セリエA 第23節
インテルホームでのイタリアダービーは1-0でインテル勝利。前半のガッティによるオウンゴールが決勝点。
予想通りのガチメンバー
ユーヴェもミリクがいないだけ
ユーヴェは5-3ブロックにヴラホとイルディズを縦に並べる仕様(わかりやすすぎるカウンター狙い)。ただ細江さんも言ってたけど、構えすぎてボールを奪ったとしても起点が自陣深くからなので時間がかかっていた。インテルとしては先日のモンツァ戦みたいな感じで、正直ヴェローナ戦やヴィオラ戦の方が苦戦してたような。
前線からヴラホがボールを追い掛け回してもほぼ意味はなく、近くにいるはずのイルディズも1列下でチャルハノール番(とはいえキツめにマークするわけじゃなく、とりあえずコース消します風な対応で留まり、チャルハノールとしても余裕だった)。前半耐えて後半勝負の予定だったと思われ。
加えて25分のチャルハノールによる例のトンデモパスが通ったことも、ユーヴェの最終ラインをジリジリと下げさせる要因に。あの一刺しは、ユーヴェサイドに「安易にラインを上げたら当然のようにスペースを突かれる」と思わせるに十分だった。
迎えた37分、右サイドのバレッラ、ダルミアン、パヴァールが巧みにポジションチェンジを繰り返しチャンスを演出。バレッラの浮き球に反応したパヴァールがバイシクルを試みるも空振り。しかし、結果的にガッティのオウンゴールを誘い先制。
ちょいとハンドくさいぞ?と思われたが、
別角度の映像ではテュラムは全く触れていないことがわかるし、もっと言うとガッティが自身の左腕で捻じ込んでる説すらある。まぁどうでもいいんだけど。
1点ビハインドのユーヴェだが、前半は動かず。前半のうちに1点返すどころか、前半はこれ以上失点しないことを優先する腑抜け具合。もしくは、1点ビハインドの状況だがまともに攻めれないし、逆に(さっきのチャルハノールの例もあるので)失点するリスクもあることで、引き続き重心低めのカウンター狙いしかできなかったってところか。
後半に入り、60分頃からユーヴェがようやくボールを保持しだす。ただこれも、1点リードしてるインテルの、カウンターから2点目を取りに行くために用意した、望んだ通りの展開だと思われ。
インテルは予定通り、両翼の機動力が落ちてくる時間帯にアウグストとダンフリース、前線のターゲット変更でアルナウトビッチ等のカードを切るが、ユーヴェは66分にキエーザとウェアを投入して以降は全く動かず。細江さんも言っていたが、これがネックだった。
まぁ、動きたくても動けない、
その気持ちはわかるっちゃわかる。
どちらの思惑通りにせよ、要因がなんであるにせよ、間違いなく60~70分はユーヴェの時間帯だった。そこを見極め、キエーザとウェアを投入したアッレグリの采配は(そこまでは)間違ってなかったし、実際キエーザとウェア投入でユーヴェの強度はすこーしだけ増した。
しかし、それでも1点取るには足りなかった。じゃあどうする?さらに選手を投入するか、同点となるまで待つか。アッレグリは後者だっただけで、結果的にはそれが判断ミスだった。結局、カンビアーゾがミレッティに、そしてシステム変更を意味するガッティ→サンドロの交代が成されたのは88分になってから。これではどうにもならない。
結局ユーヴェは4-4-2にして何かを見せる前に時間切れで試合が終わる。
ん~…監督の差かな?
個人的にはシーモも動くの(決断が)遅い印象あるけど、今回のような今後を占う超大事なゲームでそんなチマチマやってたらさすがにブチギレかもっすね。
ただインテルもインテルで、チャルハノールのポスト、バレッラのボレーやアルポンコツッチの決定機がシュチェスニーの神セーブ連発で止められるなど、2-0として相手を黙らせるチャンスを逸してしまった。特にア(以下略)、あれは決めてもらわんと…
思いっきり暫定ですが順位表。
インテルは1試合未消化ながら、
2位ユーヴェに4差をつけて首位を快走。
まぁまだ15試合(インテルは16試合)あるんで、
1試合1試合集中でっせ。
そんなインテル、次節はローマに赴いてのローマ戦。
うーん眠い。
最近ですね、よし寝よう!と思ってベッドに入ると、
意外にもすぐに入眠できるんですが、
2~3つほど、すっごい濃い内容の夢を見て、
はっ!と目が覚めると、1時間しか立っておらず、
その後なぜか眠れなくなる、
というよくわからん現象に悩まされてます。
もうおっさんだからですかね^^;