【H27年夏旅(第二部)】宮島〈第十九話・豊国神社(千畳閣)編〉 | ★まる描いて地球★

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基本、メモ帳代わり(記録の為)にブログを立ち上げました★

その為、昔から溜めておいた古い記事や、改めて見つけた古い記事なども多くなりますが、時系列にエントリーは無理かな★


テーマはその都度増やすつもりです



〈第十九話・豊国神社(千畳閣)編〉


 五重塔の横には、豊国神社(千畳閣)が在ります


 管理しているのは此方も厳島神社で、拝観料は100円です


下方より

 軒瓦には金箔が押されており、豪華な伽藍になりそうだった事がうかがえます




千畳閣(せんじょうかく:国重文)

 天正15(1587)年に、豊臣秀吉が千部経(千回の経)を読む為に建立、しかし秀吉の死により未完成のまま現在に至っているそうです


 その広さ故、俗に千畳閣(実際は857畳の畳を敷く事が出来る)と呼ばれていますが、正式には豊臣秀吉公を祀った豊国神社と称しています



豊国神社(ほうこく じんじゃ)

 元々は、仏像が安置されていました



大きなしゃもじ





各天井部



船の模型



 そして、その広さです










 靴を脱いで上がります

 また、床に直に座って冷たさを感じながら、思いを馳せる事も出来ます



廊下?



床下



 ふと疑問に思ったのですが

 豊臣秀吉の後、何故誰もここを完成させようとしなかったのでしょうか?


 敵方が建てた物だからほっといた、という事なんでしょうか?

 理由は分かりません(自分にはです)




 因みに、千畳閣や五重塔を含むこの一帯は、以前は大願寺の境内だったそうで、完成していれば千畳閣が大願寺の本堂になる予定(現在の本堂は昔の僧坊)だったとか…

 そしてこれらが建つ岡は、海に突き出た形が上空から見ると亀の姿に似ている事から、大願寺は亀居山(ききょざん)の名が付いたと云われているらしいです




〈宮島エピローグ に続く〉