学道舎 評判 塾のからくり 3 「個別指導塾」 | 再生学舎 教育工房

再生学舎 教育工房

柏 我孫子 取手 松戸 塾 予備校 正しい学校選び 正しい塾選び キャッチフレーズ20.11.04 再生学舎

塾生親子はもちろん、当校と僅かでも接点のある人はこのブログにアクセスしないで下さい。16.02.22.22.47


[2014/11/19再掲載]

実態を知らないと被害者になりかねないので書いておきます。

今塾業界は個別指導塾全盛期。

どこもかしこも個別指導を看板に掲げています。

当校は入口で厳しいことを書いて生徒を選別していますが、個別指導を看板とする塾は良いことばかりを書いて勧誘一筋。

実態は?

実際は?

以下の3点について記しておきます。

・人数
・単科
・講師

先ず人数ですが、個別指導という言葉から一対一で指導されるものと思ってしまうでしょう。

違いますよ。

多くの個別指導塾の基本として一人の講師が三人を同時に指導しています。

例えば三つのブースを用意して、一人の生徒が終わると次の生徒に移る、その繰り返しです。

教えている瞬間は一対一になりますから個別指導と称しているのですね。

看板に偽りなしです。

塾側に問題はありません。

からくりを知らないで入塾してしまう方が悪いだけです。

ちなみに学道舎では一対一指導の時間は本当にずーっと同じ生徒一人のみを教え続けていますし、集団指導塾のはずなのに学年によっては生徒一人に限定しています。

その生徒を伸ばすために他の生徒は入塾させないということです。

次に単科について。

これには二つのポイントがあります。

・伸びない
・オプション

一つ目の伸びないことについて述べましょう。

人間には英語の脳、数学の脳、国語の脳がある訳ではありません。

脳は一つです。

例えば英語が苦手だから英語だけ習う?

無意味ですよ。

人間の脳は一つの刺激だけでは活性化しません。

様々な刺激を与えることによって強くなって行きます。

ですから、英語が弱いからと英語だけ習っても、その英語が伸びません。

さらに実際の入試問題を見て下さい。

偏差値としては低い私立高校で英語の入試問題の中に次のような設問がありました。

What is the longest river in the world ?

明らかに英語の入試問題ですが、この内容は社会科です。

社会科の知識がある上で英問英答。

偏差値が高い高校になるともっと難しい社会科の知識を英語の中で質問して来るだけでなく、物理の知識まで問います。

ある私立高校では物体の落下運動まで出題されました。

中3の時に個別指導塾から移って来た現在高3の塾生はその塾で全然伸びませんでした。

もちろん単科でした。

そして、当校に移って来て5教科を学び始めたら成績はどんどん上昇して、現在は有名私立大学の附属高校に通っています。

これが実際です。

二つ目のオプションとは何だと思いますか。

現在は集団指導塾でも個別指導塾でも入塾する際は単科を強くアピールします。

単科で表示すれば1教科あたりの費用が安く表示できますから、それにつられて入塾してしまう者がいる訳です。

ところがいざ入塾すると、営業目的で意図的に複数教科の難しいテストをして悪い点数を出させたり、学校の成績を確認したりします。

例えば本人は英語を習いに入塾したのに「お子さんは数学と理科も弱いですね。」と言って数学も理科もそれぞれ単科で受講を無理強いする塾もあります。

というか、それが普通です。

しかもそれは塾本部からの業務命令。

このような仕組みですから、結局はとんでもない高額になってしまって後悔する訳です。

月額10万円なんて珍しくもありません。

最後に講師について。

当校では早稲田の大学院、一橋の大学院、そして東大の大学院に合格するような講師が教えていますが、個別指導塾は時給の単価を抑えることが避けられないために、飲食よりも安い時給で講師を募集します。

1000〜1200円程度の時給で難関大学の学生が集まる訳もなく、底辺のFラン大学生、短大生、専門学校生が教えていたりします。

そのレベルの講師で成績が上がると思いますか?

無理ですよ。

個別指導の多くは生徒の質問に答える形式で進めます。

ところが、生徒の質問に答えられないのです。

「ちょっと待っててね。」

そう言って席を外します。

誰かに教えてもらいに言ったのです。

教える人間が教えられない実態がそこにはあります。

塾で教える者に最初に求められるのは学歴と学力です。

私も国立の大学院に2校行っていますが、塾長とか室長と呼ばれる者が大学しか出ていない、それも出ていても私立大学なんて教える資格なしと私は考えます。

また、ここが一番大切なのですが、個別指導塾では先生が毎回違うのが普通です。

個別指導塾では飲食のようにシフトを埋めることが室長にとっての最重要課題です。

穴を開けてはいけない、そのことだけを考えてとにかく誰が誰を教えるなんておかまいなしに、あくまでもシフトが埋まれば業務に支障がない訳です。

当校でも集団授業には入れない生徒は別枠で個別指導をしていますが、ずーっと同じ講師が一人の生徒を教え続けます。

当校では小学生の時から高3卒業まで在籍する生徒が多いのですが、同じ人間にずーっと見守られていることでそこに安心感が生まれます。

そして、何よりも成績が伸びるのです。

塾選び一つで人生が変わってしまいます。

きれいなチラシの宣伝を真に受けずに、真実を見抜く目を持って下さい。

そうしないとお子さんがかわいそうですよ。