みなさん

こんにちは

 

最近、進学校[自称も含め]に襲い掛かる恐ろしい現実というタイトルでブログを書いたのですが、

 

進学校[自称も含め]に襲い掛かる恐ろしい現実① | みんなの学校の現役副担任!(進路のこと、学校のこと、塾・予備校の実態を正直にお伝えし、みんなの未来を明るくします) (ameblo.jp)

 

加えて、大阪版の高校選びについても書きました。

リアルでヤバすぎるけど大阪で公立高校と私立高校どっちに進学したらいいのか書きます。 | みんなの学校の現役副担任!(進路のこと、学校のこと、塾・予備校の実態を正直にお伝えし、みんなの未来を明るくします) (ameblo.jp)

 

今回は進学校に襲いかかる恐ろしい現実②について書きます。

高校3年生の学年成績の中央値が悪いと、学校の先生は高校3年生にかける力を緩め、高校2年生に力を入れ始めるのです(例外として、高校3年生でも名門大学や医歯薬に合格できそうな生徒には力をいれます)。

何が言いたいのかと言えば、この時期になると進学校[自称も含めて]の学校の先生はだいたいどれくらいの生徒がどこの大学に合格できるのか模試や定期テストの数字からおおよその想像がつきます。そして、その合格見込み数が前年や前々年の卒業生と比べて数字が10%以上低いと、その学年に見切りをつけて、今の高校2年生に力を入れ始めます。高校3年生には力を入れなくなっていくのです。たぶん、高校3年生の成績は受験に向けて下がってくると思います。

私の勤務校でも今の高校3年生が進学実績上がりそうにないから、高校2年生に力を入れるように暗示的に上司や同僚から言われます。

ただ、前任校での経験になるのですが、私が言いたいのは今からでも現役生は勉強の仕方次第でまだまだ成績は伸びます(特に、社会科目)。成績が伸びないからといって、高校3年生に力を抜いて、高校2年生に力をいれるのはどうかなと思います。

なので、みなさんにお伝えしたいのは、自分の通っている学校で他の学年と比べて自分の学年には先生が力を入れてもらっていないと思っている人はおそらくその通りで、本当に力をいれてもらっていない可能が高いです。なので、大学受験は学校だけに頼らず、自分でも勉強する必要性を改めて感じさせられました。