昔話①…たぶん生涯唯一の男女群島★ | 麒麟の釣行記&歴史探訪★ぷらす@

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釣歴一応20年くらいの釣り好き&大の歴史好き(*^^*)
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一般的に釣人が憧れる島…男女群島きらきら

過去に一度だけ、行ったことありますヘヴィメタルシャウト
たぶん、もうないと思いますが…苦笑

約15年も前の話ですきゃっ

当時は、石鯛釣りに凝っていて、石鯛のクラブに便乗させてもらっての釣行でしたにっこり

記憶が薄れてきてまして、あまり覚えてないですが、その時の模様を釣行記録に書いてましたので、記念に完コピしてみようかと…苦笑


平成11年4月23日

エンジン音がスローになり、約5時間半の船旅(ほとんど寝ていたが)も終わりに近づき周りの釣人も渡礁の準備に忙しそうだ。

船は男島から瀬付けを始めた。
いよいよ、憧れの男女群島だ、気合いを入れ船外に出るが、辺りは暗く島影も見えない。

釣人達はサーチライトに照らされた岩場に次々と渡礁していく。自分も荷物をコンパクトにまとめ、渡礁の順番を待つ。

釣人も残りすくなった頃、相方が「ラクダ」に上がり、自分は水道を挟んだ「女島のハナ」という所に上がった。

足場は悪く狭いが、夜が明けるまで赤貝を割りチップを足もとに入れていく。

辺りが明るくなる頃、正面からの風を気にしながら、第一投を入れると、仕掛けが馴染まないうちに「ゴッゴッゴッ!」ときれいに餌がなくなる。それでも、手返しをしていると、キロ級のイスズミが多く食ってくる。

そのうち、着水と同時に餌がなくなる始末。朝からの風が強風になり、釣る気も失せてきた時、珍しく仕掛けが底に着くと同時に「ゴッゴッギューッ!」ときた。上がってきたのは3キロ級のブダイでガックリ。

その後、1キロ級のイシダイが釣れ、これからだ!と思ったのも束の間、再度、エサとりに囲まれた上、正面からの風も突風になり竿も振れない状況となりギブアップ。風で飛ばされないよう、荷物をまとめて岩場に身を隠し船を待つ。

夕方、夜釣りのポイントに代わるため、回収の船に乗ると、相方の顔が見える「どうやった!」と聞きながらクーラーを開けると、念願の石鯛が4枚入っていた。

オナガを狙った夜釣りでは、相方ともう一人で「二重鼻」に上がり、当たりのない中、相方が突然「キターッ!」の声、見ると5号竿が大きく曲がり、リールからは、「ジッジッジッ!」とラインが出ていく、根を避けようと一歩前に出た瞬間「ピシッ!」と音が出たかのように、竿が一直線に戻ってしまった。相方と顔を見合わせると、さすがに残念そうだった。

凄い引きで、10号ハリスを鋭く切っていった相手は、デカバンオナガだったのか?
その後、気合い入れて釣るが、当たりなく寝袋に入った。



「女島のハナ」から、ハナグリ島を望む。



つづく…






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