監督・製作： ルイ・マル
原案： ポリー・プラット ルイ・マル
脚本： ポリー・プラット
撮影： スヴェン・ニクヴィスト
音楽： ジェリー・ウェクスラー
出演： ブルック・シールズ キース・キャラダイン スーザン・サランドン
フランセス・フェイ アントニオ・ファーガス バーバラ・スティール
無名子役だったブルック・シールズを一躍スターにしたルイ・マル監督のアメリカ進出作。シールズはこれで世界的にロリータ女優として君臨する。なおフランスでのタイトルは「LA PETITE」という。
アメリカ時代のルイ・マルは少し作品の質が落ちるんだよね。失意の中フランスへ帰ってゆくことになります。娼婦の館を題材にしたこの作品も、脳天気なアメリカ大衆には受けなかった。もうすこし複雑系の私たちは、美少女時代（１２歳）のブルック・シールズの可愛らしさ、美しさを堪能すればよい。けだるい南部の風景を捉えたカメラワークも美しい。ニューオリンズの娼婦の子に生まれた少女ヴァイオレットがたどる数奇な運命を描くって感じです。
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