI, Tokyo
1995, 98, 00, 02, 05, 07, 09, 11, 14, 16, 18, 20, 22, 24 Hankyu Department Store Art Gallery (Osaka)
1998, 19, 21 Manifest Gallery, Osaka
1999 Fuji Maru Gallery, Fuji Maru, MOL passenger ship
          Gallery TAF, Kyoto, Japan
2006 The14th,Moon (Osaka)
2007, 10 Gallery Yumesho-do (Kamakura)
2008, 10 Daimaru Kobe Art Gallery, Kobe, Japan  
2010, 12, 14,17, 19, 20, 21, 23 Gallery Morning (Kyoto)
2010 Mitsukoshi Sapporo Art Gallery, Sapporo
2011, 17 Gallery APA, Nagoya, etc.
2013, 15, 16, 18, 21, 23 Nii Gallery Tokyo (Tokyo)
2018, 22, 24 K.Itoya B1F, Tokyo
2020 Art Glory TOKYO/GINZA SIX, Tokyo
2023 Marginal Gallery, Kagoshima, Japan

Illustration
 Book illustrations
  Kyoizumi” (Ohashi Kyoizumi Kodansha) ‘2/2’ (Nakajima Miyuki Gentosha)
  Sundaiso Monogatari” (Shizuka Oishi, Bunshun Bunko), ‘Modori no Haru’ (Yu Aku, Chuokoron Shinsha)
  Onna no Remaining Time (Sanae Kameyama, Chuokoron Shinsha)
  If I could be happy for a little while longer” (Nozomi Katsura, Asahi Shinbun Publishing)
  Before the Coffee Gets Cold”, ‘Before This Lie is Discovered’, ‘Before the Memories Disappear’.
  Before the coffee gets cold, Before this lie is discovered, Before the memories disappear. Before the coffee gets cold”, ‘Before this lie is discovered’, ‘Before the memories disappear’, ‘Before I can't even say goodbye’ (Kawaguchi Toshikazu, Sanmark Publishing), and many others.  
Calendar
  Matsushita Electric Industrial, Kyoto Bank, Soma Cosmetics, Daido Life Insurance, 114 Bank, KBS Kyoto Radio 
  Kaneka, Mochida Pharmaceutical, NISSHIN oillio, Panasonic refor, Daiichi Shigyo, Kose, Hotel Granvia Kyoto

Translated with DeepL.com (free version)

小田 英之 個展 2025年3月4日(火)ー16日(日)

ようやく早咲きの梅が満開の京都岡崎です。

小田 英之 個展 2025年3月4日(火)ー16日(日)12時ー18時(月曜日休廊)
https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2025/02/oda-hideyuki-works-2014-2025-34-16.html

 

何らかのイメージによる絵画のデジタル展開を試みたいくつかの作品を展示します。タブローを経て3DCGアニメーションやスチルメーション(動画的絵画)への展開、AIによる生成画像に基づくイメージを作成したものです。 私は支持体や描画材の質感、マチエールなどの絵画特有の要素よりも描かれるイメージ(表象)が重要であって、デジタルでの制作は相性が良いようです。「星鬼之火あるいは深宇宙マップ」はデタラメな下絵からデジタル絵画を作成し、部分的に生成AI画像を組み合わせて描き加えた作品です。それはマックス・エルンストが用いたシュルレアリスム的な手法に少し似ているようです。学生のころの作品と似ていて、一周回って私が描きたかったものがようやく形になってきたのかもしれません。小田 英之 小田英之 ODA Hideyuki 経歴 1956 京都生まれ  2001 「キャラミクス・ドットコム」3D@キャラミクス・ドットコム / 東京都写真美術館(東京) 
    原子爆弾の作り方は遺伝子情報に含まれているか? / ギャラリーAD&A(大阪) 2002-03 映像体験ミュージアム-イマジネーションの未来へ / 東京都写真美術館(東京) 
    倉敷市立美術館(倉敷)/福井県美術館(福井)/ せんだいメディアテーク(仙台)
    茨城県つくば美術館(つくば)/ 福岡市博物館(福岡) 2008 色-響きと調べ / 京都市美術館(京都) 2011 小田英之+「明日見る夢」 / ギャラリーモーニング(京都)     赤松正行+Karl Bartos +小田英之+”Sync for Japan” / PARIS MIKI/四条烏丸店(京都) 2012 小田英之+「アイマイナコクハクと赤いまる」 / ギャラリーモーニング(京都) 2014 Art Seed AKITA アートおおまち / 星辻神社(秋田)     文化庁メディア芸術祭秋田展 DIG∞AKITA / アトリオン美術展示ホール(仙北/秋田) 2016 今ある世界×未だ来ない世界 “About the nightmare I may see tomorrow.” 
    秋田県立美術館県民ギャラリー(秋田) 2017 ARワンダーランド「心おどる!  かざす未来のアート」 / テレピアホール(名古屋) 2018 ARワンダーランド「動き出す美術館」 / せんだいメディアテーク(仙台)     あきたの美術2018 / アトリオン美術展示ホール(秋田)     ニュー・ウェイブ 現代美術の80年代 / 国立国際美術館(大阪) ・・


湖面を埋め尽くす妖怪(魑魅魍魎の世界)を描いています。
iPadで描いた絵を元にタブロー(アクリル絵画)展開した作品、3DCGアニメーションや生成AIを使った作品を展示しています。 現在、滋賀県、北比良にて制作。
80年代初頭より絵画、スチルメーション(動画的絵画)、CGアニメーション(動く絵画)を手がけ、秋田公立美術大学退職後、はじめての関西での個展です。
ギャラリーモーニングでは2011(小田英之+)、2012年以来の個展。/gallery morning

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The early plum blossoms are finally in full bloom in Okazaki, Kyoto.

Hideyuki Oda Solo Exhibition March 4 (Tue) - 16 (Sun), 2025, 12:00 - 18:00 (closed on Mondays)
https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2025/02/oda-hideyuki-works-2014-2025-34-16.html

Oda will exhibit several works in which he attempts to digitally develop paintings based on some kind of image. I have created images based on AI-generated images, which have been developed from tableaus into 3DCG animations and stillmations (moving image paintings). The image (representation) depicted is more important to me than the support, the texture of the drawing material, the matiere, or other elements specific to painting, and digital production seems to be a good match for my work. Hoshi Oni no Hi or Deep Space Map” is a work created digitally from a bullshit rough sketch, and partially combined with generated AI images. It seems a bit like the surrealist technique used by Max Ernst. It is similar to the work I did when I was a student, and perhaps, coming full circle, what I wanted to paint has finally taken shape. ODA Hideyuki ODA Hideyuki ODA Hideyuki Biography1956 Born in Kyoto, Japan 2001 “CharaMix.com” 3D@CharaMix.com / Tokyo Metropolitan Museum of Photography, Tokyo 
    2001 “Is the way to make an atomic bomb included in the genetic information? / Gallery AD&A, Osaka, Japan 2002-03 Museum of Moving Image Experience - Toward the Future of Imagination / Tokyo Metropolitan Museum of Photography, Tokyo, Japan 
    Kurashiki City Museum of Art, Kurashiki, Japan / Fukui Prefectural Museum of Art, Fukui, Japan / Sendai Mediatheque, Sendai, Japan
    2008 Colors: Echoes and Investigations / Kyoto Municipal Museum of Art, Kyoto 2011 Hideyuki Oda + “Dreams for Tomorrow” / Gallery Morning, Kyoto Masayuki Akamatsu + Karl Bartos + Hideyuki Oda + “Sync for Japan” / PARIS MEDIATHEQUE, PARIS, Japan for Japan” / PARIS MIKI, Shijo-Karasuma, Kyoto, Japan 2012 Hideyuki Oda + ‘Aimainakokuhaku to Akaimaru’ / Gallery Morning, Kyoto, Japan 2014 Art Seed AKITA Art Omachi / Hoshitsuji Shrine, Akita, Japan AKITA / Atrion Art Exhibition Hall, Senboku/Akita, Japan 2016 “About the nightmare I may see tomorrow.” 
    Akita Prefectural Gallery, Akita Prefectural Museum of Art, Akita, Japan 2017 AR Wonderland “Mind Dancing!  Art of the Future” / Telepia Hall, Nagoya, Japan 2018 AR Wonderland ‘Art Museum in Motion’ / Sendai Mediatheque, Sendai, Japan Akita Art 2018 / Atrion Art Exhibition Hall, Akita, Japan New Wave: Contemporary Art in the 80s / The National Museum of Art, Osaka, Japan
...

I draw monsters (evil spirits of rivers and mountains) that fill the surface of a lake.
The exhibition includes tableaux (acrylic paintings) based on drawings made on an iPad, 3DCG animations, and works using generative AI. Currently working in Kitahira, Shiga Prefecture.
Since the early 80's, he has been involved in painting, stillmation (moving pictures), and CG animation (moving pictures).
This is his first solo exhibition at Gallery Morning since 2011 (Hideyuki Oda +) and 2012. /gallery morning

Translated with DeepL.com (free version)

中迫梨恵個展「からだは水のようになめらかに」

梅が咲き、春にむかう陽射しに包まれている京都岡崎です。

中迫梨恵個展「からだは水のようになめらかに」
NAKASAKO Rie Exhibition
2025年2月25日(火)-3月2日(日)12時-18時
https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2025/02/nakasako-rie-2025-22532.html

 



ひとりでいるとき、意識は外の世界から徐々に自身の内側に向かい始める。
そのとき意識は記憶の中にある見たもの、読んだもの、食べたものから触れたものへと脈略もなく移ろう。
このように意識が自身の内側で浮遊するとき、身体も外の世界で生きるためのものとは別の色や形に変容している気がする。
意識が重さを持たないように、身体も重さを持たなくなる。
意識が一箇所に留まることを知らないように、身体に現れる色と形は常に揺れ動くものとして存在する。そして、ふと他者の視線や気配によって意識が外の世界に戻るとき、身体は重さを再び取り戻し、意識も外側へと連行される。その意識がふわふわと自身の内側で浮遊する束の間の身体感覚を絵画とセラミックを用いて表現する。 /中迫梨恵

NAKASAKO Rie 略歴
2021年 京都市立芸術大学美術学部 油画 卒業
2023年 京都市立芸術大学美術科研究科修士課程 修了

受賞歴
2020年度 京都市立芸術大学作品展 市長賞
2022年度 京都市立芸術大学作品展 奨励賞

主な展示
2022年 YOD galleyグループ展 「it’s gonna be awesome!」
2023年 galley ami-Kanoko2人展 「インターナルエアー」
2024年 galley ami-kanoko 個展「そのk、発音するの忘れてる」
2025年 beak 585 galley グループ展「STILL」



中性的な、と表現したい独特の色づかい、たおやかで溶け込むように描かれたものたち、やわらかな輪郭により曖昧になる境界線。ペインティングのほか、自ら『触角ドローイング』と呼ぶセラミック作品、絵具が乾くまでの時間で導かれるように即興的に描くドローイングなど計31点。京都では初個展。/gallery morning

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久保遥 個展「ガラス越し」 2025年2月11日(祝・火)-16日(日)

北山連山は白く。たまに雪舞う京都岡崎です。
2025年「ニューフェイス展」第二弾のお知らせです。

久保遥 個展「ガラス越し」
2025年2月11日(祝・火)-16日(日)12時-18時
https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2024/12/kubo-haruka-2025211-16.html


ガラスを通すと歪んでぼやけて見える。
いびつで透明な像から距離と時間が生まれる。
今回の作品たちは、このことをテーマにしている。
変哲もないガラスビン、部屋に置いた人形、
パッチワークのようなトタン、手作りの輪投げ台。
どれも何気ないもので、普段は素通りされがちなものばかり。
だからこそ、その子たちを切り取って集めた。
わたしは行きつ戻りつ、集めたものを組んだり重ねたりした。
忘れないように、なのかもしれない。久保 遥

久保 遥 KUBO Haruka 略歴
1998年生まれ 神戸市在住
2018 京都精華大学 芸術学部造形学科 入学
2022 京都精華大学 芸術科芸術専攻日本画領域 入学  
2024 京都精華大学 芸術科芸術専攻日本画領域 修了

個展
2023 個展 「IN/OUT」 ギャラリーkara-s

その他の展覧会など
2020 第20回 福知山市佐藤太清賞公募美術展
   第5回 京都学生アートオークション
2021 第21回 福知山市佐藤太清賞公募美術展
2024 第26回 雪梁舎フィレンツェ賞展 入選


大切にしているビスク・ドールを人形遊びをするように動かしながら絵に。岩絵具やガーゼの質感も利用しながら、ひとつの画面に表現されるズレ、重なり。
また、身近にあるガラス瓶と戯れるように見え隠れする姿を描いた作品は、眠っているあいだの出来事のような時間が流れています。大学修了後、初個展。/gallery morning




 

高砂海斗展 TAKASAGO Kaito「いまの話をして」 2025年2月4日(火)ー9日(日)

蝋梅の香りが漂いはじめた京都岡崎界隈です。芸術系大学の卒業制作展の季節がやって来ました。

高砂海斗 個展「いまの話をして」
2025年2月4日(火)ー9日(日)12時 - 18時

https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2024/12/takasago-kaito-202524-9.html

近所を散歩すると、ふとした瞬間に小さな発見がある。
私だけが気づいたような、わざわざ人に話すほどのことではないくらい小さなことだと思う。
それでも私は、その小さな発見を大切にしたいと、絵にする。
身近にある景色をすみずみまで見つめることで、大人になって忘れていたことを思い出したような気がしたから。
だから、常に「いまの話」をしたい。
絵にして終わるのではなく、向き合い続け、また明日へとつなげるために。
目の前の「いま」を大切に拾い上げていく。/高砂海斗 

TAKASAGO Kaito 略歴
2002年 香川県生まれ
2021年 嵯峨美術大学 芸術学部造形学科 入学
2025年 嵯峨美術大学 芸術学部造形学科在籍

2024年
・二人展「あしひきの」 haco -art brewing gallery- /東京
・グループ展「ポストkawaii:ポップの季節」 SUNABAギャラリー / 大阪
・高砂海斗 個展「みちくさ」同時代ギャラリー / 京都
・第11回未来展 -日動画廊 美術大学学生支援プログラム- 日動画廊 /東京
・グループ展「ポストkawaii 2024」 SUNABAギャラリー / 大阪

2023年
・グループ展「SAGADASH 2023」 同時代ギャラリー / 京都
・企画展「one room’23」嵯峨美術大学クラブ棟 / 京都


心情を投影された風景は、色を変え形を変え絵画として再現されます。どちらかといえば不安げに見える表情は作家の「いま」を語るようです。/gallery morning


※2/6(木)-9(日)
嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学 第53回「制作展」(京都市京セラ美術館10-18時)
にも大作を展示しています。合わせてご高覧いただければ幸いです。

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松尾勇祐個展「Female.」 '25年1月21日(火)-2月2日(日)12時〜18時

春のような大寒を迎えています。京都岡崎。
ギャラリーモーニングより木彫展のお知らせです。

松尾勇祐個展「Female.」
2025年1月21日(火)ー2月2日(日)12時〜18時(月曜日休廊)


今回は自分とは異性である女性に絞ってみました。
人として同じようで、異別の存在。
どこかわからない部分が、リアリティから離れて幻想的になるかもしれないと思って創っていました。/松尾勇祐

MATSUO Yusuke 略歴
1979 大阪市生まれ
2002 宝塚造形芸術大学 造形美術学部彫刻 卒業

個展 
2008 高島屋大阪店アートサロン
2011 高島屋大阪店ギャラリーNEXT
2014 高島屋大阪店ギャラリーNEXT 
2015 「箱庭ラプソディ」ギャラリーモーニング
2015 「街は現想」高島屋大阪店ギャラリーNEXT
2016 「街色ララバイ」ギャラリーモーニング
2017 「不定形な者たちのブルース」ギャラリーモーニング
2023 「少年」ギャラリーモーニング

その他
2002~ 国展ほか、大阪,東京、京都などでグループ展等多数
2010年 京都祇園祭綾傘鉾 鶏像制作設置
2015 琳派400年記念「新鋭選抜展」-琳派FOREVER- 京都文化博物館
2014 2017 京展
2019「FACEIII」(ギャラリーモーニング)
2022「演画・中の島ブルースII」(ギャラリーモーニング)

受賞
関西国展関西国画賞(2003)、関西国展新人賞(2004)、豊中市展市長賞(2005)、
国展新人賞(2008)、京展市長賞(2014)、全関西展第三席(2014)
第八回高円宮殿下記念根付コンペティション優秀賞(2016)

自身と同じ男性を彫ると内省的に重く苦しみを感じさせる作品になると以前聞いたことがあります。異なる性である女性像に対した今回「内面=隠す」がテーマとのこと。表情からは「強さ」を感じます。案内状作品「飾る月」は2017年個展時に未完成形を展示した作品です。
/gallery morning

※センシティブな作品もありますので、撮影は一部禁止しています。また未完の作品に関してはデッサンも撮影禁止です。お尋ねください。

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2024 Favorite Art view 12月17日(火)-21日(日)

2024年もおしつまりました。
近所の紅葉・黄葉、未だすぎ行く秋を思わせる京都岡崎です。
年末年始の展覧会のお知らせです。

 



Favorite Art view 2024-2025 
https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2024/11/gallery-morning-kyoto-favorite-art-view.html
2024年12月17日(火)-21日(日)12時-18時(月曜日休廊)
冬季休廊
2025年1月11日(土)- 18(土)

今日はじまったフェイバリットアートビュウ、2024年後半に開催した展覧会から一部の再展示と+αを展示しています。
一度ご覧になった方も、行けなかった、見逃したと言う方も新しい並びの展示をぜひご覧いただきたく、よろしくお願いします。

上村 亮太 UEMURA Lyota 海老 優子 EBI Yuko 河嶋 菜々 KAWASHIMA Nana 倉本 隆之 KURAMOTO Takayuki 栗田 咲子 KURITA Sakiko 柴垣 美恵 SHIBAGAKI Mie 中道 由貴子 NAKAMICHI Yukiko 廣田 美乃 HIROTA Yoshino 福村 真美 FUKUMURA Mami 本田 このみ HONDA Konomi 望月 恵 MOCHIZUKI Megumi 吉田 友幸 YOSHIDA Tomoyuki 他
 

2025年は
1/21(火)- 2/2(日) 松尾勇祐木彫展
2/4(火)- 9(日)高砂海斗 個展
2/11(火)- 16(日)久保遥個展
2/25(火)- 3/2(日)中迫梨恵個展
3/4(火)- 16(日)小田英之個展
3/18(火)- 30(日)マツモトヨーコ個展・40周年マルシェ

4/15- 5/11に開催されるPAT in Kyoto(京都版画トリエンナーレ/京都市京セラ美術館)
に伴い「版画旅行20」を開催予定、
5月には80‘- 90’年代大阪アメリカ村で、現在に活躍する多くの作家を紹介してきた
ギャラリーviewの資料及びギャラリーviewオーナー尼子コレクションを展示する予定です。

今年も一年間ご高覧いただきありがとうございました。
年末年始の最新情報は、Facebook PAGE から
https://www.facebook.com/profile.php?id=100045449418939
来年もひきつづき、よろしくお願いいたします。

 

京都岡崎 福村真美個展「私の周りの小さな世界」 2024年12月6日(金)ー15日(日)

12月になっても紅葉の余韻が楽しめる京都岡崎です。
展覧会のご案内

福村真美個展「私の周りの小さな世界」
2024年12月6日(金)ー15日(日)12時〜18時(月曜日休廊)

https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2024/11/fukumura-mami-exhibition-2024-126-15.html
去年、何年かぶりに個展をひらくことができました。久々の再出発にあたり、新しい挑戦をいくつかしました。それは、自分の身の周りの人々を描くこと、特に子供を描くことです。
友人を描くことは何度かありましたが、我が子を描いて絵にするということはありませんでした。何度かこっそりと挑戦はしていましたが、「絵日記みたいだな、なんだかな...」と、思って、その作品が完成することはありませんでした。
けれど、私が見る日々の風景の中に点景のように、子ども達や、友人や人々が現れます。
それを絵から遠ざけることが、不自然なように思えたのです。
去年、その封印をといてから、絵を描くことが少し楽になりました。葉の揺れる中に、水面に映る中に、自在にこども達や、その場にいる人たちがいること、そして、それを描くことはとても心地よいことでした  /福村真美  


福村 真美  FUKUMURA mami
https://www.instagram.com/fukumura_mami/?igsh=djQxNDRibXppaTBw

1982  滋賀県大津市生まれ
2006  京都市立芸術大学院美術研究科絵画専攻
    油画修了

個展
2007  「vacation」 ギャラリー唐橋(滋賀)
2008  前田珈琲(京都)
          「map#1」 立体ギャラリー射手座(京都)
2009  滋賀県立水環境科学館(滋賀)
2009  画廊 編(大阪) ’09 ‘10
2010  ギャラリーモーニング(京都) 
   2011,12,14,16,17,
   2023, おきらくトリップ
2019  個展 タテベコーヒーロータース(滋賀)
2020  個展 わたむきホール虹(滋賀)

グループ展
2004  主と客 (同時代ギャラリー・京都)
2005  FRAME (ギャラリーCASO・大阪)
2006  ビエンナーレうしく (茨城県・牛久)
    P&E (アートコート・大阪) 
2007  おでかけ美術 (駅ビル・岐阜)
2008  信楽ACT (民家・滋賀) ’09 ‘12
2009  しがの風展 (大津市歴史博物館・滋賀)’10-‘14,‘16-’20, ‘22 ‘23
2010  「家・IE」展 (ギャラリーモーニング・京都) ,「うつろう」4人展 (ギャラリー唐橋・滋賀)’12
    「Present Spirit 2010ただひとつだけの」 (ギャラリーモーニング・京都)
2014  CONSTELLATION 2014 (上野の森美術館・東京),  Pray展 (ギャラリーモーニング・京都)
2016  ビエンナーレうしく特別回顧展 (シャトーカミヤ・茨城)
2023  わたむきホール虹文化美術鑑賞ギャラリー30周年企画展 (わたむきホール虹・滋賀)

受賞
2006  第21回ホルベイン スカラシップ 奨学生,  ビエンナーレうしく大賞受賞 
2010  第61回大津市美術展覧会 特選 滋賀県教育委員会教育長賞受賞
2011  湖国を描く展覧会 京都新聞社賞受賞
2013  湖国を描く展覧会 NHK大津放送局長賞受賞
2014  京展 芝田記念賞受賞
2015  第69回滋賀県美術展覧会 特選 滋賀県教育委員会教育長賞受賞
2016  平成27年度平和堂財団芸術奨励賞受賞
2019  第73回滋賀県美術展覧会 〈佳作〉



身近な人物や場所や、興味を惹かれた古い写真に遺された場面などを描いた絵画です。作家によって絵になった瞬間は現実でも写真でもない魅力にあふれて、この世界の幸福感があります。昨年の6年ぶりの個展につづき大学修了以降、こちらでは8回目の個展。
前回につづき、絵付け(成形は居藤薫氏)をした器にも愛着のあるときがとどまっています。
/ギャラリーモーニング

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次回の展覧会
Favorite Art view 2024 (2024年の展覧会から)
2024 12/17(火)-22(日)
https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2024/11/gallery-morning-kyoto-favorite-art-view.html


年末年始の休廊
12/23ー1/10

 

廣田美乃個展「ENTRANCE」2024年11月19日(火)ー12月1日(日)

 

カエデの先 アカがイイカンジになってきた京都岡崎界隈です。

廣田美乃個展「ENTRANCE」HIROTA Yoshino Exhibition
2024年11月19日(火)ー12月1日(日)12時-18時(月曜日休廊)
https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2024/10/hirota-yoshino-2024-1119121.html

そこを潜(くぐ)るまでは、この先をまだ知らない。廣田美乃

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一貫して描かれる無表情な人物は心の中を代弁する自画像のようでもあり、見覚えのある誰かのよう。今個展タイトルは「ENTRANCE」。『入ってみなければその先に起こることはわからないけれど「入りたい、くぐりたい」という意志を持っている人物像』(廣田)が描かれる。
奥の一角は作品が生まれる場所(出口・入口)であるアトリエから私物を持ち込んで展示。制作の合間や日々のちょっとした時に描きためているドローイングは作品への助走でありそれ自体も魅力的です。
今展にあたり遊免寛子氏(兵庫県立美術館)にご寄稿いただきました。合わせてご高覧ください。
/ギャラリーモーニング

HIROTA Yoshino
1987 京都市生まれ
2011 京都市立芸術大学美術学部美術科油画専攻卒業

個展
2010~2023(毎年) 廣田美乃展(gallery morning kyoto)
2012   ヒロタノ個展(レティシア書房)
2019   廣田美乃展 アトリエ個展シリーズVOL.2(西脇市岡之山美術館アトリエ)
2020   廣田美乃展 ”人と色”(hitotoiro)
2022   廣田美乃 絵画展 -特別のすこし手前-(阪急うめだ本店7階美術画廊)
    廣田美乃 絵画展-ここまでの途中-(仙台三越本館7階アートギャラリー)
    廣田美乃 絵画展-ここからのつづき-(伊勢丹新宿本店6階アートエディション)
           
入選・受賞・その他
2012~2019年5月「浪花女を読み直す」(石野伸子/産經新聞連載)挿画
ワンダーシード2012(トーキョーワンダーサイト渋谷)入選
2013 京都美術ビエンナーレ(京都府京都文化博物館)産経新聞社賞 
2013 京展(京都市美術館)市長賞 
2017 Kyoto Art for Tomorrow-京都府新鋭選抜展2017(京都府京都文化博物館)
挿画 2012年12月~2019年5月 「浪花女を読み直す」(石野伸子著/産經新聞夕刊連載)
画像提供  2023 幻灯劇場 「DADA」 メインビジュアル
         安住の地一人芝居「声」メインビジュアル

グループ展
2009 四条ストリートギャラリー
2010 Present spirit2010 ただひとつだけの(gallery morning kyoto)
2011 Present spirit2011 ただひとつだけの(gallery morning kyoto)
2012 ワンダーシード2012 (トーキョーワンダーサイト渋谷)
2013 2013京都美術ビエンナーレ(産経新聞社賞 京都府京都文化博物館)
2013 2013京展(市長賞 京都市美術館)
    Pray(gallery morning kyoto)
2014 Favorite Art view2014(gallery morning kyoto)
2015 若き表現者のためのコレクション展vol.3(ギャラリー菊)
    2015京展(京都市美術館)
   GIAF2015(Gyeongnam International Art Fair)(チャングン/韓国)
   FACE-面2015 (gallery morning kyoto)
2016 版画旅行9 (gallery morning kyoto)   
    BOOK ART展(山崎書店ギャラリー)
2017 Kyoto Art for Tomorrow-京都府新鋭選抜展2017(京都府京都文化博物館)
   「植木鉢のある風景」(gallery morning kyoto)
   美術館リ・ボーンに向けて『市展・京展80年記念展』2016京展(京都市美術館)
    おんなのこ博覧会(薔薇画廊)
    WAC+展(ギャラリー菊)
2018 FACE 2-面 (gallery morning kyoto)
2019   FACE 3-面 (gallery morning kyoto) 「町へ」版画6人展(マチマチ書店/京都)
2021 手のひらに絵を3人展(hitotoiro/京都)   
2022 版画旅行17 (gallery morning kyoto)
    手のひらに絵を3人展 vol.2(hitotoiro/京都)

 

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