救世主は封印されている①▼正義が悪を滅ぼせば世界平和が実現するという幻想▲ | 八咫インコ

八咫インコ

幾多のスビリチュアルな経験と 聖書をベースに 永遠の謎を神次元で解明し わが家に舞い降りたインコとともに 新たな扉を開きます

今時スマホでゲームをする者は多い

かつてアニメやゲームでの主流パターン
の1つだった 「 正義 」 と 「 悪魔 」 の戦いは

神の世界における
「 光 」 と 「 闇 」 の確執のなか
「 闇 」 は魔性と化し

「 光 」 = 善 ・ 正義の味方
「 闇 」 = 悪 ・ 悪魔の化身

の設定が表出されたもの

神の正体-光と闇-

今日まで表現されてきたアニメやゲームの世界 ( 光 vs 闇 ) とは
総じて初期では 「 闇 = 悪 」 は強く 「 光 = 正義 」 は弱い

しかし 「 正義 」 は
様々な経験を経て徐々に実力を蓄えたり

あるいは志をともにする仲間との出会いのなか
最期には 「 悪 」 を滅ぼすという設定

これも 「 光 」 より 「 闇 」 のほうが強く
それでいて 「 闇 」 は 「 光 」 に勝たない
神の世界での関係が表現された形

光はやみの中に輝いている。そして、やみはこれに勝たなかった。 ( ヨハネによる福音書1章5 )

このように表現されてきた 「 正義 」 と 「 悪 」 の戦い

いつの時代も 「 正義 」 が 「 悪 」 を滅ぼし
やがて人間世界でも理想とする世界が
訪れることを望んできたのだろう

- 神の世界と異なるのはココから -

神の世界では
「 光 」 と 「 闇 」
ともに 三位一体 = 唯一神

「 光 」 と 「 闇 」 の確執は
人間の心 ( 性 ) のなかで
「 善 」 と 「 悪 」 の 性 が激しく
争い 葛藤している状態と同じ

命ある人間の寿命が尽きない限り 自身のなかで
「 善 」 と 「 悪 」 の 性 が無くなることはなく

まして 「 わたしはある 」 という
永遠の存在 = 全能の神
に至っては 「 光 」 と 「 闇 」
ともに永遠に滅びることはない

わたしはある。わたしはあるという者だ ( 出エジプト記3章14 )

光を造り、闇を創造し、平和をもたらし、災いを創造する者。わたしが主、これらのことをするものである。 ( イザヤ書45章7 )

よって
正義 = 善 が 悪魔 = 悪
を滅ぼしたり 善 と 悪 を完全に切り離すことは
ともに 神の一部 ( 被造物 ) であるため不可

残念ながら 「 闇 = 悪魔 」 との対決姿勢
では 真の救済 は訪れないのである ( つづく )