しばらくブログを離れていましたが、この秋楽しんだ音楽関係の公演について書いてみたいと思います。
9月下旬の話になりますが、ローマ歌劇場公演のトスカを観てきました。

一流の歌い手の歌声は身体だけでなく魂の空間に響きわたる・染みわたることを体感してきました。
(この感想は、今年上半期に聴きに行った、ダムラウさんの歌声にも共通します)
ここから、ややスピリチュアルめの、勝手気ままな感想を綴ってみたいと思います。ときに意味不明、ときに無礼に聞こえてしまう部分もあるかもしれません。
実は、このトスカの公演、素晴らしい公演が開催されることはわかっていながら、演目が演目だったので、行く予定がないものでした。それが、1週間前に、音楽通の方から、これは絶対聴いたほうが良い!という強烈な押しをいただきまして、ならばこれもご縁、という気持ちでチケットを探してみたら、運良く取れたので行ったという次第です。
というのも、トスカという演目が、魚座の時代の学び的な思いがあったからです。自己犠牲的な愛のストーリーで、水瓶座の時代に向かっていく音楽ではあまりないかな、と。
例えば、ツインレイをなんとも美しく表現しています。
con grande entusiasmo
Trionfal, di nova speme
l'anima freme in celestial
crescente ardor.
Ed in armonico vol
già l'anima va
all'estasi d'amor.
ところが、今回聴いてみて、この歌劇は時代が切り替わっていく今この瞬間へのメッセージが散りばめられているのだと思い直しました。いや、100年後を見据えて、書いていたのかもしれません。
言語がわからなくても、美しいアリアが散りばめられて、音楽通でなくともうっとりと聞き入ってしまうようなメロディ。
そこに込められた、愛の波動。
人類が愛を忘れて過去の時代と同じことを繰り返さないよう、美しい音楽を残してくれたことに感謝しました。