EURO2024 (VSアルバニア) | La Gajitta dello Sport

 

あー

いよいよ始まりました、EURO2024

この国の主要メディアはフランスだ~イングランドだ~スペインだ~等で勝手に騒いでおりますが、一応【前回優勝国】であるイタリアを華麗にスルー。優勝候補どころかなぜかダークホース扱いにされ、誰にも注目されておりまっせんw

 

そんな中行われた初戦の相手はアルバニア。開始早々、バイラミに決められ先制を許すも、その後バストーニ、バレッラの得点で逆転勝利。

 

 

現地では4バックと紹介されてたけども、ディマルコとディ・ロレンツォのポジションが結構違ったので、攻める時は3バック、守るときは可変で4バックって形だったと思う(てかもうフォメの話すんの飽きてきた)

 

試合はいきなりディマルコのやらかしで失点。

開始一発目のプレーでアルバニアの後方からのフィードが全く合わずにラインを割る。ディマルコがスローインでPA内にいるバストーニへ渡そうとするも、これがそのままバイラミ(アルバニア/サッスオーロ)へのパスに。バストーニが慌てて対応するも、ニア天井ぶち抜きを喰らい【EURO史上最速得点(23秒)】を献上。

 

ディマルコ、やっちまった。

というか、先日の親善試合から予感はあった。ボスニアH戦でのレビューでも書いたけども、途中出場からポカを連発しあわや失点直結のシーンがチラホラあり、妙な不安があったのだ。おそらく、インテルでの【GKに戻してでも繋ぐスタイル】が分析されているんだろう。

 

この失点シーンについては、バイラミは完全に狙ってた。スローイン時、バイラミはジョルジーニョをマークしているように見せて、実はディマルコとバレッラの直線上、つまりブラインドとなる位置に隠れてる。で、ディマルコがボールを放った瞬間に動き出してる…

 

 

良くも悪くも開始1分でケツに火がつくアッズーリ御一行。それもそのはず、スペイン&クロアチアが混在する【死のグループ】において、アルバニア戦での勝利はマストであると同時に、各グループ1位2位の12チーム+好成績の3位4チーム(計16チーム)が決勝トーナメントへ進むことを考慮すると、なるべく点差をつけて勝たないとならないのだ。

 

自力の差を全面に押し出し、

アルバニアに襲い掛かるアッズーリ。

幸いにも、あっさり逆転に成功する。

 

ディマルコの失態を帳消しにしたのは、同じチームメイトであるバストーニとバレッラだった。11分、ショートコーナーからペッレグリーニがインサイドキックで柔らかいクロスを上げると、バストーニにドンピシャで合いまずは同点に。

 

勢いそのまま5分後、右サイドからディロレンツォやフラッテージ、スカマッカが絡む【なんかはちゃめちゃな攻撃】は弾かれたものの、こぼれ球をディマルコが突いてバレッラへ。バレッラが見事なコントロールボレーを沈め逆転に成功する。ディマルコ、汚名返上の1アシストげっとん。さぞかし安心したことだろう。

 

試合はその後、完全にイタリアペース。

スカマッカのスルーパスにフラッテージが反応しビッグチャンスを迎えたが、ストラコシャ(この人アルバニア代表だったんすね^^;)のミラクルセーブで3点目はならず。そんなスカマッカにもペッレグリーニの落としから決定機が訪れたが決めきれず、今度はカウンターからペッレグリーニのヘッドなどもあったがこれも外れ…

 

後半はアッズーリ、基本は試合を塩漬けに。

無理に攻めようとせずに時間を消費する方向性にシフト。できれば3点目取りたいけど失点だけは避けたいという弱気な姿勢w(ただ、これは監督の指示とは違ったようで試合後スパ爺は苦言を呈していた)

 

と思いきや、終盤にロングフィードから元インテル(一応)のレイ・マナイに2度ほどあわやのシーンを作られるお決まりのエンターテイメントもしっかり披露。特に二度目、ドンナルンマの脇腹を掠めたシーンなんかは失点級だった。良くも悪くも、アッズーリらしさ全開の初戦。次は金曜朝にスペイン戦(ううむ…通用するとは思えんな…)

 

何人か個人名を

 

■ディ・ロレンツォ、ジョルジーニョ

まずディ・ロレンツォ。逆サイドのディマルコのやらかしによってあまり話題になってないが、個人的に言わせてもらえばまるでダメだった選手。ポジショニングの妙に苦しみパスミスを連発。フラッテージとの連携もほぼなく「黙ってダルミアン使っとけ」とマジで思った。

 

同様にジョルジーニョも「ミスがなかっただけ」で特段良かったわけでもなかったような。押し込んだ展開だっただけにボスニアH戦で指摘した「判断の遅さ」は気にならなかったが…まぁ、もともと地味なタイプだからな…

 

■ペッレグリーニ、キエーザ

得点こそなかったものの2列目のポジションでフラッテージと同様に決定機を迎えた。現状スカマッカを初めFW陣にはまるで可能性を感じないが、この2列目の選手達にはこぞって大会中に爆発する気配があった。

 

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あ、一応順位表でも

 

1位 スペイン  勝点3 得失点+3

2位 イタリア  勝点3 得失点+1

3位 アルバニア 勝点0 得失点-1

4位 クロアチア 勝点0 得失点-3