セリエA 第25節
インテルは最下位サレルニターナをお迎えして4-0の快勝。前半にテュラム、ラウタロ、ダンフリースにゴールが生まれ、試合終了間際にはアルナウトビッチがゴール。
大幅なターンオーバーが予想される中、
両翼以外はガチメンバーなインテル。
大事な大事なCLアトレティコ戦への影響が懸念されるが、シーモ的には変に休ませるよりも試合勘を失わないように調整したのだろう。実際主要メンバーは60分頃に退いている。
サレルニターナ戦はまさに絵に描いたような首位VS最下位。90分を通して押し込み26本のシュートに枠内が10本。一方のサレルニターナは後半にあったカンドレーヴァのFK1本だけが唯一記録したシュートだった。
インテル相手に善戦したいサレルニターナ、リスペクトしすぎて全く仕掛けられず5バックのラインが下がりに下がる。そんでもって中盤がちょいちょいインテルの中盤にちょっかい出しに来るもんだから、中盤&最終ラインの間に思いっきりスペースを作ってしまいインテルのやりたい放題の様相に。申し訳ないがまさにサンドバッグだった。
こうなると、書くことがねぇ。
後半のインテルは試合の大勢を崩さないことに趣（失点しない）が置かれ、ただ時間を消化する省エネモードに移行。サレルニターナもそれに付き合う形に。見ているこっちも省エネモードで観戦でござんした（半分寝てた）。
アトレティコ戦に向け、残り30分を残しラウタロ、テュラム、ムヒタリアンがお役御免。その後すぐにチャルハノールが交代となった。アピールしたい勢（アルナウトビッチ、サンチェス）と、早く帰ろーよー勢（バレッラ）の温度差が顕著でしたが、強いてトピックを挙げるならこれしかないでしょう↓
※CalcioMercato.com
ブキャナン、デビュー（ようやく）
もはや本当に加入したのかどうかさえ怪しまれていましたが、カナダ代表のタジョン・ブキャナンがめでたくインテルデビュー。バストーニの代わりに投入され、これに伴いアウグストが左CBへシフト。ブキャナンは左WBとして出番を与えられた。
わずか15分ほどのプレータイムだったが、アウグストやディマルコにはないクイックネス、爪痕を残すべく果敢にPA内に仕掛ける積極性は見ることができた。まぁ…それだけだったんだが…
お次はインテル、CLアトレティコ戦（ホーム）。
その後はアウェイでのレッチェ戦、来週ミッドウィークには延期となっていた21節アタランタ戦の予定となっております。
暫定ですが順位表
6連勝を記録したインテルは首位を独走。
そんでもってユーヴェとミランが足踏み。
2位ユーヴェはヴェローナと2-2ドロー決着。
フォロルンショにプスカシュ賞級のスーペルゴラッソを叩き込まれるものの、試合全体を通してパッとしない。特にヴェローナの2点目のシーンなんかは完全に悪が正義によって粛清された感あって飯ウマでござんした。エンポリ戦から始まり4試合未勝利（2分2敗）と、勝手にフェードアウト。しかし彼らの目標は「CL圏内！ｗ」なので問題はないだろう。
3位ミランはお笑いゲームを提供。
モンツァに乗り込んだミランはELへの影響を考えての？ターンオーバーが完全に裏目に出る。特に復帰したばかりのチャウのパフォーマンスがやべぇ領域で、前半のPK献上シーンなんかはお笑いの世界だった。
その後、前半のうちに鮮やかなカウンターを喰らい0-2とされるも（ここでもチャウ補正）、それだけじゃ飽き足らず今度は後半開始早々にヨビッチが猫パンチにより一発退場。しかしその後、面白いことにジルーとプリシッチのゴールで数的不利なのに試合終了間際に同点に追いつくミラクルを披露。
しかし調子に乗りすぎたのか、そこから２点を叩き込まれ気がつくと４失点の大敗。特に最後、ミラン生え抜きのコロンボに叩き込まれたのなんかは完全に「お笑いをわかってる」としか思えない。そっちの分野で天下を獲るのは構わないが、くれぐれもスキャンダルには注意されたし。
ラツィオ対ボローニャ
見やすい時間（20:30～）にやってたので観戦。バイエルン相手に被枠内シュート0に抑えての完封勝利を飾ったラツィオは、この日も勢いそのまま好調ボローニャを攻め立てる。幸先よくショートカウンターからイサクセンが先制ゴールを決める。意外にもラツィオの快勝かも？と思ったのに
プロヴェデルである。
こいつも「わかってる」勢なのかも。
凡ミスで同点弾を献上。
勢いを自ら殺すテンプレみたいな失点。後半にはザークツィーにゲームみたいなかっちょいいボレーを叩き込まれ勝手に自爆。ところでサッリって1日でタバコ１カートン吸うんですって。