もう何年経ったでしょうか。
学校帰りの女子生徒が突然塾に来ました。
あの日は彼女の授業はないのにランドセルを背負ったままやって来たのです。
彼女の家は学校を起点に塾の反対側なので、わざわざやって来たということです。
そして、私の顔を見た瞬間に泣き出してしまいました。
本人が落ち着くのを待って、何があったのか尋ねました。
算数の時間に担任教師に「長方形の面積を求める公式は?」と聞かれたそうです。
彼女の返事は「よこ×たて」。
担任は「違うでしょ。長方形の面積は?」と繰り返します。
もちろん彼女の返事は「よこ×たて」。
担任は「だから、違うと言ってるでしょ。長方形の面積を求める公式は?」と声を大きくして言います。
彼女の返事はやはり「よこ×たて」です。
「何回言ったら分かるの。長方形の面積は?」と担任は声を荒らげます。
とうとう彼女は泣きたくなるのを我慢して「よこ×たて」と答えます。
担任の捨て台詞は「あんたどうかしてんじゃないの!」でした。
悔しくて誰かに聞いて欲しくて、気がついたら塾に来ていたと口にしたのです。
そこで、私は真実を教えます。
1、長方形の面積を求める公式は「たて×よこ」でも「よこ×たて」でも、どちらでも構わないのです。
2、先進国の中では「よこ×たて」が主流です。
頭の悪い担任はこんなことも知らなかったのでしょうね、我孫子の教員ですから。
教員採用試験が3倍を下回ったら危険水域。
それが千葉県です。
しかも、小学校の教員は偏差値が37.5しかない大学の卒業生が多い現実を知っていますか。
37.5なんてFラン大学で、クルクルパーですよ。
漢字は書けないし、英語など無理。
そんな程度の教員が学問としての数学など知っている訳がありません。
これが我孫子です。
担任はもちろん我孫子市民。
高校はトーカツ程度の三流高校すら卒業していません。
恐ろしいと思いませんか。
オリンピックを思い出して下さい。
国際映像ではリレーは、日本人のバカ教師がこだわる100m×4ではなくて、4×100mと表示されます。
国際ルールは違うのです。
困ったものです。
尚、彼女はあの時の悔しさが原動力のなったのか、難関国立大学の理学部に進んで数学を専攻しました。