gallery-shellのブログ -6ページ目

gallery-shellのブログ

30年ぶりにパッチワークキルトを再開
最近の日々の手仕事のことなど

 

 

 

はぎれで作ったミニポーチ

 

 

 

 

デスクの上で

読書用のメガネ入れに使っている

 

口が大きく開いて使いやすい

 

もう少し大きくしてみたらどうだろうか

あるいは小さくてもいいかもしれない

 

 

 

 

と、サイズを大きくしたり、小さくしたり

 

いつの間にかマトリョーシカのように

入れ子式のポーチが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生地の耳は

生地本体と織り方が違うので

切り落としたほうが良いという

 

 

耳には文字が印刷されている

 

プリントのデザイナー

織機工場の職人さん・・

たくさんの人の手をへてきた布の

唯一の情報

 

心惹かれてとても捨てられない

 

この耳をキルトに使いたい

 

そんな時に

「キルト&ステッチショー2019」で

安惠敬さんの

ポシャギのデモンストレーションをみた

 

わずかな幅の布のはし

それを縫い合わせる針使いは

あまりにも繊細でため息が出た

 

ポシャギのような緻密な縫物はとても無理

 

でも、この方法で布の耳を

縫い合わすことができないか

と、さっそく試してみた

 

無名の生地に

表札がかかったような気持ちでうれしい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「東京キルト&ステッチショー2019」で

野原チャックさんの『江戸絵巻』に出会った

 

 

 

 

今まで見たこともない妖艶なパッチワーク

 

 

36年前に出版された『ジャパネスクパッチワーク』にも

この『江戸絵巻』が掲載されている

 

 

 

 

でも、肉眼で感じたキルトは

写真とは違うものだった

 

間近で向かい合うと

その美しさと迫力に圧倒された

 

その日、この作品の前で

野原さんのトークショーがあった

 

アンティックキルトをたくさん収集なさっているが

いつか、そのコレクションのミュージアムを創設したいと語られた

 

 

そんなミュージアムができたら

どんなにうれしいことだろうか