新緑の季節到来!
この新緑の魅力を何とか表現できないものかと、色々な”緑”を試したがどうもしっくりこない。
試行錯誤の後、混色によって“「これだ!」と思う色ができるようになった。しかも季節、時間、光や木の種類など様々な色にアジャストできる絵の具の混色も可能になった。
ということで、
光り輝く新緑を描く上で、私が愛用する最強の【極秘】絵の具をご紹介しよう!(笑)
私が新緑を描く際に“ベースカラー(基本色)”にしているのは、トランスペアレントイエロー(PY150)とコバルトターコイズ(PG50)の混色で作る派手な黄緑色。これが一番新緑に近いと思う。
※基本色はPY150:PG150=2:1にしている。
シュミンケホラダムが単一顔料で透明感が高く混色しても濁らないので愛用している。少々お高いが、ここは惜しまずそれに見合ういい作品を描く意気込みで!
特にトランスペアレントイエローがあれば、様々な青系の色と混ぜることで葉の色はどんな色も作れるので、私のパレットには“植物用”の緑色は入っていない。
ウインザー&ニュートンでもほとんど同じ顔料の絵の具は出ているので、こちらでも全く遜色はないと思う。先日シュミンケが無くなったのでこちらを使って描いてみたら、思いのほか派手な黄緑になった。よく言えば彩度が高い… 別の言い方だと生っぽい…。
W&Nの場合コバルトターコイズライトの方が新緑にはあっているかもしれない。
※トランスペアレントイエローはホルベインのQoRシリーズやマイメリでもあるらしいが、使ったことはないのでここでは参考に記しておく。
ということで、興味があったら試してみてほしい。
機会があったらまた絵の具の秘密情報を暴露しちゃおっかな。
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