環状6号線ウォーキングNo2 五反田から渋谷まで | 楽典詩人

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6号線、通称山手通りのウォーキング第2弾で、五反田から渋谷まで歩いた。

 

五反田駅の西口の大通りに南へ300メートルで山手通りという大きな道路標識があった。

山手通りに出ると中央に大きな排気塔が立っていて、山手通りらしい景色になった。

この排気塔は、地下を通る首都高速の排気塔で、中野区でも見かけるのと同じデザインだ。

広い道路の両側に自転車レーンと歩道があるのも同じだ。

 

少し進むと高速の下をくぐる。振り返って道路標識を見ると左方向に天現寺とある。

天現寺の交差点が5号線の出発点だった。6号線が5号線の外側を回っているのが実感できる。

 

少し進むと目蒲線の高架がある。

東京で最初に知り合った友人が目蒲線で大学に通ったと言っていたのを思い出した。

 

目蒲線から500メートルほど進むと山手通りと目黒駅から権之助坂を下ってきた道路が交差するが、交通量が多くて混雑するためか、山手通りがアンダーパスとなっており、大鳥陸橋と書かれている。交差点の南側に大鳥神社がある。

去年目黒不動に来た時ここを通った。

 

ここを過ぎるとすぐに、右手に高い煙突(塔)が見えてくる。

目黒清掃工場の煙突のようだが、都心にあると奇異な感じがする。

そういえば高井戸の清掃工場にも同じものがある。

 

さらに進むと右側に公園のようなところがあったが、目黒川船入場とある。

元々は戦前に目黒川の船着き場として整備されていたものを近年洪水時の調整池として整備したものだそうだ。

あまり見かけない面白い施設になっている。

 

船入場から、正面を見ると200メートルほど先に東横線中目黒駅が山手通りの上に高架になって見える。

 

駅方向に進むと駅の手前の右側に高層マンションがある。


初めてしみじみ見たが、なんだかバベルの塔を連想してしまう。

 

このマンションを過ぎるともう中目黒駅だ。

20年ほど前、毎日横浜まで東横線で通勤していたころこのあたりの再開発がされていた。

駅前の高層ビル中目黒ゲートタウンはそのころ完成した。

ゲートタウンの右側の中目黒駅に停まっている東横線の赤いラインの入った車両が見える。

 

中目黒駅を過ぎると、山手通りは左右に歩道の付いた広い道路だ。

20年前に東横線の車窓から見た時はこんな大きな通りではなかったように思う。

山手通りを拡幅して地下に高速道路をとおす工事をしたため、このように左右に高いビルが整然と並んだ通りになったのではないだろうか。

 

さらに進むと山手通りがゆるく曲がりながら、狭くなった目黒川を越えていた。

橋の名前を見るとズバリ目黒橋

そこから山手通り本体はは高架になって右にカーブしていくが、歩道はそれを上に見ながらこちらもきつい坂になって登っていく。

 

やがて、巨大な陸橋になった高速道路の下をくぐる。この高速道路は西に伸びてて東名高速につながる。

この高速下を歩いたのは今日が初めてだが、この交差点には見覚えがあった。

横浜に勤務していた時やその後、今は手放してしまったマイカーで横浜に行った帰りはいつもこの交差点で山手通りに降りてきていた。

思わず懐かしく見てしまった。

 

ここを過ぎるとすぐに旧山手通りと合流する。

本日の6号線ウォーキングはここまで。

 

ここから渋谷駅まで歩く。

地図に裏渋谷という表示があり、曲がりくねった面白そうな通りに思えたので行ってみることにした。

飲食店などが並ぶ穴場的な雰囲気のある通りだった。

 

裏渋谷の通りを抜けると、道玄坂上交番があった。

そこから道玄坂をくだって渋谷駅に向かった。

 

駅が近くなるとどんどん人が増えてくる。

後ろを歩いている若い人が、「すごい人だね、まるで渋谷だね」とふざけあっているのが聞こえた。

 

たしかに、わたしがちょくちょく遊びに来ていた昭和の渋谷は、これほどの人出ではなかった気がする。

 

駅に着くと、見慣れていた東急東横店がなくなっていた。

解体中の東急東横店の向こうに見えているのは銀座線のホームあるいは連絡通路だろうか。

 

渋谷駅からJRで帰宅した。

本日の歩行約1万2千歩。