Good morning. Art life -4ページ目

泰地朋香 個展「daydream」2023年6月27日(火)- 7月2日(日)

泰地朋香 個展「daydream」TAIJI Tomoka Exhibition

2023年6月27日(火)- 7月2日(日)

 

 

https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2023/05/daydream-taiji-tomoka-2023627-72.html

 

 

大学を卒業してからというもの、毎日うまくいかない現実と、こうだったらいいのにという理想を行ったり来たりしてはもがいていた。

通勤中、電車に揺られながら窓に目を向けると、自分の姿が映っている。

実体と虚像の入り混じる世界に私が映るその様子は、現実と理想の間で立ち尽くしてしまった私の姿を表しているようにも思えた。

 

「反射」という現象に、私自身を重ね、描いている。/泰地朋香

 

泰地朋香 TAIJI Tomoka

1999 大阪府生まれ

2018 嵯峨美術大学芸術学部造形学科 油画・版画領域に入学

2022 同 卒業

 

個展 

2022 「reflect」/ギャラリーモーニング(京都)

 

グループ展

2020 嵯峨美術大学芸術学部造形学科 油画・版画領域 選抜展

    「saga dash2020」ArtSpace-MEISEI/京都

2020 絵画四人展 ギャラリー風雅/大阪

2021 大井ギャラリー選抜展「第2回嵯峨美術大学ゆかりの作家たち展」(ギャラリー大井/大阪)

2022 嵯峨美術大学第50回制作展「大覚寺賞」「ギャラリー創」受賞/京都市京セラ美術館

   「KONSHIN-TEN vol.4」 gallery UG Bakurocho/東京

 

 

ガラスに映り込んだ自分に、別の場所の複数の画像を重ねてイメージをつくり描いた油彩画。

反射する光景に溶け込んだ実体のない姿は、透けてどこか頼りない自画像のよう。昨年の卒展時の個展につぐ二度目の個展。

奥のroom2にその時に発表した作品を展示しています。変化を感じる展示となりました。/ギャラリーモーニング

 

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月本ちしほ個展「骨をひろう」2023年6月16日(金)~25日(日)

町中では色とりどり紫陽花が咲いています。
京都岡崎ギャラリーモーニングより展覧会のお知らせです。

月本ちしほ個展「骨をひろう」
TSUKIMOTO Chishio Exhibition
2023年6月16日(金)~25日(日)12時〜18時(月曜日休廊)


林の中の神秘的な鹿の骸、
雨上がりの森の空気など、
かつて自分が取りこぼしてしまったものを
もう一度拾い弔う気持ちで描いた。/月本ちしほ  




TSUKIMOTO Chishio 略歴

1981年生まれ 東京都出身 現在長野市在住
2005  京都大学文学部  人文学科日本史学専修 卒業
2011  京都市立芸術大学  美術学部美術科油画専攻 卒業
2013  京都市立芸術大学大学院  美術研究科絵画専攻 修了

個展
2013  月本ちしほ個展 「spirare」(ギャラリーモーニング/京都)
2020  月本ちしほ個展 「translucence」(ギャラリーモーニング/京都)
2021  月本ちしほ個展 「星の欠片」(ギャラリーモーニング/京都)
2022  月本ちしほ個展 「春ぎらい」(ギャラリーモーニング/京都)

グループ展
2013  ホテルグランヴィア大阪×京都市立芸術大学×ART OSAKA
      アートワークスプロジェクト「アートでねむる、アートで目覚める」


最近まで近くに住み取材していた、綾部の雑木林で出会った神々しいまでの鹿の骨と二年越しに向き合った作品を中心に、自然を通して循環する生命を描いた新作15点です。
一層目に無作為に置かれた色面のすきまを埋めるように植物や骨、水面、空が描かれ、あるいはそう見える『視覚のゆらぎ』(月本)を楽しんでいます。
現在、長野在住につき作家在廊は最終日のみですが作品はここに。 /gallery morning

濱野裕理個展「流星の落下地点を探る」 HAMANO Yuri 5月30日(火)~6月11日(日)

初日、晴れました。
緑、美しい京都岡崎、展覧会のご案内です。

濱野裕理個展「流星の落下地点を探る」
HAMANO Yuri Exhibition
2023年5月30日(火)~6月11日(日)12時〜18時(月曜日休廊)

https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2023/04/hamano-yuri-exhibition-2023-530-611.html


遥か昔に地球に衝突したといわれている隕石(流星)は、
地球の生命誕生のきっかけとなったという説があるそうです。

その落下地点を探るように、私はいま私の心の深部に目を向けています。
描くことは果てしない宇宙を巡る旅のようだと感じるときがあります。
私自身のこと、家族のこと、はたまた世界のことなど
描きながら考えていることは日々様々ですが、
いつも共通していることは
未だに見つけることができないでいる物事の根源にあるキラリと光る
原石みたいななにかを探し出そうとしていることです。/濱野裕理

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濱野 裕理 〔HAMANO Yuri はまのゆうり〕
1986年 奈良県生駒市生まれ
2005年 京都市立銅駝美術工芸高校洋画科 卒業
2009年 京都嵯峨芸術大学造形学科油画分野 卒業

個展 
2009年 「eyes open」/ Galleryはねうさぎ(京都)
2011年 「束の間の夢」/ ギャラリーモーニング(京都)
2012年 「空想旅行、架空のまち」/ ギャラリーモーニング(京都)  
2013年 「心の庭」/ ギャラリーモーニング(京都)
2014年 「どうしようもなく退屈な日に僕らは平和について語り合う」/ギャラリーモーニング(京都)
2015年 「あの日僕らがみた風景はこの世界の断片に過ぎない」/ギャラリーモーニング(京都)
2016年 「水色だった日々。」/ ギャラリーモーニング(京都)
2017年 「僕とブルーとジャングルジム」/ サコダアートギャラリー(兵庫)
2018年 「祈りにも似た世界」/ ギャラリーモーニング(京都)
2019年 「濱野裕理 展」/ うめだ阪急 アートアップデコ(大阪)
2019年 「水の夢におぼれる」/ ギャラリーモーニング(京都)
2020年 「濱野裕理 展」/ 伊勢丹新宿店 アート&フレーム(東京)
2020年 「濱野裕理 展 -祈りにも似た世界-」/ ヒルトンプラザwest 3階(大阪)
2021年 「どうしようもなく退屈な日に僕らは平和について語り合う」/ 神戸元町歩歩琳堂画廊(兵庫)
2021年 「夜を駆ける」/ ギャラリーモーニング (京都) 
2022年 「Dream in Color」/ 神戸元町歩歩琳堂画廊 (兵庫)

グループ展
京都、大阪、東京、神戸などで多数

アートフェア
2016年 「神戸アートマルシェ2016」/ 神戸メリケンパークオリエンタルホテル 17,18,22,23
2017年 「東美アートフェア2017」/ 東京美術倶楽部(東京)18
ほかに「ART NAGOYA 2022」23年、「Study:大阪関西国際芸術祭 2023」など

近年多用している竹和紙の表裏をつかった表現により『自身のなかにあるイメージ(心象風景)の再現』から『自身もみたことのない意識の向こう側にある思いがけないイメージとの出会い』へ。
絵画としての面白味と自由で新たな表現への変化が見られます。梅雨入りのときと重なってみずみずしく流動的な画面が心地よいです。/gallery morning

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トホ & 木代喜司 「宙(そら)からの使い。」 2023年5月19日(金)ー28日(日)

緑を育む雨。

ギャラリーモーニングから展覧会のお知らせです。

 

トホ & 木代喜司 「宙(そら)からの使い。」

2023年5月19日(金)ー28日(日)/月曜休み

https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2023/04/messenger-from-sky-toho-kishiro-yoshiji.html

 

トホ toho 陶芸家

「絵を描くように土を触り、土からのイメージでドローイングします。2次元と3次元を行き来するのが面白い。和歌山で出会った原土に無限の可能性を感じ、日々作陶しています。土から現れる景色と情緒が嬉しくて。」

 

1993年京都市立芸術大学デザイン科卒業後、読売テレビに勤務。2020年独り立ち ”トホ” として制作。2018年より大阪アシタルームにて陶のオブジェを発表。東京、京都などで精力的に作品を発表中。

 

 

木代喜司 KISHIRO Yoshiji

「彫刻家、と言うてます」。

「もっとむちゃくちゃしなはれ」、と言う浅野竹二の言葉を守ってきました。

進歩は、新しい素材を使うこと。彫刻は自由に素材を変えられます。型にはまらず、手の動きのままに自由に生まれてくる作品、笑顔をさそい幸福な気持ちになれる・・・軽音楽があるように、かろやかに楽しめる軽美術的なモノ、楽しいと思います。

1940年京都生まれ。京都を中心に個展、グループ展多数。

 

略歴

木代喜司 KISHIRO Yoshiji

1940年 京都生まれ

1962年 京都学芸大学特修美術科卒業

1963年 日展初入選  京展市長賞受賞

1974年 京展市長賞受賞 (77年)

1981年 日展特選受賞 (82年)

1985年~2003年 京都教育大学美術科教官

1988年 全国身体障害者スポーツ大会記念メダル制作

2001年 第14回京都美術文化賞受賞

2001年~03年夏の全国高等学校野球大会メダル制作

2005年 コンスタンチン・ブランクーシ賞受賞

2019年    京都府美術文化賞功労賞受賞

 

主に京都で個展、グループ展多数。

現 日展審査員 京都教育大学名誉教授

 

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具象の国境壁を融解する彫刻(木代喜司)。

抽象形を現実生活に挿入する原土陶器(toho トホ) 。

数奇的な時間にありながら同領域にある重なるコード。

今まで接点がなかったふたりですが、共通するのは日々手を休めることなく生みつづけていること。

ふたりの作品約170点が兄妹のように友達のように並びました。/gallery morning

 

 

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栗田咲子個展「光の溜まり」 KURITA Sakiko 4月29日(祝・土)ー5月13日(土)

椎の花香る新緑の京都東山より展覧会のご案内です。

 

栗田咲子個展 「光の溜まり」

KURITA Sakiko Exhibition

2023年4月29日(祝・土)ー5月13日(土)12時-18時(月曜日休廊)

https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2023/04/kurita-sakiko-exhibition-2023-429-513.html

 

好きなどうぶつに囲まれたい。熱めのぬるま湯に浸かっていたい。

いい匂いの花が好き、木と丘と山が好き。

川と海と晴れと雨と曇りが好き。

考えるのが苦手な私は相変わらず絵空事の中に生きています。/栗田咲子  

 

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日常の何気ない瞬間を、それぞれの時間、場所を超えて新しい景色として見せてくれる。細部に宿る愛しさとユーモア、哀愁をさり気なく感じさせてくれる表現。今回は動物が登場する新作(ペインティング5点、ドローイング6点)を中心に近作6点を展示しています。/gallerymorningkyoto

 

今展に際し、以倉新(いくらあらた)氏(富山県美術館)に寄稿いただいたテキストを案内状別紙に掲載しています。ご参照ください。(以下)

 

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「栗田咲子 くりかのころに寄せて」

 

自由で緻密に画面は構成され、我々はより直截に

絵画的官能、目の愉悦に導かれるだろう。

 

不思議な絵だ。身の回りの風景や人が、脈絡を外されて、一枚の絵の中に描き込まれている。身近なものを具象的に描くことは、90年代の具象絵画の流行以来めずらしくないが、というより作者は、そのような「身の丈感覚」で日常を描く「90年代の絵画」の始まりを告げた 一人なのだが、以来、長いキャリアの中で栗田咲子の作品は穏やかに成熟しつつ、不思議な魅力を放ち続けてきた。

90年代半ばの、自身や友人たちの姿を自由奔放に描いたようなデビュー当時のドローイング風の作品から、2000年前後になると動物や植物が登場し、「日常的な光景をコラージュして再編するスタイル」 に変化していく。犬や猫、よく通うという動植物園や水族館の鳥や魚、植物など、作者の身近な日常を坦々と描いた絵は、「まるで私小説」のよう とも評されてきた。

 

以来、作家は「身の丈」の日常を何気なくマイペースに描き続けてきた。しかし、そこには“絵画の問題”が、声高にではなく、ずっと描きこまれてきたのではなかったか。作者は以前、「モチーフと色彩が同質になる構成」を意識していると語っているが、確かに色彩と繊細なマチエール、そしてそれによって描かれているモチーフ(意味)の連関(の外れ)が、何か言葉にし難いものを残す。

「モチーフと色彩が同質になる構成」とは何か? その答えが絵の中にあるのだろう。描かれたものの取り合わせの「奇妙」さ、だけでは絵の不思議さ、魅惑は深まらない。モダニズム以降の色彩と形態による絵画空間の追求が、抽象ではなく具象、それも衒いなく描かれた身近な風景や人の、意味の連関を微妙に外した形と色の構成によって担われているところに、画家の真価がある――などと言わずとも、犬や猫、牛やヤギやカモメまでみな「穏やかな顔」で登場する、「脱力感」と「ユーモア」に包まれた絵 は、「確かなデッサン力」と「豊かな色彩の力」 に支えられて、謎を孕んで多くの人を魅了してきた。

その絵画世界が昨年頃からまたひとつ、豊かな深まりを見せ始めているようだ。新作では、これまでのコラージュ風の構成から、よりストレートに、ひとつの風景としての大画面があらわれつつある。奇妙な取り合わせの効果が影を潜め、繊細な筆触による深い色彩と形態の大胆な試みが、ひとつの風景として立ち上がる。白い雲が湧き立つ緑の丘は、手前に広がる大きな陰の繊細な黒の世界に引き立てられて、雄大でリリカルである。もはや意味の連関の外れは意識されないほど自然に、しかし自由で緻密に画面は構成され、我々はより直截に絵画的官能、目の愉悦に導かれるだろう。

画廊開廊記念以来、5年目、10年目と節目を飾ってきたという、栗田咲子さんの個展を心待ちにしたい。(富山県美術館・以倉 新)

 

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栗田咲子略歴

 

大阪府在住

1996 京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻油画修了

1972 岡山県に生まれる

 

主な個展

2022 「道草」 FUKUGAN GALLERY/大阪

2019 「restart」 ギャラリーモーニング/京都

2018 「栗研」 FUKUGAN GALLERY/大阪

2016 「たまたまをしこたま」 ギャラリーモーニング/京都

2015 「空耳さいさい」 FUKUGAN GALLERY/大阪

2014 「雨の中の虹彩」 FUKUGAN GALLERY/大阪

2012 「おもいだし-わらい」 FUKUGAN GALLERY/大阪

2011 「養いもの浄土」 FUKUGAN GALLERY/大阪

2010 「お八つの友」 ギャラリーモーニング/京都

2009 「Install」 ギャラリーモーニング/京都

         「数珠の茂み」 FUKUGAN GALLERY/大阪

2008 「花鳥異景」 FUKUGAN GALLERY/大阪

          栗田咲子展 Gallery Den58/大阪

2007 「RAINBW BALLEY」 FUKUGAN GALLERY/大阪

‘99, ’00, ‘02, ’03, ‘05, FUKUGAN GALLERY/大阪

          栗田咲子展 Gallery Den/大阪

2005 栗田咲子展 gallery kiku/大阪

2004 「結構気だるげ猫灰テンション」  ギャラリーココ/京都

‘03, ’01,’99, ‘98, ’96, ‘95, ギャラリーココ/京都

 

主なグループ展

2021 「Still, Life――まだ、生きてます栗田咲子・菱木明香・リース直美」 

     京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA/京都

2016 「ヒデとサッコのアトリエショウ」/ 「野営芸術」 島ヶ原、やぶっちゃキャンプ場/三重

2010 「絵画の庭」 国立国際美術館/大阪

2008 「是が非の絵画」 大和プレス/広島

    「アートイニシアティヴ・プロジェクト」 神戸アートビレッジセンター/兵庫

2007 「栗田咲子/寄神くり」 Take Ninagawa gallery/東京

2006 「i am beautiful」 PH gallery/N.Y.

2004 「Art Court Frontier #2」 art court gallery/大阪

2002 「The art transit」 The Pales side hotel/京都

2000 「VOCA展2000」 上野の森美術館/東京

1997 「神戸アートアニュアル'97」 神戸アートビレッジセンター/兵庫

1996 「佐藤国際文化育英財団 第5回奨学生美術展」 佐藤美術館/東京

 

パブリックコレクション

国立国際美術館

 

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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

栗田咲子さんの展覧会にてギャラリーモーニングは15年目へ。

今後ともよろしくお願いします。てらくぼかなこ、寺久保吉完

 

★★★★★★★★★★★★★★★

 

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版画旅行 PRINT 18  2023. 4. 1 (土)- 15(土)

版画旅行 PRINT 18 
2023. 4. 1 (土)- 15(土)月休み

https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2023/02/print18-2023-41-15.html

 

一枚の版画を切符にアートの旅へ出かける、を掲げて開催するギャラリー恒例の版画展です。
さまざまな版種、個性豊かな表現をご高覧ください。

新作+常設
イシイアツコ  ISHII Atsuko
一圓達夫  ICHIEN Tatsuo
河崎ひろみ  KAWASAKI Hiromi
岸雪絵  KISHI Yukie
田村洋子  TAMURA Hiroko
橋本尚恣  HASHIMOTO Naotsugu
本田このみ  HONDA Konomi
マツモトヨーコ  MATSUMOTO Yoko
丸尾紘美  MARUO Hiromi
吉原英里  YOSHIHARA Eri、他

18回目の今展は次のメンバーの新作を中心に展示しています。

フランスで制作する イシイアツコ(銅版画)
シンプルな抽象表現で刷りの技術が冴える 一圓達夫(木版画)
遊ぶような線(黒)が魅力の河崎ひろみ(ドライポイント)
和紙の両面にイメージを重ねる岸雪絵(リトグラフ)
花、植物、小さな生き物たちの世界を想像力豊かに紡ぐ田村洋子(木版画)
版と同じ形の和紙(墨で手描き)を版の下にはりこむ手法でモノタイプを制作する橋本尚恣
ユニークな発想、文字さえも作品にする 本田このみ(木版画)
絵画と同様に日々の暮らしに寄り添う表現 マツモトヨーコ(リトグラフ)
風景、心もようなど目に見えない気持ちを表わそうとする丸尾紘美(リトグラフ)
最新作のカーテンシリーズで部屋の向こうとこちらをイメージさせる吉原英里(銅版画)

ほかに、下記常設メンバーの版画作品を展示しています。
廣田美乃・上村亮太・宮本承司・吉田真紀子・若木くるみ ほか
多様な版画表現をご覧いただく機会となれば幸いです。/gallery morning
 

「或る日、何処かの」2023年3月14日(火)~26日(日)

海老優子 EBI Yuko・岡林真由子 OKABAYASHI Mayuko・小野潤一 ONO Junichi

 

あっという間に桜が咲きそうな京都岡崎、ギャラリーモーニングより展覧会のご案内です。

 

「或る日、何処かの」   

海老優子 EBI Yuko・岡林真由子 OKABAYASHI Mayuko・小野潤一 ONO Junichi

 

2023年3月14日(火)~26日(日)12-18時・月曜休み

https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2023/02/one-day-somewhere-2023-314-26.html

 

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海老優子 EBI Yuko:1996  京都精華大学美術学部造形学科洋画卒業

岡林真由子 OKABAYASHI Mayuko:2006 京都造形芸術大学 美術工芸学科 洋画コース 卒業

小野潤一 ONO Junichi:2005 大阪芸術大学大学院修了

 

 

「或る日、何処かの」  ・・・one day, somewhere,

 

声高に叫ばれる言葉よりも聞こえないほどの小さな声に耳を傾けたいときがあります。

ときには静寂の時間に身を置いて日々のあれこれから離れたいときがあります。

 

海老優子作品に広がる草原やたびたび登場するベッドはある種の怖さを感じる一方、神聖な安らぎの場所にも思えて誘われます。

 

岡林真由子が描く街角は現実世界とパラレルに存在するもうひとつの場所。

音がなく夜に浮かぶカラフルな色の空間に舞台性と詩情を感じます。

 

彫刻出身の小野潤一作品がまとっている私小説のような空気感と少年性は、繊細で時間にとらわれない自由な心のなかを覗き見るようです。

 

三人三様の物語を抱えた作品をきっかけに、今、此処で、静かなひとときを過ごしたいと思います。/ギャラリーモーニング

 

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植木鉢のある風景II   STILL LIFE 2 2023年2月23日(祝)~3月5日(日)

植木鉢のある風景II   STILL LIFE 2
2023年2月23日(祝・木)~3月5日(日)12時〜18時(月曜日休廊)
https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2023/01/2-still-life-2-exhibition-2023-22335.html
地球は宇宙の植木鉢。
家庭にある植木鉢は平和への準備のありよう。気持ちをやわらげる風景です。日々の暮らしの潤滑油でもあり。町を歩くと花盛りの植木鉢が外世界との境界に置かれている。ちょっとうれしい植木鉢の有るセカイ。
そんな視線を作家達と共有するところからはじまった展覧会です。

うえだあやみ UEDA Ayami
高木智子   TAKAGI Tomoko
田中美穂植物店  TANAKA Miho Syokubutsuten
中道由貴子 NAKAMICHI Yukiko
バーバラ・クロール  Barbara Kroll
松岡日菜子 MATSUOKA Hinako
望月恵 MOCHIZUKI Megumi

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「窓辺に花を」かつて、井上優さんが提唱していた。 20代に学んだマーケティング入門系ブックの一文、 印象的に記憶に残っている。 朝、ギャラリーへの道。カニシャボだったり、小さな蘭だったり。 玄関先、盛りの花を見せてくれる家々が有る。 そんな花を見ながら坂の途中でひと息つく。 シェアされた、ひと鉢の植木鉢。 ちょっと気持ちが軽くなる。 ゆっくり、と生きていく フィーリング・グルーヴィー スティルライフ・・・・

生きている。

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作家作品、最新情報は以下のSNSで発信しています。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100045449418939
https://twitter.com/gallerymorning
https://www.instagram.com/gallerymorningkyoto/

gallerymorningkyoto2023,15年目へ

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うえだあやみ UEDA Ayami 移動しているときにふと気になって足を止める。目の前に植物のある景色。身体の周りが通り過ぎるものたちから見るための景色になっていく。目の前は、植物をきっかけにして視線が動き、次々と私の目の前にあらわれる。そのとき見ていた距離にもう一度ふれたくて、絵を描いている。

高木 智子 TAKAGI Tomoko この5年で家に植木鉢がたんと増えました。か細い棒っきれのようだったものが、しっかりと根付いておるようです。そうして、愛らしく曲がった茎などジーと観察していくと、その根本に植えた覚えのないものも、すくすくと育っているのが見えます。円筒の中にぎゅっとつまった世界。「自分の家にあるもの」を描くのは久しぶりです。

田中美穂植物店 TANAKA Miho Syokubutsuten 生きた植物、枯れた植物(ドライフラワー)を販売している中で、枯れた植物を材料にして、何か新しい形を作り出したいと思い、やり始めました。ハッキリとした色を使うのは、より自分の好みに近づける為です。なんの思想もコンセプトもありません。ただ、自分にしっくり来る形を、作りながら考えています。

中道 由貴子 NAKAMICHI Yukiko 新居に買ったユーカリポポラスの植木は、生かしきれず枯れてしまった。寂しく思いながら、鉢植えを退かすと、一本の雑草が伸び伸び葉を伸ばしているのを見つけた。鉢には収まっていないが、敷地内で唯一日の当たる場所、一番日照時間の長いその一点に細やかな緑があった。

バーバラ クロール BARBARA Kroll 花は本来、その美しさに魅了され、日常生活を豊かにする小さな芸術品です。花や花の描写は芸術の伝統です。画家たちは、何世紀にもわたって生きた自然の魔法を家にもたらしてきました。枯れるプロセスは、花の輝く開花の直後に続きます。多くの文化において、花は儚さの象徴です。人間には命を支配する力がないことを示すべきです。

Blumen sind von Natur aus kleine Kunstwerke, die durch ihre Schönheit faszinieren und den Alltag bereichern. Die Darstellung von Blumen und Blüten ist in der Kunst eine Tradition. Schon seit Jahrhunderten holen Maler den Zauber der lebendigen Natur ins Haus. Auf das strahlende Aufblühen einer Blume erfolgt unmittelbar danach der Prozess des Welkens. In vielen Kulturkreisen ist die Blume ein Zeichen für Vergänglichkeit. Sie sollen zeigen, dass der Mensch keine Gewalt über das Leben hat.

松岡 日菜子 MATSUOKA Hinako  日常生活において、すべての出来事は個人一人一人の記憶の断片でしかありません。しかし、それと違って絵画は、私に世界の全体をみせてくれます。とてもいいものだと思います。

望月 恵 MOCHIZUKI Megumi 室内では置き場に困る程に大きくなり、庭に出たゴムの木と、そこに遊ぶ子どもたちの眩しさや、お昼寝の時にまどろみながら見るカーテンに映ったそれらの影など、今回の企画では、これまで取り組む機会のなかった家族との大切な時間を、あらためて見つめ直し、描くことができました。

 

 

うえだあやみ Ayami UEDA

Instagram https://www.instagram.com/natsuno_hn/

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Twitter https://twitter.com/natsuno_hn?lang=ja

 

1995 京都府生まれ

2018 成安造形大学芸術学部芸術学科 美術領域洋画コース 卒業

2019 成安造形大学芸術学部芸術学科 美術領域洋画コース 研究生 修了

 

個展

2021 「空白にふれて海面が光る」 (RISE GALLERY/東京)

2017 「空としろのあいだ」(成安造形大学ギャラリーキューブ/滋賀)

 

近年の主なグループ展

2023 FACE2023 森谷佳永審査員特別賞受賞(SOMPO美術館/東京)

2022 「密室、風通しの良い窓、ぎこちないモンタージュ」(名古屋市民ギャラリー矢田/愛知)

   「‪somewhere in between」(THE blank GALLERY‬/東京)

   「自我像展」(ギャラリーマロニエ/京都)

2020 「EPIC PAINTERS Vol.7」(THE blank GALLERY/東京)

         「自我像展」 (ギャラリーマロニエ/京都) 

2019 「成安造形大学・卒業制作展 2019」(大津市歴史博物館/滋賀)

          「明日の私がここにいることを想像する / 架空の身体」(芸宿/石川)    

          「CAVE」(gallery TOWED/東京)

 

FACE展2023にて森谷佳永審査員特別賞を受賞

 

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高木 智子 TAKAGI Tomoko

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Instagram https://www.instagram.com/tomoko__takagi/

 

1989 千葉県生まれ

2015 京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻油画修了

 

個展

2021 きのうとよくにてるきょう(アートコートギャラリー、大阪)

   目の端で動いた(ギャラリー恵風、京都)['19,'16, '14]

   思い出される庭(LADS Gallery、大阪)

2020 繰り返し帰路(COHJU contemporary、京都) ['17]

2015 視覚は何を見ているのか(アルトテックギャラリー、京都)

2013 髙木智子 個展(ギャラリーモーニング、京都)

 

グループ展

2021   FLOWER(ギャラリーモーニング、京都)

2019   三人展 スリンキー(ギャラリー五十歩、京都)

2018   15年(アートコートギャラリー、大阪)

            境谷小学校作品展(京都市立境谷小学校)[’17]

            下京渉成小学校作品展(京都市立下京渉成小学校)

            プレゼンス(AYUMI GALLERY、東京)

2017    植木鉢のある風景展(ギャラリーモーニング、京都)

2016    不安な干潟 - 國際交流展(FreeS Art Space、台北。WINWIN ART 未藝術 、高雄 [’17])

   ウッホッホウホウホアートショー(波さがしてっから、京都)

2015   琳派400年記念 新鋭選抜展(京都文化博物館)

2014   京展2014(京都市美術館)

 

コレクション 京都市京セラ美術館

 

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田中美穂植物店 TANAKA Miho SYOKUBUTUTEN

2021年 福岡県POOHLAにて個展

Instagram https://www.instagram.com/tanakamihoshokubututen/

Facebook https://www.facebook.com/tanakamihoshokubututen/

シリーズ*おんなの仕事づくり②−−−「田中美穂植物店」田中美穂さん

https://wan.or.jp/article/show/2467#gsc.tab=0

 

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中道由貴子 NAKAMICHI Yukiko

Facebook https://www.facebook.com/nakamichi.yukiko

1985 大阪生まれ


2008 京都嵯峨芸術大学 造形学科 油画分野 卒業


2010 京都嵯峨芸術大学大学院 芸術研究科 造形絵画分野修了
個展


2011 13, 15, 2kw gallery (大阪)
2013 14, 16 「かたち と カタ チ」 , 

17, 19, 22,gallery morning (京都)

2022 https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2022/07/nakamichi-yukiko-2022826-94.html


2018 Gallery Den mym (京都)


 

主なグループ展・公募展


2008 京展 京都市美術館(京都)


     アクリル美術大賞展 兵庫県立美術館別館 原田の森ギャラリー(兵庫)


     art sync [明日の時間割](芸術系大学作品展art univ.2008)


     元立誠小学校(京都)


2011 LA VOZ 16th  京都市美術館別館(京都)(~20th)


   Asian Watercolour's Seoul 2011(ソウル・韓国)


2012 油画研究室展2012 思考する視線 Art Space-MEISEI(京都)


2013 2kw変電所計画「とある未来のための絵画」 2kw gallery(大阪)
                   Uknowtheymean2013  steps gallery (東京)


    「日韓現代美術交流展 "疎通の意味" 京都+清州」展

 
    Schema Art Museum(シェマ美術館・韓国)


2014   On the Steps2014  Steps gallery (東京)


2015   Visual Sensation Vol.6  Gallery Den mym (京都)


  「どこにも どこにでも -nowhere / anywhere 」

 
  Art Space-MEISEI(京都)


2016   a3project/season2016

  
  MATSUO MEGUMI + VOICE GALLERY pfs/w(京都)


    2kw gallery 2kw gallery (大阪)


2017 Big Sensation  Gallery Den mym(京都)


2019 「温度」 海老優子・奥田文子・中道由貴子  2kw gallery (滋賀)


 

受賞暦


2008 京展/京展賞

 

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バーバラ・クロール Barbara Kroll

Facebook https://www.facebook.com/barbara.kroll.9

個展

2020 Wall Projects / Online (juried) - Monroe, イギリス

2018 Hinter der Skizze / Historisches Rathaus Hochstadt - Maintal/Hochstadt, ドイツ

2018 short story / Galleri Korinth - Faaborg, デンマーク

2017 Hinter der Skizze / Galerie espace38 - Biel, スイス

2017 Über die Gesichter der Frauen / Remise Galerie - Hanau, ドイツ

 

グループ展

2020 Global Art Paper 3 / Villa Dahlbusch und Kutschenwerkstatt - Gelsenkirchen, ドイツ

2020 March and April Exhibition / Grenn Kill Gallery - Kingston, アメリカ合衆国

2019 FACE III / Gallery Morning - Kyoto, 日本

2019 Place / Gallery Morning - Kyoto, 日本

2019 Die Neuen 2018 / Galerie bbk - Frankfurt am Main, ドイツ

2019 Ausstellung / Green Kill Gallery - Kingston NY, アメリカ合衆国

2018 Barbara Kroll & Susumu Ohira / Galerie 10 dence - Dordrecht, オランダ

2018 Multiply by Sharing IX / Werkplaats K - Kerkrade, オランダ

2018 Safrin+Kroll / Kommunale Galerie im Gutshaus Steglitz - Berlin, ドイツ

2017 Uferzonen / Kutschenwerkstatt - Gelsenkirchen, ドイツ

2017 Frauensicht auf Weiblichkeit / Neustädter Rathaus - Hanau, ドイツ

2016 Künstler der Remise / Hanauer Kulturverein - Hanau, ドイツ

2016 My Sex, My Self / Hornsey Town Hall Arts Centre - London, イギリス

2016 Finalists exhibition Derwent Art Prize / Trowbridge Town Hall - Trowbridge, イギリス

 

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松岡日菜子 MATSUOKA Hinako

Instagram https://www.instagram.com/fukusukeotahuku/

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1996 高知県生まれ。
2019 京都造形芸術大学(現:京都芸術大学)美術工芸学科 油絵コース 卒業
2022 京都市立芸術大学大学院 美術研究科 絵画専攻 修了

近年の個展に「せいかつのご褒美」(GALLERY TOMO CONTEMPORARY/京都/2021)
グループ展に「長亭GALLERY展2022」(長亭GALLERY/東京/2022)
「GURA open storage」(高島屋大阪展6階ギャラリーNEXT/大阪/2023)など

 

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望月恵 MOCHIZUKI Megumi

Facebook https://www.facebook.com/megumi.yamamoto.336

1981年 滋賀出身

2004年 京都市立芸術大学 油画専攻卒業

2006年 京都市立芸術大学美術研究科 油画専攻修了

 

個展

2006~09 Gallery Den(大阪)

2009 セブン社(滋賀・近江八幡)

2010〜11 oギャラリーeyes(大阪)

2011 oギャラリーup.s(東京)

2014 GalleryDen mym(京都府南山城村)

      るーぶる愛知川(滋賀・愛知川)

2015 oギャラリーeyes(大阪)

2020 タテベコーヒーロースターズ(滋賀・東近江)

 

グループ展

2002「Real Vision Real Space」 京都市立芸術大学油画専攻大学内合同展

2003 「tartan check」  JK cafe(高槻)

2004 「主と客」  同時代ギャラリー(京都)

   「ART CAMP in CASO」 海岸通りギャラリーCASO(大阪)

   「日本カメラ祭り」 (京都府八木町内)

2005 「芸術家の線」 石田大成社ホール(京都)

    「Presentation & Exhibition」 アートコートギャラリー(大阪)

     山本恵と田中奈津子「花と人」 ボーダレスアートギャラリーNOMA(滋賀・近江八幡)

2007「皐月の荘厳」 京都芸術センター(京都)

     「山岡明日香×山本恵」  Mt.ISI(滋賀・大津)

2008「Visual Sensation vol.3」 Gallery Den/58(大阪)

2009 「Drawing - Exposed essence 09 

   Kazuya Taoka ・ Megumi Yamamoto」oギャラリーeyes(大阪)

20104人展「うつろう」ギャラリー唐橋(滋賀・大津)

2012「on the paper」gallery morning(京都)

   4人展「うつろう」ギャラリー唐橋(滋賀・大津)

   信楽ACT2012 (滋賀・信楽)

  「KICKS」oギャラリーeyes(大阪)

2013「恋々風景Ⅱ 陽のあたる場所」oギャラリーeyes(大阪)

2022 know arts vol.3 「彼らのモチーフ」八日市文化芸術会館(滋賀)

   しがの風 展 in kyoto  ギャラリーCreate洛(京都)


 

河嶋菜々個展「きらきらひかる」KAWASHIMA Nana 2月10日(金)~19日(日)

京都市京セラ美術館では、京都市立芸術大学の作品展が開かれています。(12日まで)

美術館からギャラリーへ。ギャラリーから美術館へ。

春先の岡崎をお楽しみください。

 

河嶋菜々個展「きらきらひかる」

KAWASHIMA Nana Exhibition

2023年2月10日(金)~19日(日)12時〜18時(月曜日休廊)

 

 

https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2023/01/kawashima-nana-exhibition-2023-210-19.html

 

庭の中に佇む草花たちやジョウロは私の中でぼんやりと愛おしく想う。

夜は明かりがなく何も見えないが、庭の風景や植木鉢・植物を描き続けていたため、自然と記憶を頼りに描くことができた。

かつて咲いていたチューリップやパンジー、ラベンダーにシュロチク、処分された植木鉢などを思い出して描いていくうちに、星座図を描いているような感覚に至りモチーフたちは浮遊して点在しているよう感じた。

草花たちの繋がりが星座のようだと実感してから、日常の繋がりは星や宇宙の成り立ちに共通点を見出すようになった。

私にとって星はインスピレーションをかき立てる夢のような存在である。

そんな庭の様子を窓越しに、子守唄を歌うように草花たちの繋がりを描いた。河嶋菜々

 

KAWASHIMA Nana 略歴

1997年生まれ 京都府在住

2020 京都市立芸術大学美術学部美術科日本画専攻 卒業

2022 京都市立芸術大学大学院美術研究科日本画専攻 修了 

 

個展

2020 『やわらかな眠り』 GALLERY35 kyoto kamanza

2022 『庭にまつわるエトセトラ』ギャラリーモーニング・京都

 

グループ展

2021 第46回学生日本画展示 ホテルグランヴィア京都

2020 オンライン2人展『うつわとにわ』 

 

 

何度も繰り返し描いているうちに単純化され、河嶋作品のアイコンとなる庭に存在するものたち。岩絵の具の控えめなきらめき、やわらかな色面が春の空気感をつくる。

/gallery morning

 

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中浜尚紀個展 NAKAHAMA Naoki  2023年 1/31日(火)〜 2/5(日)

 

京都、朝、雪が舞い、冷えています。

初個展、2023年のニューフェイス展示です。

 

中浜尚紀個展 NAKAHAMA Naoki 

2023年 1/31日(火)〜 2/5(日) 12時〜18時

 

https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2022/12/nakahama-noki-2023-131-25.html

 

 

私は、たびたび何もできなくなる時期がある。

やるべき事、しないといけない事、頭ではわかっていてもうまくできない。

そんな悪い流れの繰り返しから自分が悪循環の中にいると感じた。

 

これはその自己嫌悪の巡りを「うず」として形にしたものだ。

赤色は焦りとか怒りとか、青色は不安とか寂しさとか。

感情が混ざり合って自分が生まれてくる。

 

巡り巡っていったこの不安定な「うず」の終わりに

ココロが安らぐような、自分を誇れる。確かな「かたち」を探している。

 

 

NAKAHAMA Naoki 略歴   

2000年  大阪生まれ

2019年  大阪府立北摂つばさ高等学校 卒業

2019年  嵯峨美術大学芸術学部造形学科 油画・版画領域 入学

 

グループ展

2021年  ギャラリー大井選抜展

           「第2回嵯峨美術大学ゆかりの作家たち展」(ギャラリー大井) 

2022年 嵯峨美術大学芸術学部造形学科油画・版画領域選抜展

          「SAGADASH 2022」(同時代ギャラリーBis)

 

初個展。感情を吐露し、自身をメンテナンスするように描く絵画はある面で自画像のようなものかもしれません。

会期中2月2日(木)~5(日)は嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学の制作展(京都市京セラ美術館)会場にも大作(150号4枚)を展示しています。

合わせてご高覧ください。/ギャラリーモーニング

 

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