親善試合 イタリア対トルコ | La Gajitta dello Sport

 

EURO前の国際親善試合その1

ボローニャはレナート・ダッラーラにトルコ代表を迎え行われた一戦はスコアレスドローで決着。

 

 

スパ爺は招集していたアチェルビやスカルビーニが怪我により離脱したこともあり錯乱状態。3月の親善試合で試され好感触だった3-4-2-1(3バック)ではなく4-2-3-1でこの試合に臨んだ。※バレッラは筋肉に違和感があったらしく念のため温存

 

まずアチェルビが離脱した後、ユーヴェDFガッティ等代わりとなるCBを追加召集しなかった。右サイドにはディ・ロレンツォやベッラノーヴァも呼んでるし、ダルミアンを右CBとして起用することで対処するんだろうなと予想したが、6/2のセリエ延期分、アタランタ対フィオレンティーナでスカルビーニが靭帯断裂の重症。6人呼んでいたCBが4人になってしまった。

 

この段階で、ガッティ等を追加召集するにもトルコ戦まで時間がない。それでもトルコ戦のあとに本大会出場メンバーの26人を選ばなければならないという状況。

 

スパ爺は考えた。

【ガッティ呼ぶくらいなら4バックやりゅ!】

 

トルコ戦ではバストーニとマンチーニをCBに、左右にディマルコとディ・ロレンツォを配備した4-2-3-1が復活。ジョルジーニョとクリスタンテのWボランチにトップ下にペッレグリーニ、両翼をキエーザとオルソリーニ、頂点にレテギという布陣で臨むこととなった。表記上は4バックだけど、蓋を開けてみれば「ディマルコをCBとして扱う3バックかもしれない!」と淡い期待もしたが、普通に4バックだった。

 

その結果どうなったか

まともなスペースもなくボールも全然収まらないレテギ、仕掛けが全く通用していないオルソリーニにキエーザ、出し手に困るジョルジーニョとクリスタンテ、フラフラと攻撃ゾーンに顔を出し散らすだけのペッレグリーニ、わかりやすくミスを連発するマンチーニ…申し訳ないが酷い有様だった。

 

唯一チャンスになりそうだったのは、ディマルコが左サイドを駆け上がった時のみ(キエーザが中寄りで勝負できそうなシーンがチラホラ)。ちなみに右サイドは前半微妙の一言だった。

 

後半に入り、ザッカーニが左WGに投入されたことで今度は左サイドが停滞。逆にカンビアーゾとディロレンツォのコンビとなった右サイドはすこーしだけ復調。それでも、得点には程遠いって印象でござんした。そんなところにフラッテージを投入しても「アディショナルタイムにフラッテージ有り!」になるわけがない。

 

EURO直前の大事な時期に

ナニヲミセラレテルノ

(ヴィカーリオが先発したところだけは良かった)

 

さて、本大会どうなるでしょうねぇ。

一応週末にはエンポリにボスニア・ヘルツェゴビナ代表をお迎えして最後のテストマッチの予定だが、おそらく今日か明日には本大会出場メンバーの26人が決定する。候補外からCBのサプライズ追加召集はあるのだろうか。

 

個人的には、すぐにガッティもしくはロマニョーリ、トロイ辺りから1人追加招集して、ダルミアンを加えてCB6人体制を維持してもらいたい。落選はやはりこの試合で何も残せなかったザッカーニを初め、メレト、シャーラウィ辺りを希望ってところでしょうか。

 

で、ボスニアH戦は3バックでお願いしたいところ。

はっきり言って、4バックでは絶対に本大会では通用しない。

 

てかEURO放送ないってまじ?