Cメロの後はちょっと懐かしい感じのトランペットの間奏が入る。この時、歌い手は一休みするが、町田君は休むことなく踊り続ける。
この間奏部分は、曲的にはどんな感情を表しているんだろうか。私は単純に、2人がまだ一緒にいて幸せだった頃を表現しているというようなイメージを持っていた。
そんなつもりで、この部分の町田君の踊りを見てみると、なるほど「カッコつけてる カッコつけてる」と思わずほくそ笑んでしまう。立ち止まっての踊りの後は、ブラケット?をしながらの髪かき上げで、男っぷりの良さアピールの場面に見えるし、そう見えるんだから、そういうことなんだろう。
ただ、こういう部分の「いかにも」なところを見ていると、この曲が作られた時代を思い起こしてしまい、「なんで今どき、この曲で滑るんだろう」と再び思ってしまう。「今どきではないな」ということを、トランペットの音色や町田君の踊り、衣装や装身具から、まざまざと感じとってしまうのだ。折にふれて湧き起こってくる、この「なんでこの曲なの?」という疑問が、このプログラムを通して感じられる違和感の根底なのかもしれない。
間奏部分の最後のところ、ここでまた、伸ばした右手を左手でツツーっとなぞり上げるしぐさが入る。音に合わせただけで、特に意味はないのかもしれない。ここで最後のジャンプが入るかと思いきや、得意のバレエジャンプだった。
このバレエジャンプは、伴奏のドラムの一打ちにピタリと合っていると、とても気持ちがよい。ファンとしては、ついルッツを跳ぶのかと期待してしまうところだが、バレエジャンプの方が、音に対しての収まりがよかったのかもしれない。ジャンプをピタリと入れるには、間合いが足りない、といったところだったのだろうか?












