GW後半。

カレンダー通りの職場の休みに1日足して5月2日から5連休。

5月1日の勤務を終えたあと車でのん吉に迎えに来てもらって、そのまま旅行へ出発しました。

 

圏央道から東名に入り、まずはお風呂目的で足柄SAへ。

入湯料は、平日とはいえGWの期間中だからか『特定日』料金の¥810/人。

でも入浴中は私ひとりの貸切状態だったので贅沢な気分でした。

 

夕食は駿河湾沼津SAで。

腹ペコだったので、びっくりドンキーでがっつり食べました。

 

さて、お腹いっぱいになって眠くならないうちに先に進みます。

 

この日はあいにくの雨。

車中泊にはちょっと辛いけど、雨だったのは初日から翌日朝までだけだったので、全体的には天気に恵まれた旅でした。

 

ただこの初日、宿泊場所へ行くまでの道のりがなかなかの山道で。

狭いうえに霧でガスって視界不良。

雨が降る中、とってもスリリングなドライブをしました。

 

宿泊場所は「道の駅奥大井音戯の郷」

既に何台もの車が停まっていて、みなさん車中泊している様子。

到着した時間も遅かったので、ひっそりとしていました。

私たちも適当な場所に停めて就寝。

 

翌朝、持参した菓子パンで軽い朝食をとり出発。

まず向かったのは寸又峡温泉です。

ここには大間ダムや夢のつり橋をはじめ、美しい自然を満喫できるウォーキングコース(所用約90分)があります。

夢のつり橋周遊コース

 

周遊コース入口近くのお土産屋さんの駐車場に車をとめ(300円)出発。

それまで降っていた雨はあがり、空も明るくなってきました。

 

まず大間ダム、その上流にかかる夢のつり橋へ。

 

この日の水の色はこんな感じでしたが、季節や天気によってエメラルドグリーンになったり濃い青色になったりするそうです。

 

つり橋はかなり心許ない感じのものでした。

良い肝試しになりました。

揺れる揺れる!

定員10名のつり橋。

両脇の細いワイヤーにできるだけ触れずに行こうと思ったのだけど無理〜あせる

 

早朝だったからか、GW中とはいえ人はまばらだったので、ゆっくりとつり橋を楽しめました。

 

周遊コースはちょっとしたハイキングコースのようで、新緑のなか森林浴を満喫できました。

が、この説得力のあるガードレール横を通るのは冷や汗ものでした。

 

このコース内にはこんな公衆電話があります。

ダイアル式、現役です。

掛けてみたいよねぇ、鳴らしてみたいよねぇ。

 

やってみた。

この音!懐かしいデレデレ

 

お土産屋さんに戻り、ちょっと休憩を。

「山芋もち」の貼り紙が気になって・・・

 

山芋もちと、お店の方オススメのおでん(こんにゃく)を注文。

 

こんにゃくも美味しかったけど、山芋もちはめちゃくちゃ美味しい!

注文があってから作るので揚げたてです。

サクサクでモチモチ、また食べたい!

 

このお店の方、とても熱心に観光の案内をしてくれる方で、元々予定はしていなかったのだけど、勧められたまま大井川鉄道に乗ることになりました。

結果的に大正解でした。

 

「今出発すればこの電車に乗れるから!」とお店の方に言われ、慌ただしく出発。

駅までの道のりには片側交互通行のところが何ヶ所かあったけれど、まるで私たちの味方のようにスムーズに通過。

余裕で電車の時刻に間に合いました。

 

大井川鉄道 奥泉駅。

 

切符売場の窓口で、奥大井湖上駅への行きと帰りの切符を購入。

切符は懐かしい硬券。

ホームへ入る際、パチン!と入鋏してもらいます。

 

乗車した列車はこちら。パンタグラフのないディーゼル車です。

ゴトゴトと車体を振動させながらのんびりと進みます。

外観も、車内もレトロ。

 

 

シブい!

 

大井川鉄道は大井川上流部の電源開発と森林資源の輸送を目的として大正時代に創立されたそうです。

元々は客車用ではなかったのか、かなり攻めた感じの場所を走ります。

線路のすぐ横は断崖絶壁だったり、

車窓から真下を覗くとはるか下方に川が見えたり。

安全面は大丈夫なのだろうかとヒヤヒヤします。

 

でも川沿いの山間部を走る列車からみる景色はとてもステキでした。

鉄橋が見えたり

 

ダムが見えたり。

 

車輌が通過できるだけの狭いトンネルを通ったりするのも楽しかったです。

 

私たちの目的地、奥大井湖上駅までは約35分。

到着してすぐに向かったのは、駅を眺められるビューポイントです。

中央に見えるのが駅です。

線路脇の歩道を歩き、山を登りここまでやってきました。

絶景!とても素敵な景色です。

列車が走っている様子も撮りたいところですが、次にくる列車に乗車するため、すぐ駅へ引き返しました。

 

奥泉駅に戻り車で次に向かったのは、先ほど車窓から見えたダムです。

長島ダム。

今度はダム側から列車を撮ってみました。

 

長島ダムにはつり橋があります。

放流した水の飛沫がかかる「しぶき橋」

つり橋だけど揺れません。

 

 

 

暑い夏には気持ちが良いでしょうね。

 

この後は、大井川をずっと下流へ移動。

家山駅近くの河原へ。

 

ずらっと並ぶ鯉のぼり。

 

見覚えがある風景。

 

そう、以前ゆり子姉さんと行ったバス旅行でも来ていた所。

 

 

 

大井川鉄道のSLにも乗っていたんだよね。

 

では今回はそのSLを河原から撮ってみましょう。

 

 

 

ポーと汽笛を鳴らして通り過ぎて行ったのは、私が以前乗ったSLとは違う顔のSLでした。

 

さて、お腹も空いてきたので夕食を食べに行きます。

この日のランチは結局こんにゃくと山芋もち、あとは朝食べ残したドーナツだけ。

腹ペコです。

 

今回の旅で唯一予約をしていた食事です。

焼津の「舟小屋」。

 

 

このお店、かれこれ20年くらい前に一度訪れているのですが、その時食べた石焼き太刀魚が美味しかったのですよね。

焼いた石の上に大〜きな太刀魚の切身が乗って出てくる様は衝撃的でした。

 

今回もそれを期待して、大・中・小とあるメニューのうち奮発して大を注文しました。

それがこれ。

 

うん。

・・・うん?あれ?

イメージが膨らみすぎていたんだと思います。

美味しかったけどね。

 

他に食べたのはこちら。

舟小屋定食 上。

 

ごちそうさまでした。

 

この後、袋井温泉和の湯でお風呂を済ませ、

 

宿泊場所へ。

 

この日の宿泊は東名高速の「遠州豊田PA」。

前日の初日は雨の音や車中の寝心地に慣れなくてあまり眠れなかったけど、2日目以降は疲れや慣れでぐっすり眠れました。

 

3日目。

朝食は24時間営業のファミレス「ジョイフル」で。

 

 

 

神奈川県には店舗がないらしいので知らなかったけど、ここ、すごい安いんです。

 

ベーコンモーニングは、トーストとベーコンとレタスだけのシンプルセットだけど、フリードリンクついて税込328円とか。

胃腸が起きてない朝はそれで十分です。

3日目と4日目の朝食でお世話になりました。(店舗は別)

 

この日はまず浜松城へ行きました。

 

 

 

家康が29〜45歳まで過ごした浜松城。

天守閣は意外と小さいのですね。

でもこのお城は「出世城」と言われるのだって。

それは、このお城の代々の城主が、在城中に幕府の要職に就いた者が多かったからだそうです。

 

明治維新後に壊された城郭。

現在のは昭和33年に再建されたものだそう。

 

この後は浜名湖へ。

本当の目的は、浜名湖に隣接している「はままつフラワーパーク」へ行くこと。

 

 

 

花博開催中のフラワーパーク。

きっとGW中は混雑して駐車待ちの渋滞も発生するでしょう。

 

そんな中、浜名湖遊覧船が「遊覧船の乗船券と花博入場券をセット割引で販売」という企画を出していて、駐車場も200円/回で利用できるというので、遊覧船乗り場へ向かいました。

 

案の定、フラワーパークの駐車待ちで長い渋滞ができていたけど、遊覧船の方はあっさりと入ることができました。

 

 

快晴の浜名湖。

遊覧船周遊はとても気持ちがよく、楽しかったです。

 

遊園地「浜名湖パルパル」の横を抜け、

 

 

東名高速の下をくぐり、

 

 

浜名湖サービスエリアを眺める。

 

約30分で浜名湖を一周し、またフラワーパーク港へ戻ってきました。

 

そしてフラワーパークへ。

 

 

 

3月23日〜6月16日まで開催されている花博ですが、この時期はお花が少なめでした。

 

桜やチューリップやフジは終わって、花菖蒲やアジサイはこれから。

バラは見頃のようでたくさん咲いてました。

 

 

お花少なめとはいえ綺麗な場所はたくさんあり、待受画面用にと写真を撮りまくりました。

今の待受けはこれ。

 

 

 

ホーム画面はこれ

 

 

 

結構気に入ってます。ウインク

 

この日のランチはフラワーパーク内のキッチンカーで買ったパンでした。

 

 

 

食事ができるところが少なく、混雑していて買うのも大変。

フラワーパークは再入場ができないので、外に食べに行くこともできません。

お弁当持参して広場でピクニック気分で食べるのがオススメです。

 

夕方までフラワーパークで過ごしました。

その後、お風呂に入るため「本宮の湯」に行きました。

 

 

 

夕食もここで済ませ、この日の宿泊場所へ。

 

道の駅「とよはし」。

車中泊目的の車がいっぱい!

できるなら隣の車との間をあけたいところだけど、駐車スペースがほぼ埋まっているので、両脇とも他の車がいる状態。

でも騒音など気にならず、ぐっすり眠ることができました。

 

4日目。

朝食はジョイフル。

その後、景色の良い道の駅「潮見坂」へ。

 

 

 

海岸のすぐ近くです。

サーファーがたくさんいました。

 

とっても広々とした海岸で、開放感を感じられて気持ちが良いです。

茅ヶ崎の海より広く感じるのは・・・砂浜の幅と、近くに建物がせまってないからか。

 

この後は浜松駅に向かいました。

5月3日〜5日は浜松祭りの開催日です。

昼間は凧上げ、夜は御殿屋台の引回しがあり浜松駅周辺には多くの人が集まります。

駐車場も混み合うと予想されたので、この日の駐車場は事前に予約していました。

 

駐車場に車をとめ、まずは浜松駅へ。

凧揚げ会場へのシャトルバスが駅前から出ていました。

チケットを買ってバスに乗り込み15分ほどで会場の中田島砂丘に到着。

 

まずは「浜松まつり会館」でお祭りの予習をしました。

 

 

 

映像を観たり、実物の凧や御殿屋台を見たりしていると、施設の方(ボランティア?)が熱心に説明してくださいました。

お祭りの概要がわかったところで、いざ会場へ。

 

 

揚がってる、揚がってる!

ラッパの音と大きな掛け声があちこちで聞こえます。

 

優雅に舞う凧、その下では天高く揚げるための糸捌きが巧みに、激しく行われています。

 

本当はいくつもの凧が絡み合って糸を切り合う「糸切り合戦」を見たかったのだけど、時間が違ったようです。残念。

 

ビニールシートを広げ、地面に座って長い時間お祭りを楽しみました。

ランチはお祭り屋台のもの。

大阪焼(ミニお好み焼き)と唐揚げとビール!

のんびりと良い時間を過ごせました。

 

夕方、またシャトルバスで浜松駅に向かいました。

 

この後お風呂へ。

この日は「和合の湯」へ。

 

 

 

暑かったこの日、たっぷりかいた汗を流しました。

 

さっぱりとした後は、夕食を食べに行きました。

浜松といえば、餃子も有名。

その餃子を食べに「虎鉄」へ。

 

 

 

メニューはこちら

 

 

 

店の名前がついた揚げ焼き風のは食べたい。

普通のも食べたい…で、合計30個の餃子を2人で食べる!

 

 

 

 

ノンアルコールビールとともに平らげました〜!

美味しかった!

 

駅前に戻り、今度は夜のお祭り御殿屋台を観にいきました。

絢爛豪華な御殿屋台。

 

 

 

たくさんの町の屋台が次々にやってきます。

 

 

浜松の各町の人々がこのお祭りにかける情熱を感じることができました。

 

さて、旅もそろそろ終わり。

家に向かって出発です。

東名高速に乗って、途中「日本坂PA」で睡眠をとり、早朝に帰宅しました。

 

浜松を満喫できた旅でした。

全て車中泊の車旅。

のん吉くん、全行程の運転お疲れ様でした。

楽しいGWでした。