Good morning. Art life -5ページ目

さかいはるか個展 「すぐそばにある、ささやかな」2023年1月20日(金)- 29日(日)

さかいはるか個展 「すぐそばにある、ささやかな」

2023年1月20日(金)- 29日(日)12時〜18時(月曜日休廊)

https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2022/12/sakai-haruka-120-292023-120-29.html

 

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こころに風を通す。体にみずをやる。光をあてる。

わたしたちに必要なもの。

落ち葉を踏み歩く。ざくざくと音と感触を楽しむ。

地面のみみずを見つけて、ゆっくりと動きを見送る。

「しってる?  みみずって「大地の腸」って言われていてね、

人間が土を耕すずっと前から、みみずが地球の土をつくってたんだって」

「へえ。みみずってすごいな。」

 

あっという間に日が暮れて夜になる。あたたかい毛布に包まれて眠る。

不思議な夢を見て、朝起きたら泣いていた。

誰かに伝えなきゃ、何かに残さなきゃ、それくらい深くて不思議で切ないそんな夢だったのに。

昼になる頃には、そのことさえ忘れてしまっている。

日常で触れた、あらゆる感覚の残像や塵みたいなものが、

少しずつイメージの部屋に降り積もっている。それを少しずつ描き出している。/さかいはるか

 

 

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1990年 大阪生まれ

2013年 京都市立芸術大学 美術科 油画専攻 卒業

2015年 京都市立芸術大学大学院 美術研究科 油画専攻 修了

 

[ 主な個展 ]

2022年 さかい はるか 個展「いびつでやさしいⅢ」(ギャラリーモーニング)

2021年 さかい はるか 個展「いびつでやさしいⅡ」(ギャラリーモーニング)

2020年 さかい はるか 個展「いびつでやさしい」(ギャラリーモーニング)

    さかい はるか ドローイング展 (さらさ花遊小路)

2018年 さかい はるか 個展「正気の花」(ギャラリーモーニング)

2017年 さかい はるか 個展「余白の人たち」(ギャラリーモーニング)

2016年 酒井 遥 個展「吊革の森」(ギャラリーモーニング)

2014年 酒井 遥のかしましドローイング展(京都市立芸術大学小ギャラリー)

       酒井 遥 個展「ハレ」(ギャラリーモーニング)

2012年 酒井 遥 個展 (ギャラリーi)

               酒井 遥 個展「Oval」 (京都市立芸術大学小ギャラリー)

 

 

日常の会話や夢のなかで浮かんでは消えてしまうあれこれを描きとめる、作家自身にしか解読できないような絵日記のよう。和紙の繊維に色をからませて独特のやわらかさ、透明感、ふわふわと単純なかたちを生む表現にひかれます。/ギャラリーモーニング

gallerymorningkyoto おめでとうございます。

未在 有光 未来 2023

 

まだまだ

 

ある

 

みらいの

 

ひかり

 

Mizai Arimitsu Mirai

山部泰司展 YAMABE Yasushi Exhibition 12月13日(火)ー25日(日)

雨が上がり、散り紅葉が美しい、京都岡崎。
ギャラリーモーニング、展覧会のご案内です。


山部泰司個展「山水と絵画のかさなりとつらなり」
YAMABE Yasushi Exhibition "SANSUI"
Sansui and Painting works Overlying layers and continuous waves
2022年12月13日(火)ー25日(日)12時〜18時(月曜日休廊)

https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2022/11/yamabe-yasushi-sansui-1213-25.html

私は作品をつくるとき、ほぼ、下絵はつくりません。キャンバスの上に直接、線の集積でイメージを探ります。描くときには漠然とした、あるいは明確なイメージが五感を伴って存在しますが、それらの感覚は描くことで変化します。描いた線やかたちが違うなと感じると乳白色の絵の具でかたちを覆って隠して描き直します。何度も描き重ねながら構図が大きく変わってしまうこともあります。そして、私の山水はキャンバスの空間と時間の中で生まれます。
ゆえに、一枚の絵画の中には、無数のドローイングが織り込まれています。
近年、コロナ感染症流行以前には、蘆山、黄山などに旅して取材しましたが、感染症防止の移動制限の状況下では、国内の自然に接することが多くなってきました。iPhoneに「滝」と声をかけ、表示された滝に行き、そこでまた次の「滝」を検索することをやってみました。無名の滝がヒットすることがあれば、有名な滝がでてきたりと、主観を排する楽しさがありました。
今回のタイトルの「かさなり」は、絵の具の層の前後の重なりと画面の上に遠景を置く上下の重なりの二つの意味が込められています。
また、「つらなり」は山の稜線のような横への連続性が心地よいリズム感を生み出し、場所の移動をも一本の線のように表すことで、世界の分断を接続するメタファーもあります。
本来、相容れない価値観から一つの風景、山水が成立する、見る人の想像力に助けられて山水に見えるようなあやういバランスの作品を展示します。/山部泰司

YAMABE Yasushi
1958 岡山県生まれ
1981 京都市立芸術大学美術学部美術科卒業
1983 京都市立芸術大学大学院美術研究科修了

1981 年からギャラリー白/大阪、ギャラリーすずき/京都、ギャラリーココ/ 京都、ギャラリー16/京都、ギャラリーQ/東京、村松画廊/東京、LADS GALLERY/大阪、ギャラリーあしやシューレ/兵庫などで個展、グループ展多数。

ほかに2008 「山部泰司展 ~変容する絵画~ 奈義町現代美術館/ 岡山
2016「山部泰司展 ~ここから始まる風景画~」奈義町現代美術館/ 岡山
2018「ニュー・ウェイブ 現代美術の80年代」国立国際美術館/大阪
「アートの今・岡山展 2018 Call&Response 呼応」、 岡山天神プラザ、高梁市歴史博物館、華鴒大塚美術館、~     2019巡回/岡山、
2019「美作三湯芸術温度 山部泰司展 八景山水」湯原温泉八景/岡山
2019「生きてゐる山水 廬山をのぞむ古今のまなざし」岡山県立美術館/岡山
2020「三密回避展・休廊中」ギャラリーパリ/横浜、「ドローイングの可能性」東京都現代美術館/東京    
       「Remort lands」Zuleika Gallery (ウッドストック・イギリス)
2022「関西の80年代」(兵庫県立美術館)
    「山部泰司展 光る風景、動く山水 真庭編」真庭市立蒜山ミュージアム(岡山)
        「山部泰司 青波緑風山水図展」岡アートギャラリー/岡山
        「美作三湯芸術温度」湯原温泉八景/岡山 など

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無数の線描からなる青い世界。風が吹き、水が流れ、何者かの羽音、息遣いまで聞こえてくるようです。
岡山、兵庫での複数の展示など多忙の一年を締めくくる個展。
30点あまりの作品のほか、小さな紙に描いたドローイング、蒜山ミュージアムでの個展カタログなど展示しています。
ギャラリーモーニングでは2020年12月以来2年ぶりです。/gallery morning

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田村洋子(たむらひろこ)木版画展 2022. 12. 2 (金)- 11(日)

冷え込みました。紅葉の絨毯、京都岡崎。

ギャラリーモーニング、展覧会のご案内です。

 

田村洋子(たむらひろこ)木版画展  

2022. 12. 2 (金)- 11(日)月休み

 

https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2022/11/tamura-hiroko-woodcut-exhibition.html

 

"わたしの庭"

朝起きて庭に出る。陽なたに出て伸びをする。

腕を伸ばしたままぐるりとあたりを見渡す。

いつもはいない鳩が花壇にいたりして朝の挨拶を交わす。

静かな庭に小さな変化を発見したくて、

しゃがんでみたり、見上げてみたりする。

花の香りに気づいたり、小さな蕾や実を見つけたり、

枯れてしまったと思っていた枝から新しい芽が出ているのを見つけては

心を弾ませている。

この実はどこまで大きくなるのか…

この花が開いたら、あの花瓶に飾って…

ここには新しく実のなる木を植えたい…

現実と想像の庭を行き来しながら、その世界を留めたくて

今日も版木を彫り、和紙の上に私の庭を創造する。/田村洋子

 

TAMURA Hiroko  略歴

1985 奈良県生駒市生まれ、在住

2010 京都精華大学 芸術学部 メディア造形学科版画コース卒業

 

個展

2011、12、13、14、15、16、18、20、21年  ギャラリーモーニング/京都

2017 「Food」(美容室 Bouclettes/大阪)

 

その他

2010  関西七芸術大学版画ポートフォリオ展(石田大成社ホール/京都)

2011  第一回国際木版画会議「対話と表現」(京都国際交流会館/京都)

2013~ イレブンガールズアートコレクション(大阪・東京・広島・埼玉など)

2014  新鋭木版画作家展Ⅱ(養清堂画廊/東京)

2015 、16 、17 、18 新鋭木版画作家展(ギャラリー恵風/京都)

2015  新鋭木版画作家展Ⅲ、V(2018)(養清堂画廊/東京)

2017 「わが心のふるさと」展(阪神梅田本店/大阪)

2018 「昼と夜の間」( 伊東屋 銀座本店 / 東京)、「夕紅の四色葉」 4人展(京都大丸 / 京都)

2019 「珠玉の風景四人展」(阪神梅田本店/大阪)、「 to a turn 」( 伊東屋 銀座本店 / 東京)

    黒崎彰名誉教授と有志展(京都精華大学)、 OSAKA ART FES 2019(阪神百貨店梅田本店 / 大阪)

2020 「 gently peek... 」( 伊東屋 銀座本店 / 東京)

2021 木版画で彩る日本の四季展(丸善日本橋店 / 東京)、「emit」合同展示(京都精華大学 kara-S / 京都)

    イレブンガールズアートコレクション(ヒルトピアアートスクエア / 東京)

2022 「演画・中の島ブルース 2」(ギャラリーモーニング/京都)ほか「版画旅行」(ギャラリーモーニング)など 

 

入選

2012、13、14 京展入選 (京都市美術館)

2014、15  川上澄生木版画大賞(鹿沼市立川上澄生美術館/栃木)入選

 

作品提供など

・2018年1月号~2019年12月号 華道一派、未生流の月刊誌〈未生〉の表紙デザインを担当

・2018年4月~21年3月「朝だ!生です旅サラダ」(朝日放送テレビ)のスタジオセットに作品画像を提供

 

みずから育てている野菜や植物から発想、創造される生き物たちの世界。ここ数年は版のパーツを自由に組み合わせた1/1タイプや、ベースをひと刷りし、そこから広がるイメージでドローイングしたもの、版画パーツをコラージュした作品など、木版画の可能性を楽しんでいる様子がうかがえます。/gallery morning

 

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河崎ひろみ展 KAWASAKI Hiromi 11月22日(火)〜27日(日)

河崎ひろみ展 KAWASAKI Hiromi 「あらゆるものと 小さなひとつのために」

2022年11月22日(火)〜27日(日)12時〜18時https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2022/10/kawasaki-hiromi-20221122-27.html

 

新しいキャンバスに向かって描き出すのは緊張するが、またワクワクもする。最近は、描き方を変えてみたり、あまり使わなくなった色を使ってみたりしている。

もっとも最終的には画面の背後に隠れてしまうことも多いのだが、私にとって大切な作業である。

 

KAWASAKI Hiromi  略歴

1960 和歌山県生まれ

1984 京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻版画修了

 

個展

1984 Rギャラリー(京都)

1985 ギャラリーすずき(京都)

1986 ギャラリー白(大阪)/88’89’90’91’93’94’95’96’

1987 信濃橋画廊エプロン(大阪)

1989 ギャラリーココ(京都)

1991 ギャラリーOH(一宮)

1992 ギャラリー16(京都)/'94

1993 ギャラリーMOCA(名古屋)/'94

1997 ギャラリーGORO(大阪)

2000 伽藍洞ギャラリー(名古屋)

2003 ギャラリーけやき(兵庫)/’08 ’11

2005 ギャラリー恵風(京都)/'07 ’10 ’13

2009 ギャラリーモーニング(京都)/以降 ’11 ’14 ’15 ’16 ’17 ’19 '20 '21

 

グループ展

1983年ULTRA VIEW(ギャラリーVIEW・大阪)、1987年YES ART DELUXE(佐賀町エキジビットスペース・東京)、1989年 いま絵画は-OSAKA’89(大阪府立現代美術センター・大阪)、1995年 アートヘルメット展(ギャラリー16・京都)、1996年 画廊の視点’96(大阪府立現代美術センター・大阪)、 2003年「たがやすように」(和歌山県立近代美術館・和歌山)2004年 CAP ART Fair 2004(CAP HOUSE・神戸) 絵画を見る2004/3(ギャラリー白3・大阪)、2010年ペインタリネス(ギャラリー白・大阪)2013年「日本の絵画五十年」(和歌山県立近代美術館)など多数

 

「あらゆるものと小さなひとつのために」をタイトルにした油彩作品(キャンバス/紙)、木パネルを使ったミクストメディア作品、「seed」をタイトルにした版画作品。

ひかりあふれる画面のなか、どの作品にも共通する遊ぶようにいきいきと描かれた線は銅版画出身の作家ならではの力強さを感じます。 /gallery morning

成山亜衣展 NARIYAMA Ai 2022年11月8日(火) 〜20日(日)

今夕は、月食と天王星食。いいお天気が続く、立冬の京都です。

ギャラリーモーニング、展覧会のご案内です。

 

成山亜衣展 NARIYAMA Ai Exhibition 

2022年11月8日(火) 〜20日(日) 12時〜18時(月曜日休廊)

https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2022/10/nariyama-ai-exhibition2022118-20.html

 

 

記憶の像を画面に現したらどんなものか…

自身の記憶の像というのは、全体をざっくり捉えられてはいるが、ランダムに存在する曖昧なピントとピンボケにより成立しており、不安定な状態だ。

記憶そのものに実体がないが故、浮遊感もある。そこに加えて、自身の体験ではない画像が大量に目に入ってくるので、色々な記憶が重なり合って混沌としている。

見つめようとしても見つめきれないその対象が、疑って見つめる画面作りのモチーフに適しており、画面に現れてくるものと実体のない自身の記憶と比較しながら制作している。 成山亜衣

 

NARIYAMA Ai  略歴

1983 大阪生まれ

2007 京都嵯峨芸術大学造形学科版画分野 卒業

2009 京都市立芸術大学大学院版画専攻 修了  大阪在住

 

個展

2010 Oギャラリーeyes (大阪) 2011~21(毎年)

2013 Oギャラリー (東京) ,18, 20,

2018 ギャラリーモーニング (京都), 19, 20, 21

 

グループ展

2005 第30回全国大学版画展(町田市立国際版画美術館・東京)

2006 第31回全国大学版画展(町田市立国際版画美術館・東京)

   Open Studio Program! 2006(京都嵯峨芸術大学・京都)

   thinking print vo.1(京都嵯峨芸術大学・京都)

2007 Porto di Stamp ( アートゾーン神楽岡・京都)

   Dreaming ( アートコンプレックス・センター・東京)

2008 thinking printo vo.3(京都嵯峨芸術大学・京都)

2009 トゥルービヨン 7(O ギャラリー eyes・大阪)

   AMUSU ART JAM 2009 in kyoto(京都文化博物館・京都)

   気持ちの奥にあるもの Present Spirit(ギャラリーモーニング・京都)

2010 未来は僕らの手の中(O ギャラリー eyes・大阪)

   トーキョーワンダーウォール 2010 ( 東京都現代美術館・東京)

2011 プレゼントスピリット(ギャラリーモーニング・京都)

2012 トーキョーワンダーウォール 2012 ( 東京都現代美術館・東京)

   The13th Annivarsary Pre Exhibition(O ギャラリー eyes・大阪)

2015 FACE(ギャラリーモーニング・京都)

   演画・中の島ブルース(ギャラリーモーニング・京都)

2016 nigmatic behavior ーなんで年寄り って真夏に熱いお茶を好んで飲むの(O ギャラリー eyes・大阪)

   植木鉢のある風景 (ギャラリーモーニング・京都)

2017 トゥールビヨン 0 (O ギャラリー eyes・大阪)

2018 シェル美術賞2017(新国立美術館・東京)

2019 FACE 損保ジャパン日本興亜美術賞(損保ジャパン日本興亜美術館・東京)

2020   シェル美術賞アーティストセレクション(SAS)2020(新国立美術館・東京)

2022   演画・中之島ブルース2 (ギャラリーモーニング・京都)

2022.11   未景-御寺・ART・かたらい(御寺泉涌寺・京都)

 

参考文献

出原 均 :「成山亜衣」Oギャラリーeyes 2010 個展リーフレット(テキスト)

中井康之 :「シェル美術賞アーティスト・セレクション2020」シェル美術賞展2020 カタログ(推薦コメント)

中井康之 :「成山亜衣の作品から。」ギャラリーモーニング2021個展リーフレット(テキスト)

 

複数の画像を重ね、断片的には見えるけどはっきりとはわからない画面をつくる。記憶の曖昧さをあらわしつつ、具象と抽象の間で心地よい余白と絵の具の動きに翻弄される。/gallery morning

 

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倉本隆之 個展"Requiem in Kyoto" 2022年11月1日(火)- 6日(日)

やわらかな雨が降る京都岡崎です。
展覧会のお知らせです。

倉本隆之 個展 KURAMOTO Takayuki "Requiem in Kyoto" ーレクイエムin京都ー 
2022年11月1日(火)- 6日(日)

https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2022/10/2022111-6-kuramoto-takayuki-requiem-in.html

個展の副題は「レクイエムin 京都」です。
大きな時代の変化の中で、時に立ち止まり~過去についての思いを巡らす大切さを感じました。
今回の作品群の大半は先人への想いや出来事に対し尊崇の念や鎮魂の気持ちを表現したいと願い、円描画で表してみました。
そのチャレンジの痕跡を是非ご覧頂ければ幸いです。
 


制作について
1990年代より本格的な作家活動に入りテーマを 円 (丸、円、球、点)として作品を制作してきました。初期は抽象的作風でしたが年月を経て徐々に具象的傾向を強めています。世界で唯一の「円描画」の作家として今後も、その可能性を追求し続けて行きたいと考えています。/倉本隆之


KURAMOTO Takayuki

1962 大分市生まれ
1991 福岡市  おいしギャラリー 
1993 福岡市  福岡市美術館 市民ギャラリー 
2000 東京銀座 モリスギャラリー(96、98年共に開催)
2001 福岡市  福岡市美術館 特B室 倉本隆之 展~ネオ・バロックの世界~
2004 東京銀座 exhibit LIVE  
2007 東京京橋 ギャラリー山口 倉本隆之展 ーTOKYO Vー
2008 福岡市  ギャラリーとわーる 
2012 京都   アートスペース虹 
2015 京都   アートスペース虹 倉本隆之展 ーメメント・モリー
2017 東京銀座 藍画廊 倉本隆之展 ~サンクチュアリ~
    京都   アートスペース虹 非在の庭 最終章
2020 東京銀座 藍画廊 倉本隆之展 ~レクイエム 鎮魂~


オリジナル技法「円描画」で描かれる極彩色の宇宙。まるで砂曼荼羅のような荘厳な画面に埋め込まれた達磨、菩薩、福助、鳳凰とともに、スカル(頭蓋骨)、臓器など生と死にまつわるものたち。それらを時間をかけて描くことそのものがレクイエム(安息・鎮魂)を願うようです。京都では2015年アートスペース虹での個展以来7年ぶりの展示です。/ギャラリーモーニング

上村亮太個展「木琴と編み物」UEMURA Lyota 2022 .10. 18(火)-30(日)

金木犀香る、京都岡崎。
展覧会のご案内です。

上村亮太個展「木琴と編み物」 UEMURA Lyota Exhibition
2022 .10. 18(火)-30(日)/12時〜18時(月曜日休廊)

https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2022/09/uemura-lyota-20221018-30.html


 僕には、どうしても苦手な事、というか、いくら練習しても出来ない事がありまして、それは、「木琴」と「編み物」なのです。
 木琴は、小学生の頃から、どんなに練習しても演奏することが出来なくて、もう見るだけで悲しい気持ちになってくるのです。ただ木片を叩くだけの事なのですが、なんか、どれを叩いたらいいのか分からなくなって、体の動きが止まってしまうのです。編み物もそうです。何度も教えてもらって練習したのですが、もうだめ。一目も編むことが出来ないのです。
 でも、いつかはできるようになりたいな、と思い続けていて、どうすればいいのか、ずっと考えていたのですが、たぶん、きっと、すごく、体や心が柔らかくなれば、出来るのではないかなあ、と思うのです。
 でも、体や心を柔らかくするのは、とても難しい。ついつい、力が入ってしまったり、ちゃんとやらなくては、と思ったり・・。
 これからは、なるべく、変な力が入らないようにしたいと思い、そういう思いをこめて今回の展覧会のタイトルにしました。力まないように、ほんとに普通の気持ちで、ゆったりと、いろいろなものを作っていけたらなあ、と思っています。/上村亮太


UEMURA Lyota

1959年生まれ、兵庫県在住
1987年 武蔵野美術大学油画科卒業

個展
1997 「風景の振幅」 gallery coco 京都
1999 「Moving Boat.」 gallery coco
2001 「流動の軌跡」展 O Gallery åeyes 大阪
   「個の仕事」展 信濃橋画廊 大阪
2006 ギャラリー島田 神戸
2009 「好きと言えばいいのに 」 ギャラリー島田 神戸
2010 「どうしてもなの」 ギャラリー島田 神戸
2010 「Small winter tour」 ギャラリーモーニング 京都
2011 「いまいるあたり」 ギャラリー島田 神戸 ~2019 「ビクニーズの時代」
2020 「アネモネ戦争出版記念展」 ギャラリー島田 神戸 
2021 「前庭ヴァカンス」 ギャラリー島田 神戸 
2022 「僕、ユニヴァース」 ギャラリー島田 神戸 

1997 「VOCA '97 」 展 上野の森美術館、 1999 「現代日本絵画の展望」展 東京ステーションギャラリー、
2000 「震災と美術」展 兵庫県立近代美術館、 2004 「六本木クロッシング」展 森美術館 東京などグループ展

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「三姉妹 流れている叔父」などシュールでちょっと笑える作品と、「僕の心臓」「2つの心臓」シリーズのように鼓動が感じられる抽象作品を中心に、新作約50点を展示しています。
ギャラリーモーニングでは12年ぶりの個展。絵画のほか版画、陶オブジェ、リコーダー部としての楽曲制作CDアルバム発表、2020年には絵本「アネモネ戦争」出版など表現の幅は広く、震災を経験した作家にとっては、生きることすべてが美術であることを体現しているように思えます。/ギャラリーモーニング

 

神谷利男 個展「地球をくらう?」2022年10月8日(土)-16日(日)

桜、桂、黄葉がはじまっている京都岡崎です。

展覧会のご案内。

 

神谷利男 個展「地球をくらう?」  

2022年10月8日(土)-16日(日)12時〜18時(月曜日休廊)

 

https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2022/09/eat-earth-you-are-where-you-live.html

 

絵を描き始めて3回目の個展となります

第一回目はギャラリーモーニングで開催した

You are what you ate.

汝は汝が食べたものそのものである

という西洋の諺をコンセプトに

人間の生とその生を支えている動物たちの命をテーマにしました

 

第二回目は大阪で開催した

You are what you buy.

汝は汝が買ったものそのものである

と第一回目を受けた展開となりました

いまも食品のパッケージデザインを生業にしているので

消費者が購入する生き物の姿=パッケージデザインと

食材(生き物)をテーマにしました

 

そして今回は

EAT EARTH?

You are where you live.

地球を食らう?展としました

 

奇跡の星といわれている宇宙の中の凄い星=地球に居る私たち

その地球のおかげで生きている私たちは

その地球を本当に大事にしているのだろうか?

食べ物を食べつつ地球上で戦争もしながら

その地球そのものを食いつぶしているのではないだろうか?

 

絵画を通じてそんなことを考える機会になればと思います  /神谷利男 Kammy by Kamitani Toshio

 

 

Kamitani Toshio

1964年京都生まれ 

京都市銅駝美術工芸高校図案科卒業

京都市立芸術大学美術学部デザイン学科ビジュアルデザイン専攻卒業 

デザイン会社に勤務の後、神谷利男デザインを設立

幼少の頃の「画家になる」という夢を50歳を過ぎて思い出し油絵を描きはじめる

 

個展

2009年 神谷利男西洋毛鉤萬年筆道楽個展(ハロー画廊・京都)

2012年 kammy万年室展(Gallery Miyagawa・京都 Art House・大阪 Pen & Message.・神戸)

2018年 個展DELICIOUSKETCHESデリシャスケッチ展(Manifesto Gallery・大阪)

2020年 神谷利男おひとりさま展 You are what you ate.  汝とは汝が食べた物そのものである(gallerymorningkyoto)

2021年 You are what you buy.汝とは汝が食べた物そのものである-2(ギャラリー白 kuro)

 

グループ展

1997年 第1回サカナヘンノヒトタチ展[企画・出品] ※毎年開催

2014年  第1回万年筆画展(奈良・京都等)[企画・出品] ※毎年開催 

2017年 KUJIRA展(大阪・小大丸画廊)※2020年まで

2018年 干支ART2018展(京都・ギャラリー柚YOU)[企画・出品] ※毎年開催

2019年 ねこアール展(京都・ギャラリー柚YOU)[企画・出品] 

2020年 コロナ展(ギャラリーwks.)企画展

ほか京都、大阪で多数

 

食品パッケージデザインの仕事をするなかで感じた食と人間の関係性をテーマに発表。

初個展では食べ物とその食材として消費される動物たちを融合した絵画でユーモラスななかに人間のエゴを感じさせた。

その後もスーパーに加工品として並ぶ美しくパッケージングされた食品と生きていた彼らを描いた作品などを発表。

シリーズ最後となりそうな今回は、普段口にしている食べ物のなかに青き地球を潜ませ、あたりまえのように無意識下にあるこの星の美しさとあやうさを思い出させる。

現在六甲ミーツアーツ2022にkammy+OK!で初入選した「六甲山の乳搾り」他が展示中。/ギャラリーモーニング

 

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廣田美乃展 "長い夜の音" HIROTA Yoshino 9月20日(火)-10月2日(日) 

台風一過、一挙に気温が下がりました。

京都岡崎、ギャラリーモーニング、展覧会のご案内です。

 

廣田美乃展

"長い夜の音" 9月20日(火)-10月2日(日) 12時〜18時(月曜日休廊)

※10/1(土)はニュイ・ブランシュ KYOTO 2022 パリ白夜祭の開催に伴い21:00までオープンします。

 

https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2022/09/hirota-yoshino-920-105-2022.html

 

秋は夏の終わりで、冬の始まり。

夜はI日の終わりで、夢の導入。/廣田美乃

 

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略歴

1987 京都市生まれ

2011 京都市立芸術大学美術学部美術科油画専攻卒業

 

個展

2010,11〜21 廣田美乃展(gallery morning kyoto)

2012  ヒロタノ個展(レティシア書房)

2019  廣田美乃展 アトリエ個展シリーズVOL.2 (西脇市岡之山美術館 アトリエ)

2020  人と色(hitotoiro/京都)

2022  廣田美乃 絵画展 -特別のすこし手前-(阪急うめだ本店7階美術画廊)

     廣田美乃 絵画展-ここまでの途中-(仙台三越本館7階アートギャラリー)

 

グループ展

2009 四条ストリートギャラリー

2010 Present spirit2010 ただひとつだけの

    (gallery morning kyoto)

2011 Present spirit2011 ただひとつだけの

    (gallery morning kyoto)

2013 Pray (gallery morning kyoto)

2014 Favorite Art (gallery morning kyoto)

2015 若き表現者のためのコレクション展vol.3(菊画廊)

    京展 (京都市美術館)

    GIAF2015(Gyeongnam International Art Fair)

    (チャングン / 韓国) 

       Face 面 2015 (gallery morning kyoto)

2016 版画旅行9 PRINT 9 (gallery morning kyoto)

    BOOK ART 展 (山崎書店ギャラリー)

2017 Kyoto Art for Tomorrow-京都府新鋭選抜展 2017

       (京都府京都文化博物館)

   植木鉢のある風景展 (gallery morning kyoto)

   美術館リ・ボーンに向けて「市展・京展80年記念展」

   2016 京展 (京都市美術館)

2018   FACE II , 19 FACE III(gallery morning kyoto)

   「町へ」版画6人展(マチマチ書店)

2021   手のひらに絵を3人展(hitotoiro/京都)   

2022   版画旅行17 (gallery morning kyoto)

    手のひらに絵を3人展 vol.2(hitotoiro/京都)

 

入選・受賞

2012 ワンダーシード2012入選/トーキョーワンダーサイト渋谷

2013 2013京都美術ビエンナーレ産経新聞社賞/京都府京都文化博物館

    2013京展 市長賞/京都市美術館

挿画  2012年12月~2019年5月「浪花女を読み直す」(石野伸子著/産經

    新聞・第2水曜日夕刊連載)

 

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『ひとが初めて描くのはだいたい人物や生き物で、自分はその延長線上にいる』(廣田美乃)と聞いたことがある。

ちょっと苦手な人との距離感が余白に表れているように思われ、ほぼ無表情のなかにかすかにのぞく感情は観る側に委ねられる。

モデルがいないことで逆にどこかの誰かに似た人物像となる。

今回は久しぶりの秋開催にあたり、長い夜をイメージした作品を中心に23点(うち油彩3点)、版画新作3点、小さな「舟を漕ぐ」ひと6点を展示しています。/ギャラリーモーニング

 

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