どうもこんにちわ。ディッキー・アレンです(寒)
ようやく落ち着いたので、昨年末に投稿し
閲覧数がすこーーーしだけ伸びたたこちらの記事
前回はアルバム単位で紹介しましたが、今回は
アルバムとしては紹介できなかったが(だって出てない)
曲単位で紹介したいのもあるのよ!!
ってことでいってきまっしょい。
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■IMMORTAL DISFIGUREMENT
【There Is No Light】他2曲
まずはカリスマボーカル、CJマクリーリー率いる新バンドの登場。2022年、あまりの''えげつなさ''で当ブログで思わず紹介してしまった1曲【Dragged Through The Inferno】。同年はこの1曲のみの投下で寂しくて枕を濡らしてたけども、2023年はアルバムこそ出さなかったものの【There Is No Light】の他2曲を投下。
他の追随を許さない圧倒的なデスボイスは相変わらず健在で、なんかさらに成長している節さえ感じられる。アレックス・テリブルの野獣のようなローからウィル・ラモスの芸術的なハイトーン、声帯に何か飼ってるんだろうか。2024年はアルバム出してくれないかな?
■SLAUGHTER TO PREVAIL
【Viking】
ということでお次はこちら。上で紹介したアレックス・テリブル率いるSlaughter To Prevailの2023年に投下された1曲。冒頭の語りから海賊を彷彿とさせるような曲構成がなんともかっこいい1曲。
ただこのバンド、個人的には楽器隊の音が軽めなのがちょっと気になったり。おそらくテリブルを際立たせるためなんだろうけど、もっとズシンと来てくれたらな~みたいな。ちなみにテリブルさんはソロプロジェクトで【Doom Slayer】という曲も投下してまする(まんまSTPだがw)
■JILUKA
【Venom】他1曲
日本のヴィジュアル系メタルバンドの1曲。当然メンバーは全員イケメン揃いなんだか、ボーカルのリコのクリーンとデスボイスの上手な使い分け&ギターのセナの信じられないようなギタープレイに脱帽。この曲に至っては電子サウンドを盛り込みつつガラリと展開が変わる曲調も斬新でGOODだった。
日本ではこうした音楽は相変わらず受け入れがたい状況ではあるが、MVは現段階で88万再生を記録。これは結構な快挙。ちなみにこの曲の他【Overkill】という楽曲も投下している。
■PROJECT:VENGEANCE
【Vessel】
デスメタル/グラインドコア界隈を代表する凄腕ボーカリスト達によるスーパーユニットの1曲。参加してるのはDarius Tehrani(SPITE)、Dickie Allen(INFANT ANNIHILATOR)、Taylor Barber(LEFT TO SUFFER)、Will Ramos(LORNA SHORE)、Tyler Shelton(TRAITORS)の5名で、全員バケモノである。特に個人的に崇拝しているディッキー・アレンの魔王感がたまらない。
■TRAITORS
【Bitter】他1曲
上で紹介したユニットに参加したテイラー・バーバーが所属するバンドの1曲。速い曲などはあまりなく、変に凝っていないストレートなデスコアが聴け間違いない1曲であーる。
この曲の他「Unginged」という曲も投下。このバンドもそろそろアルバムだしてくれたらかなりの良作な予感。
■花冷え。
【お先に失礼します。】他2曲
日本の4人組ガールズバンドの1曲。女の子らしい可愛さと、ユキナのハイレベルなデスボイス、そんでもってゴッリゴリのメタルサウンド、このギャップがなんともそそる1曲であーる。僕が聴く音楽が大嫌いな6歳の娘でさえ、この曲だけは容認しているようで「ぺこ!ぺこ!ちゃんとする~!」とPVを見ながら真似している。
【お先に失礼します。】のヒットを皮切りに、2023年は【TOUSOU】【今年こそギャル〜初夏ver.〜】といった曲を投下。報道番組に取り上げられるなど結構人気になってきた。本人達はBABYMETALのように海外での活動をメインとしている。日本のヌるい音楽番組じゃ扱えないわな。
■JOB FOR A COWBOY
【The Agony Seeping Storm】他
2000年代のアメリカにて、10代の若者ながら衝撃的なデビューを飾ったJOB FOR A COWBOYによる約10年ぶりの1曲。ブランクが懸念されたが、これを聴くに特有の怪奇的なプログレサウンドに変化はなく最近のトレンドに沿って明確に進化している感。
この曲の他、1曲が2023年内に発表され、今年に入ってからはもう1曲発表されている。おや?これはもしかして?と思ったら案の定、もうすぐ10年ぶりとなる新アルバム【Moon Healer】が発売するとのことだ。これは期待しかないっすねぇ。
■PALEDUSK
【Rumble (feat Masato from Coldrain)】
またまた日本。4人組ロックバンドの1曲で、この曲に関してはColdrainのMASATOが参加している。唯一無二感アリアリな変則的な曲展開で個人的にも大好きなバンドなんだが、この曲は特段やべぇ。自分自身のあり方をちょいとストーリー仕立てた1曲なんだだけど、歌詞+曲展開で明確に表現してるのが素晴らしい。最後まで聴くとなんか知らんが心が洗われ「浄化」されたような気分になる。ラストの大サビは必聴でっせ。
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ラスト3つは、2023年特にヤバかった曲だよ^^
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■DARKO US
【Shanghai】他1曲
CHELSEA GRINのVo,トム・バーバーとSPITEのDr,ジョシュ・ミラーによるデスコア・ユニットによる1曲。昨年のアルバムランク(個人的)ではぶっちぎりの1位だった彼らだが、今年は「Rampage」「Shanghai」の2曲を投下。
特に今回紹介する「Shanghai」はダンスフルなテンポからスタートしつつ(てかあの女は誰やねん)、DARKO特有のDjent、ニューメタル、デスコアを絶妙な割合でミックスしたいわば「DARKO節」が爆裂する。まさにセンスの塊、独特の世界観あるなぁ~。ちなみに終盤の曲調の変化についてだが、ちょっと凡人の僕には理解できないw
■NIK NOCTURNAL & DICKIE ALLEN
【Pain】
メタル界隈で著名?なYoutuber、NIK NOCTURNAL氏とディッキー・アレンによる1曲。大好きなディッキー・アレンの美声(!)が際立つ超絶デスコアナンバーなんだが、1つ気になる点がある。
同チャンネルでこの曲を再生すると、概要欄に「INFANT ANNIHILATOR」の文字があるのだ。これはつまり、ドラムを叩いてるのがアーロン・キッチャーだったり、NIK氏と共にギターを弾いてるのがエディ・ピッカードだったりするのだろうか…???もしそうだとしたら、個人的にはかなりセンセーショナルな1曲であり、というかそう思ってず~っと聴いてるwww
■DISEMBODIED TYRANT / SYNESTIA
【The Poetic Edda (ft. Ben Duerr)】
最後はこちら。僕としては2023年最強の1曲であります。メロデスコア界隈のバンドとしてはまだキャリア3年程の新鋭2バンド(DISEMBODIED TYRANT、SYNESTIA)によるコラボナンバーで、Shadow Of Intentの人外ボーカリスト、ベン・デュールが参加してる。あのね、こんな曲作っといて新鋭はさすがにないwとんでもねー1曲だった。
17世紀の北欧神話を題材にし、静寂&シンフォニックな入りからブラストビート全開でヨダレが垂れる。レベチなボーカルを乗せとにかく疾走したかと思えば、正確無比すぎてヴァイオリンと聴き間違えてしまうギターソロ。6分の尺の中で「前兆」「包囲」「怒り」「灰」の4部構成になっており、それぞれ違った一面を持ちながらもしっかりとストーリー仕立てで調和できている。まさに神曲とはこのことであーる。
特筆すべきはラスト、「灰」で奏でられるベン・デュール(おそらく)の【アレ】だろう。ど、どういう声帯してらっしゃる…???
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ということで、今回はこの辺で失礼しまっすw
「これもいいぞ!」というのあれば、教えてください^^