シベールの日曜日 1962年 フランス映画
監督： セルジュ・ブールギニョン
原作： ベルナール・エシャスリオー
脚本： セルジュ・ブールギニョン
アントワーヌ・チュダル
台詞： セルジュ・ブールギニョン
ベルナール・エシャスリオー
撮影： アンリ・ドカエ
音楽： モーリス・ジャール
出演： ハーディ・クリューガー、パトリシア・ゴッジ、ニコール・クールセル、
ダニエル・イヴェルネル、アンドレ・オウマンスキー
ベルナール・エシャスリオーの小説「ビル・ダブレの日曜日」を短編映画「微笑」のセルジュ・ブールギニョンとアントワーヌ・チュダルが脚色し、ブールギニョンが監督した記憶喪失症の青年と少女との純愛ドラマ。
主演のパトリシア・ゴッジは１３歳で、役のシベールは１２歳の設定であった。
ただごとでない愛くるしさ。謎めいた表情にドギマギせざるを得ない。幸薄い少女だしね。
おお調べてみたら撮影はアンリ・ドカエでした。アンリ・ドカエといったらあなた『大人は判ってくれない』『太陽がいっぱい』『ビバ!マリア』を撮り、それどころかあなた、メルヴィルもジョゼフ・ロージーもゴダールもお世話になっている大撮影監督じゃあ～りませんか。どうりで画質いいわけですね。湖に広がる波紋、空に入ったひび割れのように広がる木の枝、ガラスや水晶に砕かれた風景、見惚れてしまいます。この撮影は凄いよ。一見の価値あり。
また、いろんな意味で結構サスペンスフルな映画だったりする。
これ名画座で３回は見たはず、なんと「ロッキー」と二本立ての時があった、そんな組み合わせってあり？
パトリシア・ゴッジは最強のロリータ。116分、モノクローム。おフランス。
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