アジアとアフリカの女性は可哀相??? | フランス額装、アトリエ・オリーブのブログ

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額装や額縁の事、西洋美術の事、アートの事、フランスでの事、 猫についてなどを書きます。

最近、フランスでの出来事を思い出す事が多く。。。。

今回は、私がショックを受けた出来事を書きます。

 

私のフランスのお母さんである、カトリーヌさんに言われたのです。

 

昨日、マダムズズ(カトリーヌさんのお母様)と話したの。

特に、アジアとアフリカの女性は

可哀相だわ。

 

何ですと????

 

もちろん、私はすぐに何故か? と尋ねました。

 

カトリーヌさん曰く、

 

トモコ(私)やクレール(長年日本の住んでいたフランス女性)、

他の友人や知人からの話を聞くとそう思うのよ。

 

知人から聞いた、東南アジアのどこかの国(すみません、忘れました。)の女性は、離婚をしたら恥ずかしくて、外を出歩くのもままならないと言ってたわ。

 

日本だって、人と同じでなくてはならないと言う様な

目に見えないルールがあるんでしょう。

あと女性は男性に養われている人が多いから我慢する人が

多いとか。

(そういう人もいるかもしれません。)

 

また、アフリカの女性もそうよね。

 

だから、私達はヨーロッパに生まれて良かった。

 

 

なんて、私のフランスの母は言うのです。

 

 

確かに、アフリカの女性は、男性に従う方が多いと聞いた事が

あります。

全体的に、フランスの女性に比べたら、日本の女性の方が

おとなしく、尽くす人が多い様に思います。

 

しかし、日本はそれなりに自由があるよう思っていたので、、、、

可哀相、なんて言われた時はショックでした。

 

少し話はそれますが、

そもそもフランスの男性は、日本男児よりも、

男たるもの と生きなくて良いのです。

 

男性が女性や家族を養うという観念はあまりありません。

夫婦でも恋人でも、お互いに生活費を出し合うのです。

 

私のフランス人女性の友人は、

20代の息子がいるけれど、2年前に結婚をしたと言っていました。

子供がいても結婚しないカップルも多いのです。

 

と言う事で、離婚も多く、パリ市内では、半数が離婚をするとか。

友人は、離婚だけでなくて、ただの別離もあるのよ。(内縁関係の

場合)と言っていました。

 

また違う話になりますが、

違う友人が言いました。

 

日本の男性はマッチョが多いんだって。

 

マッチョと言うか、日本の一般的男性のイメージが

そう思うのかもしれません。

 

フランスに住んで、人と知り合い、話すうちに、

日本の常識は、この国では通用しないのだ。

と思う事が多々ありました。

 

どちらが良い、悪いではなく、

どちらも一長一短なのだと感じました。

 

フランスは日本よりも自由な生き方が許されるかもしれません。

しかし、日本はきっちりしている分、治安が良いと思うのです。

皆が同じでなくてはならないという事があるならば、

それが治安の良い理由の一つに思えるのです。

 

フランスの列車の中で事件に巻き込まれてもいる人がいても、

知らん顔で助けてくれない人が多いのは事実です。

(私の友人は、それがこの国の恥ずかしい所と言っていました。)

 

女性が郊外列車の中で強姦にあっていても、助けてもらえなかった。

とか、そんな事もあるのです。

日本であれば、基本的にそんな事はないと思います。

 

話は色々とそれましたが、

 

アジア女性の事を可哀相と思う社会があるのは

面白いと思うのです。

そうやって言われないと考えない事だったり。。。

 

そう思うのはしょうがない事かもしれません。

なんせフランスの前オランド大統領は、

未婚ですが、子供が4人います。

それでも問題ない社会なのですから。

 

 

 

 

写真は、パリ市内のギャラリーのディスプレイです。