さて、今日のテーマは、
わかればできるのか？…というお話。
ある塾生との会話
塾長 『極力筆数を少なくして、いっぱつで決めた方が色の鮮度が上がって生き生きしますよ！』
塾生 『わかってるんだけど・・・ できないんだなぁ。』
塾長 『すぐにはできなくても、その意識があれば…。』
塾生 『意識はあるんだけどなぁ…。』
塾長 『じゃ、あとは練習するだけですね！』
塾生 『え？ すぐにできるようになる方法はないんですか？』
塾長 『・・・。』
書道・習字・書写のお手本 8月「反復練習」（e-OTEHON by 書道総研）
書道も同じだね。
絵に“近道”はない。
できなければ、目標を明解にした上で“反復練習”しかないでしょ？
わかった気になって安心してはみたものの、やってみたら“できない”という事に気づいたら、とにかく目標を持って反復練習あるのみ。
これはスポーツでも音楽でも同じだと思う。
野球に限らずスポーツの試合に出るためには、当然ながら厳しい練習を十分して準備する必要がある。
音楽の演奏会(発表会）に出演するときも一緒だよね。
“絵だけは別” なわけがない。
練習もなしにいきなり展覧会を開く人はいないだろう。日頃の積み重ねの成果を観てもらう前に、じっくり自分の絵について考え追及するのは当然だと思うけど。
“わかる”と“できる”は違うのだ。
分かってもすぐは出来ないから反復練習をしてそのギャップを埋めていくのが楽しいんじゃないのかなぁ…。
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