週末のうちに哲仁王后の20話小ネタ集まとめるつもりだったんですが、ロースクールの最終回前の復習と「ただひとつの愛」みてたら土日終わってたっていう…
みなさん「ただ、ひとつの愛」ご覧になったことあります?
【あらすじ】
キム・ダン(エル)は地上に派遣された天使。人間の姿での任務を終え、まもなく天に戻るところ。
バレエ団オーナーの一人娘で才能あるバレリーナのイ・ヨンソ(シン・ヘソン)は舞台上で起きた事故で視力を失い、お屋敷で召使い達に当たりちらす毎日。両親は早くに亡くなり、信頼できるのは昔から仕えるチョ秘書とチョン執事だけ。
両親の死後、バレエ団の実権は叔母たちが握り、このまま自分達の物にしようと企んでいる。実は舞台の事故もこの家族の仕業で、事故後もヨンソの角膜移植を妨害していた。
ある日、ヨンソとチョ秘書の乗る車が事故にあい、ダンは死にかけのヨンソをルールを破って助けてしまう。ダンには消滅する代わりに「愛を信じないヨンソに愛を見つける」という任務が課されるがヨンソは手強くて…
というお話。
はい!どファンタジー!
トッケビとかもそうだけど、ファンタジーって最初、主人公は大体不幸の見本市みたいになってるじゃないですか。
・両親とは若くして死別
・舞台事故で盲目になりバレエを挫折
・角膜移植は妨害により毎回頓挫
・財産狙いの叔母家族との攻防
・突然の自動車事故で死にかける
・角膜移植できたと思ったら↑の事故で助からなかった唯一の味方秘書からの角膜提供
・目は回復もショックで歩けなくなる
はい、もうここまででお腹いっぱいだよ…ってくらい不幸。
前半のヨンソのキャラは、まさに哲仁王后の「別宮の魔女」って感じのトゲトゲキャラなので、これ見続けられる?って思うんだけど、3話くらいでヨンソの置かれてる状況が分かってくると、トゲトゲ止む無し、マジで気の毒モードに…。
3話はヨンソと一緒に号泣…😭
なお、シン・ヘソンさんは、この作品のために撮影の半年前からバレエを始めて、基礎から学んだそうで。
元々、身体がめちゃくちゃ細いからバレリーナと言われても違和感はないんだけど、押しも押されぬ才能あるプリマ役は本当に大変だったと思う…(他の役者さんはバレエ経験者が多かったみたい)
ちなみに、このドラマなんですが、ぶっちゃけ敵にひねりとかは全然ないです。
(とはいえ、「よくおごってくれる〜」の家族よりはウザくないです。どっちかというと「君の声が聞こえる」の絶対殺すマン的な執着心を見せてくるタイプがいて、敵内でも混乱するほど)
さらに、二番手ポジのバレエ団の監督(もうこの宣材すらストーカーぽい↓)
死んだ恋人にクリソツという、ベタな理由でむちゃくちゃ執着してくるので、これもまた「お前もいい加減にせいよ!!」ってなります。
ヨンソの都合とか意見とか、完全無視で
「君は舞台に立つべきだ!」
「主役はイヨンソしかいない!」※ワンマンすぎて他の団員スト突入
「あなたに相応しいのはアイツじゃなく僕だ!」
つてグイグイくる、完全なる1人よがりタイプ。怖い。もうなんか恐怖でしかない。
まぁ、後々いろいろ監督側の事情も明らかになるのですが、それにしても強引すぎたわ。
やけに人間くさいところはあるものの、なんだかんだといいながら天使らしく純粋で優しくて、ヨンソに全身全霊で尽くしてくれる姿が微笑ましく、時々見せる真剣な顔にはキュンとせざるを得ない!!なんと言っても、顔がいい!!
途中で、結構ガッツリめのキスしたり、ヨンソと同じベッドに寝たりしてて、え、これ天使の資格失わん?純潔そこまで許容範囲内?ってなったりもするけど、こちらの神様は結構その辺には鷹揚な方のようで、とりあえずセーフ(笑)
不幸続きのヨンソに訪れた天使ダンという希望。ダンが天使ゆえに難しくなる2人の愛は成就するのか?というところで、すれ違ったり、離れ離れになったり、殺されかけたり、過去を思い出したり…
とにかくベタなのに気づくと泣いちゃう
というわけで「ただ、ひとつの愛」は、
シン・ヘソンさんの演技
エル天使👼の可愛さ
と
叔母家族と監督のウザさ
を、天秤⚖️にかけたら、奇跡的にいい感じで釣り合って結果泣ける作品になったというすごいバランス感覚の物語です!(そうかな?)
1話30分ちょい×32話なので、あんまり気負わず、気軽に空き時間に見れるのも取り組みやすいかと。
ただ、ノッてくると止めるタイミングがわかんなくて結局4時間くらいぶっ続けで見る事になってしまう、謎の中毒性を発揮したりします(笑)
まどろっこしいところもありますが、シン・ヘソンさんが気になる方は、ぜひ一度見てみて欲しい作品です✨
哲仁王后見た方は待令熟手も出てますので、またいろいろ楽しめるかも!
ではではー
※わたしの情緒がぶっ壊れてて泣けるだけで、思ったより泣けなくても当方では責任を負えませんので悪しからず←
※画像お借りしました