学道舎塾内用ブログ

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体が悪い時、原因があります。治さないと死にます。
頭が悪い時、原因があります。治さないと落ちます。

2012年11月1日開始

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このブログは学道舎の塾生親子、OBOG親子、もちろん外部の人たちなど誰でもアクセスして構いません。

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昔からある旺文社の問題精講シリーズ。

標準問題精講
基礎問題精講
入門問題精講

自分は学力が高くないからと標準を選ぶ受験生が少なくないのですが、例えば今目の前にある生物の基礎問題精講。

適当に開いた78ページから順に採用されている問題の出所を拾ってみます。

九州大学
千葉大学
大阪市立大学
北海道大学
京都工芸繊維大学
九州大学
千葉大学
京都府立大学
岐阜大学
岩手大学
関西医科大学
名古屋大学
鳥取大学
三重大学
富山大学
愛知教育大学
長崎大学
埼玉大学
宇都宮大学
広島大学
九州大学
福島県立医科大学
京都女子大学
獨協医科大学
大阪医科大学
京都大学
岩手大学
東京大学
東京大学
弘前大学
京都大学
滋賀医科大学

もうこのあたりで良いでしょう。

全32問。

そのうち私立大学は僅か4問。

他の28問は全て国公立大学。

しかも医学部がある大学が21問。

私立を含めると32問中24問、つまり3/4が医学部のある大学。

医科大学や旧帝国大学も14問。

どこが基礎?

書店ではオススメの本にはポップを置いてあります。

また、かわいい女の子を描いた表紙カバーも目立ちます。

愚かな受験生ほどそういうものに誘導されて買ってしまいます。

中身をしっかり確認しないとその参考書や問題集が原因で地獄を見ることになります。
OS

 パソコンを動かす基本的なアプリ

代表的なOS

 MacOS
 Windows
 ChromeOS
 Linux
 
triple boot

 3種類のOSを1台のパソコンで使えるようにしてある状態

quad boot / quadruple boot

 4種類のOSを1台のパソコンで使えるようにしてある状態

私は教材作りなどの様々な用途のためにOSを使い分けています。

つまり1台のパソコンで4種類のOSを利用しているクアッドブートです。

先ず↓はご覧の通りにMacBook Airです。

しかし、内部記憶装置にはWindowsをインストールしてあります。



とは言え、そもそもがMacです。

そこで小さなミニUSBメモリーを内部記憶装置、即ちハードディスクやSSDの代わりにしてMacOSをインストールしてあります。



Macで作業を行うときは、ミニUSBメモリーを起動ディスクにして立ち上げます。



さらに、教育の場で浸透しているChromebook。

全く新しいまさに新時代のOSであるChromeOS。

使うと便利なのです。

実際に今この文はChromeOSを同じくミニUSBメモリーから立ち上げて書いています。



そして、最後にLinuxの中で一番人気のUbuntu。

私は2006年から使っています。

MacやWindowsを使わずに無料のOSとして発展途上国でも中古のパソコンを利用して多くの人たちがパソコンに触れられるように開発されたOSです。

残念ながら現在では当初の目的からズレて、単にMacやWindowsの代わりになることだけを目指していて、中古のパソコンの再利用は他のLinuxがその役割を担っています。



最初に述べましたように、使っている本体はMacBook Air。

それも11インチの現在ではラインナップから消えた名機。

今使っているのは2010年モデル。

それを2025年の今バリバリに使っています。

Macは作品、Windowsは商品。

15年前のWindowsのマシンをバリバリに使うのは困難ですが、Macは応用の幅が広いので2010年のモデルが何ら問題なく使える訳です。

起動する際に古いWindowsのマシンではBIOSに切り替えてブートのプライオリティーをいちいち変更しなければなりません。

しかし、Macでは電源ボタンを押したらoptionキーを押すだけで必要なOSをその場で自由に選べるのです。

今の構成は次のようにしてあります。

本体 Windows
ミニUSBメモリー Mac
ミニUSBメモリー ChromeOS
ミニUSBメモリー Ubuntu

古くなったら買い替える、自由主義経済においてはそれも良いでしょうが、それでは買い替える前のマシンがただのゴミになります。

それはエコではありません。

せっかくの愛機をゴミにしないように、私はふだん両サイドにあるUSBポートにミニUSBメモリーを1つずつ差してトリプルブートの状態。

もう一つのミニUSBメモリーは財布の中に入れて持ち歩いています。

必要に応じてミニUSBメモリーを交換してクアッドブート。

結局Windowsを使う頻度が一番少ないため、それが内部記憶装置を占有しているのはもったいないので、そこにはChromeOSをインストールし直して、頻繁に使うMac、ChromeOS、Ubuntuのトリプルブートに変える予定です。

Windowsが必要なときはWindowsのマシンを使います。

私は理系ですが、理系の2分野である自然科学と人工科学の前者ゆえに、機械工学も電気電子工学も学んだことはありません。

機械いじりは男の子の第一歩です。

男ならば、これくらいのことができないと、困りはしないでしょうが、恥ずかしいですよね。
今から書くことは、柏市民の私が我孫子市内の吉野家に行った時のことです。

改装工事が終わった吉野家で先程朝ごはんを食べて来ました。

大改装ではありませんでしたが、やはりきれいにはなっています。

そして、改装オープンに合わせて新たにバイトくんを一人雇い入れたようで、以前からいる女の子が丁寧に何回も教えていました。

食べ終わってレジに行くと、彼がオドオドしながら私に応対してくれました。

表情は「こわばっている」という言葉がぴったりなほどです。

手も僅かながらふるえているように感じました。

それはそうですよ。

誰だって初めて働く場所では緊張するものです。

だから、新人さんに対しては私はいつも通りに一言添えて店を出ました。

「頑張ってね。」

彼の表情が和らぎ、笑みを浮かべてくれました。

人間は人間です。

言葉を持つ生き物です。

せっかく持っている能力は使わないともったいないですよ。

だから、いつも通りに新人さんにかける言葉を私は口にしたまでです。

数年前に別の吉野家でやはり初めて働き始めた女性がいました。

もちろん手際は悪いですよ。

その女性に対してです、いかにも育ちが悪くて偏差値も低そうな男が怒鳴ります。

「早くしろよっ!」

萎縮した女性は余計に手際が悪くなるのが当然です。

結局、近所から飯を食いに来たと思われるその男はさらに罵声を浴びせて店を出て行きました。

さて、我孫子に対して私が数十年も感じていることです。

どうして我孫子の人は他人が許せないのでしょう。

どうして慣れていない人に優しくできないのでしょうか。

この数十年の間に我孫子市民の口から「絶対に許さない!」という言葉が吐き出される光景を何回か目撃しています。

我孫子の3倍以上も人口を抱える柏市内では1度も聞いたことがない言葉です。

人口が増えている柏に対して過疎に向かっている我孫子。

全国に連日報道される凶悪犯が何人も生まれる我孫子。

駅での人身事故率が常磐線内で1位の我孫子。

人材不毛の地である我孫子。

市長も県会議員も無投票で選ばれる我孫子。

何か考える必要がありませんか。

上に書いた数十年の始まりは私が結婚して柏に引っ越して来た時です。

当時の柏保健所に健康診断に行きました。

悪い病気にかかるようなことは一切していないものの、結婚する以上は何かあってはいけないと思い、検査項目には殆ど印をつけました。

受付の人から採血する本数を言われます。

「では、4本ですね。」

血を見るのは何ともない私ですが、注射は好きではありません。

「4本かぁ。」

印を付け過ぎたことを後悔しながら採血室に。

ベテランの看護婦(当時)さんがいました。

4本も血を抜くのにどれくらい時間がかかるのだろうかと思いながら座ると、最初の一撃が来ます。

「チクッとしますね。」

その言葉通りにチクッとしただけでした。

そして、あっという間に4本が済んだのです。

さすがはベテラン、手慣れたものです。

そして、翌年また健康診断に行きます。

前年と違ってチェックした項目は少ないので2本。

ところが、4本の前年より時間がかかった上に悲劇が待っていました。

採血室に入ると、そこにいたのはいかにも看護学校を出たばかりという感じの若い看護婦さん。

嫌な予感がしたのは言うまでもないことです。

しかし、覚悟を決めました。

「チクッとしますね。」

彼女はそう言いましたが、実際の感触は違いました。

「グサッ!」

いてえ〜!と心のなかで思いつつ我慢しました。

しかし、さらに続きます。

これは見ていない方が自分の身のためと思って横を向いていたのですが、彼女の口からとんでもない言葉が出ます。

「あれ〜、どうしよう!?」

えっ、一体何が起こったのかと思って自分の腕を見ると針は刺さったまま、中で血が漏れているではありませんか。

仕方ないので途中でやめてもらいました。

内出血の輪は大きかったですね。

血はとまってくれたから良かったようなものですが、それがなくなるまでに何週間かかったでしょうか。

お金を払ってまでして痛い思いをした私です。

では、彼女に文句は?

当然言いませんでしたよ。

チクッで済む手際の良いベテランの看護婦さんも若い新人の時にはグサッとやらかしているはずです。

誰かが必ず犠牲になっていますよ。

その犠牲の上に新人さんは技術を向上させて行く訳です。

私の授業を見たお母さん方は、何て分かりやすいんだろうと思ったと言って下さいました。

楽しくてどんどん理解が進む、自分も生徒の時にこんな授業を受けたかった、何人もの方にそう言っていただきました。

ですが、大学生の時に塾で初めて行った私の授業はきっとつまらなくて理解しにくいものだったに違いありません。

当時の生徒が犠牲になってくれて今の私の授業がある訳です。

何でもかんでもパワハラだ、セクハラだと騒ぐ世になりました。

他人の失敗を認めない時代になってしまっています。

塾生は私から常に言われますよね、塾では堂々と間違えなさいと。

堂々と間違えて気づくことが勉強だからです。

失敗は成功の母。

世界一の発明王エジソンが言ったとされていますが、正確にははっきりとはしていません。

ただ、エジソンは世界一の発明王である前に世界一の失敗王だったことを忘れてはいけません。

彼は何度も失敗を繰り返しては最終的に成功に至ることを繰り返した人です。

そして、エジソンは不登校の元祖です。

変わり者すぎるエジソンを母のナンシーは不登校に導きました。

彼に好きなことをさせて、失敗をとがめることなく、逆に失敗を褒め、一緒に考える人でした。

彼にはたった一人の大きな味方がいたのです。

私たちは偉人と呼ばれる人から学びますが、実はその影に隠れている人からこそ学ぶ姿勢がたくさんあるのです。

ヘレン・ケラーについて「奇跡の人」という言葉を目にすることがあるでしょうが、「奇跡の人」とはヘレン・ケラー自身のことではなく、彼女を厳しく厳しく導いた裁判先生のことなのです。

普通の人ならば諦めてしまう、見捨ててしまう、意思の疎通が困難な三重苦のヘレン・ケラーに対して決して、サリバン先生の辞書には見捨てるという言葉はありませんでした。

決して諦めることなく厳しい指導を続けてくれて、後に多くの人に勇気と希望を与えてくれるヘレン・ケラーが誕生した訳です。

失敗は大切です。

それを認めることも大切です。

NHK

 稲葉延雄 東京大学 会長

日本テレビ

 杉山美邦 横浜国立大学 会長
 福田博之 明治大学 社長

TBSテレビ  坂本堤弁護士一家殺害事件

 佐々木卓 早稲田大学 会長
 龍宝正峰 慶応義塾大学 社長

テレビ東京

 小孫茂 早稲田大学 会長
 石川一郎 一橋大学 社長

フジテレビ  中居正広問題

 遠藤龍之介 慶應義塾大学
 嘉納修治 慶應義塾大学
 清水賢治 慶應義塾大学
 社員A 慶應義塾大学
 田村敬 慶應義塾大学
 X子 慶應義塾大学
 日枝久 早稲田大学
 港浩一 早稲田大学
 小林毅 早稲田大学
 金光修 早稲田大学

何を感じますか。
千葉県ホームページより

ホーム > 教育・文化・スポーツ > 教育・健全育成 > 学校教育 > 生徒指導(いじめ・不登校児童生徒支援) > 「生徒の自殺に係る第三者調査委員会」の調査結果を受けた県教育委員会の対応について

報道発表案件
更新日:令和7(2025)年1月22日ページ番号:733223
千葉県教育委員会

「生徒の自殺に係る第三者調査委員会」の調査結果を受けた県教育委員会の対応について
発表日:令和7年1月22日
教育振興部児童生徒安全課

令和5年10月13日、県立高等学校の当時2年生の女子生徒が自殺を図る事案が発生しました。当該生徒は教員との関係に悩んでおり、そのことをアンケートや作文で訴えていましたが、学校は、これを組織として共有せず、対応がなされないまま、自殺に至ってしまったものです。

県教育委員会では、極めて重大な事態であると受け止め、第三者調査委員会を設置し、詳細調査を行いました。

1 事案の概要
令和5年10月13日、県立高等学校2年女子生徒(当時16歳)が自ら命を絶った。

当該生徒は、同5月18日に実施したいじめアンケートに、みんなの前で恥ずかしい思いをするので英語の授業に出たくないこと等を記載するとともに、同7月4日から14日にかけて実施した授業アンケートでは、英語の教諭が授業中に生徒を侮辱することや解答できないと立たせ続けること等について改善を訴えていたが、学校は、これを組織として共有せず、いずれも調査等の対応を行っていなかった。

また、同9月15日、国語の自習課題(作文)に、英語担当教諭に悪口を言われることや、先生をかえてほしいことなどを訴えるとともに死をほのめかす内容が記載されていたが、国語担当教諭は、課題が「がんばりたいこと」というタイトルであり、緊急性があるとは捉えず、当該生徒が亡くなるまで、その作文を読んでいなかった。

そのような中、同10月11日、当該生徒は、英語の授業時にトイレに行ったまま、授業に出席しなかったため担任から指導を受ける。その際、担任は、冷静に話していたつもりだが、途中から突き放すような叱責(「今の状態なら俺は何もしてあげられない。自分で勝手にやってくれ。好きに進路決めて好きに頑張ってくれよ」等の発言)をした。同10月12日、当該生徒は学校を休み、同10月13日に自殺を図った。

2 第三者委員会の調査について
(1)調査委員
委員長 笠井 孝久(千葉大学教育学部 教授)

副委員長 本間 陽子(千葉県弁護士会 弁護士)

委員 細井 尚人(千葉県医師会 精神科医師)

委員 早川 けい子(千葉県公認心理師協会 公認心理師)

委員 赤堀 久里子(千葉県社会福祉士会 社会福祉士)

委員 川畑 愛(千葉県弁護士会 弁護士)

(2)調査期間
令和5年12月22日から令和6年7月31日まで

(3)調査結果等について
ア 英語教諭について
英語教諭の授業については、英語の授業はわかりやすいという肯定的な評価をしている生徒も多く見られるものの、一般的には生徒を起立させて答えられるまで座らせないという授業スタイルは、仮に起立させている時間が短かったとしても、生徒の羞恥心をいわば利用するような側面が否定できず、適切ではない。

亡くなった生徒以外にもアンケート調査に「こんなの小学生でもできる」と言われたこと等を記載した生徒がおり、同教諭があえて生徒達を侮辱しようとしていたとまでは考えにくいが、少なくとも生徒達にとっては人格を否定されたと思うような発言や言動が事実としてあったと考えられる。

亡くなった生徒が記載したと思われる授業評価アンケートには、生徒を侮辱する発言に対する当該教諭への抗議と、改善がなければ教育委員会に相談するという 記載があったにもかかわらず、当該教諭は管理職への報告もなく、漫然と放置した対応には、問題があった。特に、当該教諭の授業スタイルに鑑みれば、当該アンケートの記載を読んだうえで、生徒に屈辱感を与えていたのかもしれないという可能性を検討すらしなかった点は、教師としての意識の低さと指摘せざるを得ない。

イ 担任教諭について 
生徒の個別的な事情や背景を考慮せず、一方的な思いで指導を行っていると言える。当該教諭は、いじめアンケートへの記載内容から、当該生徒と英語教諭の間の確執について認識していたはずである。その認識に立てば、その後、当該生徒が英語の授業だけで欠席等の状況が見られたことと英語教諭との確執(アンケートに記載された内容)とを結び付けることは、決して難しいことではなかったと考えられる。しかしながら、指導の際には、当該生徒の言い分を丁寧に検討したり、授業のストレス等による体調不良の可能性を考慮して、体調を確認したり、心配することもなく、また当該生徒が繰り返し訴えていた英語の授業の問題に言及せず、むしろそれに適応できない当該生徒の在り方を非難する言動を示し(突き放すような言い方等)、一方的に叱責してきたと当該生徒が捉えたとしても致し方ない状況であったと思われる。自分の言い分は聞いてもらえず、授業を欠席するという自分としては精一杯の対処法もわかってもらえず、自分の態度が悪いと指摘されたことに加え、進退(転学等)に関わる話をされて、当該生徒が追い詰められていったことは想像に難くない。

令和5年10月11日の指導の翌12日、当該生徒は学校を欠席しているが、その連絡は保護者からではなく当該生徒からのものであった。生徒本人からの欠席連絡の場合は、必ず保護者に連絡を入れることになっているが、これが為されておらず、担任教諭の対応には極めて問題があると指摘せざるを得ない。前日の指導内容を考えれば、翌日の欠席に関する保護者への連絡、確認は為されて然るべき事柄である。保護者は当該生徒が学校を欠席していることを知ることができなかったため、当該生徒の安否を心配し、友人に確認したり、帰宅を促したりする行動を取る機会を逸せられた。

ウ 国語教諭について
令和5年9月15日、自習時間に、「がんばりたいこと」というタイトルで作文を書いている。その内容は、「英語の授業が原因で精神がおかしくなる、死んでやろうかと思った、ガチで先生変えて欲しい、本当に死ぬよ?」などという、極めて過激なものである。

しかし、国語教諭は、当該生徒が亡くなるまで上記作文に目を通していない。その理由として、教諭が休暇中に自習の課題とした作文であり、同教諭としては、与えた課題が「がんばりたいこと」であったことから、緊急に生徒らの作文の内容を確認する必要性があると考えなかった。ただ、当該生徒としてみれば、学校の反応を期待してSOSを発したにもかかわらず、いくら待っても反応がないことに落胆したであろうことは容易に想像できる。

エ 管理職について
このような状況を管理すべき管理職がほとんど情報を持っておらず、不適切な状況、対応に対して十分な指導が行われなかった。管理体制の甘さ、管理職としての責任感の欠如である。

オ 自殺に至る状況
関係する教師の個別の対応が、それぞれ単体では、当該生徒が自殺を図るに至った直接的な原因と判断することは難しいが、それぞれの対応が重なり合い、結果として学校は、当該生徒がたびたび発したSOSのサインをすべて見逃しており、度重なる無反応が当該生徒を精神的に疲弊させていったと考える。

そして、すでに疲弊し、将来にも漠然とした不安を抱えていた当該生徒に対し、令和5年10月11日に、進路に関するネガティブな指導がなされて、自殺を図るに至ったものと考える。

今回、原因として取り上げた事態は、単なる過失ではなく、教員であれば当たり前に行うべき指導を、いくつもの場面で不作為または不適切な指導に終始した点で大きな課題となる。

カ 再発防止策について
(ア)SOSと思われるメッセージへの対応
本件のような事態が起こらないようにするためには、チェック機能を見直す必要がある。例えば、アンケートに記載があったものについてはすべて複数の教諭が面接を行い、その結果をレポートに残し、学年会議で議題にする等、少なくとも当該学年の担任教師が共有できるようにする、などの検討が必要であろう。他にも、利用しやすい相談窓口の設置や相談しやすい(SOSの出しやすい)生徒と教師の信頼関係の構築等も考えていく必要がある。

(イ)欠席連絡への対応の徹底
本件の場合は、仮に保護者が当該生徒の欠席を知らされていれば、早い段階で当該生徒の行動を止めることができた可能性がある。

このような事態を二度と招かないためにも、学校が保護者に連絡をとるシステムの見直しが必要である。例えば、対保護者の連絡ツールとして、電話ではなく欠席連絡をオンラインで一元管理するシステムの導入や欠席の連絡を担当する教師を決めておく等が考えられる。

(ウ)教職員の生徒指導に関する意識の向上
本件では、生徒が自死を企図する原因の一部に、教員の不適切な関わりがあり、その背景として、教員及び教員集団の生徒指導に対する理解・意識の低さ、技術・能力の欠如等が指摘された。

このような状況を改善するために、教職員の生徒理解や適切な生徒指導に関する更なる研鑽が求められる。教師という職業上、教師―生徒関係において、また担任という立場や自分の教科の専門性において、他の教員や生徒から指摘されることが少ないと、自分のやっていることが正しいと思ってしまうこともある。意見や指摘が少数の場合、それらを考慮しなくてもよいと考えてしまうこともある。まずは、自分の考え方や関わりの方法を客観的に省察し、必要に応じて改善することが必要である。その上で、日常の業務の中で、生徒理解や指導の方法について、他の教員と意見を交換したり、指導を受けたり、学校外の研修等に参加することも一つの研鑽方法である。このことは、本件に関係した教員に対してだけでなく、全ての教員に対しての提言である。

また、管理職は、個々の教員の教員としての素養、学習指導、生徒指導等の能力、実態を的確に把握し、必要に応じて指導・支援をする必要がある。

(エ)風通しの良い同僚関係、管理職との関係の構築
本件において、一部の教員だけで対応がなされ、結果として管理職に情報が伝わっていない、周囲の教員も知らないという状況が生じていた。ヒアリング調査において、「他の教員のやり方はよく知らない」、「意見を伝えても聞き入れられない」といった内容も語られ、教員間の風通しのよくない状況があったことが示されている。

本件においても、担任教諭が他の教員に相談していたら、あるいは他の教員が何らかの形で介入していたら、最悪の事態は避けられた可能性がある。

専門や経験の異なる集団ではあるが、生徒理解や生徒指導においては共有できる部分、共有しなければならない部分がある。各教員の個性を活かしつつ、チームとして生徒を指導、支援する教員集団の在り方を再考、構築して欲しい。

(オ)管理職のリーダーシップの強化
本件では、英語担当教諭の授業スタイル、当該生徒の「いじめアンケート」での訴え等、管理職に情報として伝達されていなかった実態がある。本来であれば「授業評価アンケート」や「いじめアンケート」の内容は、管理職に届いているはずであるにも関わらず、きちんと伝わっていなかった。また、アンケート等の仕組みはあるにも関わらず、その運用において適切に扱われなかった。

アンケート等の事業は、継続するに従って、それぞれの分掌に任されるようになり、その目的や手続き等が曖昧になりがちである。高校という毎年、新しい職員を迎える組織では、それぞれの目的、手続き等を職員に示し、より効果的なものにする等の働きかけが必要である。

高校の機能の多くは、分掌で仕切られているが、それぞれの分掌で適切な業務が行われているか、管理職自らが積極的に確認、指導をする必要がある。管理職がリーダーシップを発揮し、生徒、教職員が安心して教育活動に取り組める環境づくりを推進することが期待される。そのためには、管理職の資質向上に加え、十分にリーダーシップを発揮できるだけの1校あたりの勤務年数の確保なども必要であろう。

3 事案発生後の県教育委員会の対応
(1)「児童生徒の悩みやSOSを積極的に捉える取組等の推進について(通知)」(令和5年11月24日付け)
各種アンケート等の適切な情報共有と対応、児童生徒の人格と個性を尊重した生徒指導等について周知徹底

(2)学校におけるハラスメント根絶プロジェクト会議(令和6年6月から)
児童生徒に、先生の言葉や行動で悲しかったこと等についてアンケートを実施し、これを全教職員で共有し、改善を図る。

(3)第三者委員会の報告書を受け管理職研修の実施
県立学校長(令和6年10月11日実施)

県立高等学校副校長・教頭(令和6年10月18日実施)

(4)児童生徒が教員との関係に悩んだ際に直接相談できる体制を構築(令和7年1月 22日より実施)
(5)全県立学校児童生徒へ教育長メッセージの発出(令和7年1月22日付け)
(6)教育庁統一ダイヤルの導入及び学校問題解決支援コーディネーターの配置に係る経費を令和7年度予算に計上
児童生徒、保護者からの相談等を統一ダイヤルで受けるとともに、学校問題解決支援コーディネーターがいじめや教員の不適切な指導等について当該学校に入り、積極的に関与し、解決を図る体制を構築する。

お問い合わせ

所属課室:教育振興部児童生徒安全課生徒指導・いじめ対策室

電話番号:043-223-4054

ファックス番号:043-221-6570
塾と自宅にパソコンは数十台あります。

私がメインに使っているのは↓のMacBook Air 11インチです。

2010年のモデルとはいえ、2025年の今も手放すことができないアップルの傑作です。

全部で7台買いましたが、未使用の1台は教え子に、同じく新品同様の1台は教え子のお母さんにあげたので現在は5台。

それらを用途別に使い分けです。

その中でも写真のマシンは毎日持ち歩いています。

OS、つまりパソコンを動かすための基本ソフトはMacOS Xではなく、それを削除してchromeOS Flexをインストールしてあります。

つまり、MacBook AirがChromebookになっています。

このOSをメインで使っているものの、時にはMacで処理するデータもあるため、Macを起動しなければなりません。

しかし、本体から既にMacのOSは削除してあります。

そこでUSBメモリーです。

↓の写真はchromeOS Flexの画面です。

手前に2つのミニUSBメモリーがあります。

左のミニUSBメモリーにはMacOSを改めてインストールしてあります。



↓の通り、小さなUSBメモリーが外付けなのに内蔵ハードディスクや内臓SSDなどの起動ディスクの代わりをして、Macが立ち上がっています。



まずはこれで1台のパソコンが2台分の働きをしてくれます。

今これを読んだ人の中にはUSBメモリーが起動ディスクになる訳がないと思っている人がいると思います。

↓をご覧下さい。

通常のMacでは起動ディスクはハードディスクでもSSDでも写真の中にあるハードディスクをデザインしたアイコンが表示されます。



ところが、USBメモリーを起動ディスクにした場合には、アイコンのデザインが異なります。

↓を見ればまさにUSBメモリーだと分かっていただると思います。



これは別に大したことではなく、小学生でもできる工夫です。

できない方がどうかしています。

以前はMacOS XにあるBootcampを利用して1台の内臓SSDを2つに分割。

MacとWindowsをインストールしてデュアルブートのパソコンとして使っていたのですが、ある日のことです。

片方のOSが消えてしまうというトラブルが発生。

1台の内臓ハードディスクや内臓SSDを2つに分割する怖さを味わいました。

中にあるデータも消えてしまって吸い出すことすらできなかったのです。

そこで現在は外付けのミニUSBメモリーにMacOSをインストールして、まずはデュアルブートにしてあります。

この上なく便利です。

さらに↓は同じくミニUSBメモリーにLinuxの代表格であるUbuntuをインストールして起動した画面です。

これでトリプルブートになります。



そして、↓は内蔵SSDが壊れて取り外したままのMacBook Airです。

つまり、内部には記憶装置がありません。

これを甦らせるために上述のようにミニUSBメモリーはもちろん使えますが、microSDカードをカードリーダーに差して、これをハードディスク代わりにMacOS Xをインストールして立ち上げてみた画面です。



SSDの交換は業者に頼むと部品代と工賃で約3万円。

USBメモリーは高速なKioxisの32GBが680円。

これでMacが復活します。



理系ですが、私は機械工学も電子電気工学も一切学んでいません。

一男三女に恵まれて、ご主人は「結婚して良かった。感謝してるよ。」と言い、奥さんは予想外の言葉に驚きますが、11年前にご長男が36歳で亡くなった話は聞いていて辛かったですね。

病気でも事故でも子が親より先に亡くなるのはあってはならないことです。

私の祖父母は息子2人の葬式を出しています。

最初が私の父。

次がその弟。

子が先に逝ってしまうのがどれだけ辛いか、どれだけ惨めか、私はそれを見ています。

ダメですよ、若い人が亡くなるのは、絶対にダメですよ。

こういうことを書いていると、あの日の祖父母の顔が頭に浮かんで涙が止まらなくなります。

先月、兵庫県で女子中学生がいじめで自殺していたことが報道されました。

絶対にあってはならないことです。

私が塾の先生を始めて40年以上の間にいじめに遭っている生徒をたくさんあずかりました。

いじめの犯人は同級生などの生徒だけではありません。

最も悪質なのは主犯が担任である場合です。

いつ飛び降りたり飛び込んだりするか分からないほど追い込まれていた生徒が何人もいました。

ですが、みんな生きていますよ。

また、部活の顧問によって指導死の寸前だった生徒もいます。

もちろん部活は辞めさせたので命は守れました。

さらに、親が犯人の場合もあるのです。

「何が何でも東大に入れ!」

長い年月にわたって毎日父親からの暴言や暴力に耐えていた生徒がいました。

彼がいつ電車に飛び込んでしまうかと本当に心配でした。

家庭に介入せずに私ができることはただ一つです。

だから、ちゃんと東大に合格させましたよ。

東大合格を達成したら、その後は父親からの異常な干渉はなくなったそうです。

縁あって出会った彼らはみんな生きています。

誰にとっても塾が居場所になっていたからです。

「味方はするけど甘やかさないよ。」

どの生徒にも言って来た言葉です。

自分に味方してくれる人がいると分かるだけで、アンパンマンではないですが「勇気百倍!」になるかも知れません。

では、いつから生徒の死に敏感になったのかと振り返れば小学生の頃です。

一学年下の女の子が病気で亡くなりました。

さらに、同級生が高校生の時に事故で亡くなりました。

葬儀の際に目にした彼のお母さんの涙は何十年経とうとも頭から離れません。

若い人が死んではいけません。

私が塾を開いている目的は、苦しんでいる生徒の命を守ってあげたい、それです。

だから儲かることなどありません。

私と同じようなことをしている人はあちこちにいますが、どなたも共通して持ち出し。

みんな自分の好きで行っているに過ぎません。
「~より」の英単語はthanですが、比較級の英文の中にthenを書いてしまう。

× Taro is older then Jiro.

何度指摘しても、指摘した直後にもやはりthenを使ってしまいます。
【速報】2歳男児、JR駅前の路上で蹴られる 腹部にけが 流山署、容疑で51歳男逮捕 面識なし、家族と歩いていた際に被害
4/17(水) 18:42配信
千葉日報オンライン

 路上で男児(2)を蹴りけがを負わせたとして、流山署は17日、傷害の疑いで流山市南流山1、無職、中塚理道容疑者(51)を逮捕した。

 逮捕容疑は4日午前9時20分ごろ、同市南流山2のJR南流山駅前の路上で、家族と歩いていた男児=同市=の腹部を蹴り上げ、腹部打撲の軽傷を負わせた疑い。

 同署によると、「蹴ったのは間違いない」と容疑を認めている。2人に面識はなかった。同日、男児の母親が同署南流山駅前交番に被害を報告して発覚。現場付近の防犯カメラ映像などの捜査から容疑者が浮上した。同署は動機や他にも被害がないか捜査している。
このブログには数日間アクセスしていませんでした。

久しぶりにアクセスするとコメントが来ているとのお知らせが表示されています。





最後の内容からすると、ある事件で逮捕された人が違法捜査によって犯人に仕立て上げられたものの、容疑不十分で釈放されたように感じられます。

もしも誤認逮捕による報道を私が載せておいたならば、それはすぐにでも削除しなければなりません。

ところが、このコメント3件とも同一人物による投稿ですよね。

内容に一貫性がありません。

これが不思議。

次に、これらのコメントは「承認待ち」のところにあるので「承認」ボタンをクリックしてみましたが、どれも無反応。

これも不思議。

さらに、例えば「受験」というタイトルで書いた記事へのコメントならば「受験についたコメント」と表示されるのですが、これらは「についたコメント」しか表示されていません。

不思議ですよね。

もしも不適切な記事ならば、アメーバの判断によって非表示にされる仕組みになっています。

非表示の記事は見ることができませんから、そこにコメントがつくことなどありません。

今回の件は理解できないことばかりです。