西肥辻製 龍文七寸鉢 鍋島様式 | 別府の骨董屋 ギャラリーHISAKO ほぼ日ブログ

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別府駅裏の自宅でささやかな骨董店を開いて20数年、店番をしながら過ごすほのぼのとした日々の出来事、古き楽しきアンティークとの出会いを綴ってみたいと思います。


有田焼 西肥辻製 龍文七寸鉢

 
明治~大正のもので鍋島様式の精緻な絵付けと美しい色絵が特徴の最上位作です。


裏の西肥辻製の銘は香蘭社の設立メンバーである辻 勝蔵に由来しております。


有田辻家は江戸期より鍋島藩命によって禁裏御用を務め宮家より官位を賜った名陶家です。


明治に入ると精磁会社の設立に加わり


明治36年には辻常陸として名品を製作し現在まで引き継がれています。


見込みの龍3頭は右を向き表側に描いた龍3頭は左を向いています。


辻製独特の白磁の余白にも火焔宝珠が丁寧な筆致で描かれています。


径21cm  高さ7.3cm 高台外径7.5cm




もう1点、明治大正の有田焼きから



有田 辻製 通りもん7種、


徳利 台付き猪口 豆皿 向付 小丼 角皿


白磁に美しい絵付けの紅葉文、


ハレの日のおもてなしにぴったりの一式揃いの上手の器です。



これぞ秋の空、うろこ雲。。

洗濯モノがよく乾きます^^


私が干している横でゴンゾウも日向ぼっこ(=^・^=)


どこでも眠れる特技はママと同じ。。(* ̄ー ̄*)



この商品は ギャラリーHISAKOのホームページ   の 「骨董品一覧」→   『陶磁器』ページに詳細upしております。
お時間ございましたら覗いて見てください。



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