どうもこんにちわ。
今回はですね、
来シーズン（24-25シーズン)から始まる
UEFA CHAMPIONS LEAGUEの新フォーマット
について紹介しようと思います。
これまでも当ブログにて、新フォーマットにより出場チーム数や試合数が増え、選手への負担がさらに増すから大反対だー！等ピーピー喚いてましたが、さて、どのように変わるんでしょうか。
今回は、大きく分けて
①グループステージ制を廃止、スイス方式に
②対戦するチームはどのように決まるのか
③突破の条件は？
④新しく追加される4チームの内訳
⑤開催期間の変更と独占週
こちらの5項目について紹介しまっしゅ。
では爆走兄弟！レッツ！あんど！ゴー！
①グループステージ制を廃止、スイス方式に
これまでは、出場する32チームを4つのポットに分け抽選が行われ、4チーム8グループ（A～H）のグループステージが開催されていました。で、3チームとホーム＆アウェイで対戦し、6試合の上位2チームが決勝ラウンドに進出し、3位がELへ、4位が終了みたいな、そんな感じでしたね。
新フォーマットでは、とりあえず出場チーム数が
32→36に増えます。そして
グループという概念がなくなります。
出場する36チームは、グループ分けされることなくあくまでも「36チームが参加する1つのリーグに」という表現になります。そこで、ホーム＆アウェイ関係なく8チームと試合をすることになります（これがスイス方式？）。
なので、これまで同じグループに属する他3チームのことを考えながら戦ってたのが、来シーズンからは対戦する8チームのことをそれぞれ考えなきゃならんってわけですね。（めんどくさいっすねぇ…）
②対戦する8チームはどのように決まるのか
出場する36チームは、
9チームずつ4つのポットに分けられます。
とはいえ、対戦相手を決めるための単なる参考程度です。
ポット分けをするってところは従来と一緒ですが、これまでと違うのは前年度にCLやELで優勝したり、国内リーグで優勝したチームが良いポットに入れるわけじゃなく、あくまでも過去の成績（UEFAポイント?）によって決まるとのことです。
9チームずつ4つのポットに分けられ、
それぞれのポットから2チームずつ抽出され、
8チームが決定する、という流れになります。
雑ですがこういうことかな？
こちらは今シーズンCLに出場した32チームに、それらしい4チームを追加して超なんとなく4つのポットに分けてみました。なのでチーム名については何の参考にもしないでください。インテルを中心としてこんな感じになるんじゃね？という妄想で作ったものです。
・各ポットから2チーム抽出される
・同国対決は（たぶん）ない
・同じ国のチームは2チーム（たぶん）選ばれない
・対戦相手は（たぶん）ポットごとに
ホームとアウェイで1試合ずつ。どうなるかはランダム？
すいません、日本語で詳細が載ってるページがまだ見れてないので想像ですが、与えられた条件で最大限公平性を規するとおそらくこうなると思います。とはいえ、これまでよりも公平性に欠けますねぇ。
例えば、ポット1から選ばれた2チームがレアルとポルトの2チームだったら、レアルとはホームで戦いたいし、ポルトとはアウェイでも勝てそうだし、とか色々ありますよね。ほんと、その辺はどうなんでしょうかね。
③突破の条件は？
予め伝えておきますが、決勝ラウンド以降は従来通りのホーム＆アウェイのノックアウト方式に戻ります。逆に言うと、36チームが出場する新フォーマットでも決勝ラウンドに進出できるチームは16のままってことです。新フォーマットでは、36チームから16チームを絞り込むために試合が行われると考えていいでしょう。
では、その16チームはどのようにして決まるのか。
大前提として、全チームが8試合戦うわけですが、その8試合の成績によって1位～36位まで順位が決定します。で、このようにして決勝ラウンドに進出するチームが決められます。
画像にも記載してますが、あくまでもイメージです。
まぁザックリ言うと、36チームが参加するリーグ戦だけども8試合の結果のみで決まるってことです。やはり公平性が感じられませんが、まぁ8試合の内訳はどのチームもバランスが取れてるので平等ですよって言い分なんでしょう。
で、上位8チームは文句なしの決勝ラウンド進出。そしてもう8チームは9位～24位の16チームが参加するプレーオフで決まるとのこと（ホーム&アウェイ方式）。
簡単にするとこうですね。
ただ現段階では、プレーオフになった場合にどのチームと戦うかの定義がわかっていません。9位は24位と、10位は23位と、という具合に上と下を順番に戦わせる方式なのか、普通に抽選なのか。同国対決の可能性はあるのか（例えば9位ユベントス対19位ミランとか？）、この辺がまだ曖昧かも。（すでに知ってる人いましたら情報おなしゃす）
現段階でわかってるのは、9位～16位チームがシードとなるってことだけ。まぁシードと言っても2ndレグをホームで戦えるくらいしか特典はないんですが^^；（というか、プレーオフを戦うチームって単純にさらに2試合増加するやん…ｗ）
④新しく追加される4チームの内訳
出場チーム数が32チームから36チームに増えるわけですが、この4チームがどのようにして選ばれるのかを紹介します。
1枠目 リーグランキング5位の国の3位チームが本選へ
これまでは、リーグランキング１～4位の国の、それぞれ国内リーグ１～４位のチームに無条件でCL本選への出場が認められており、さらにリーグランキング5位の国の1～2位チームにCL本選出場権、3位チームにはCLの予選からの出場が認められてましたが、新フォーマットでは従来ならばCLの予選に回っていたリーググランキング5位の国内3位チームにも本選出場権が与えられます。
今シーズンで言えば、リーグランキング5位のフランスで国内3位だったマルセイユがCLの予選を戦ってましたが、プレーオフで敗れてELに回っています。新フォーマットでは、マルセイユにも無条件でCL本選への出場を認めるってことです。
2枠目 予選突破チーム追加
単純に、予選を通過してCL本選出場権を手にするクラブが1チーム増えるとのこと。これまでは4チームだったが、5チームに増えるとのこと。これにより、これまでCLには出られなかった小国のクラブも、出場の可能性が少し広がる。
３.4枠目 前年度のリーグランキング上位2国から
これが1番アツイです。これまでUEFAリーグランキングは、過去4年＋今シーズンの成績により順位の優劣がつけられてましたが、この最後の追加2枠については、直近の１シーズンのみの成績が考慮され、その上位2国の国内リーグから1つ出場枠が追加されるということです。
単年で言えば、昨シーズン獲得したUEFAポイントの合計は1位イングランドで2位イタリアでした。つまり無条件でイングランドやイタリアの5位チームも新たに始まるCLに出場できるってことです。
そして、国単位で毎年安定した好成績を残すことがこれまで以上に大事になりますし、本来であれば少ないチーム数しか送り込めない国にとっても、1年好成績を残せれば1チーム増える！ということなので、小国でもチャンスが広がるってことです。なにせ、1年がんばりゃいいんですから。
⑤開催期間の変更と独占週
単純に、出場チーム数が増え、試合数も増加するため、これまでは9月～12月で行われていたグループステージが、新フォーマットでは9月～翌年1月まで開催時期が延びます。
そして、「独占週」というものも登場。
これまでは、火曜＆水曜にCL、木曜にELとECLが行われており、新フォーマットとなってもその基本は変わりませんが、それぞれの大会で１週だけ、「独占週」というものが設けられる。これも読んで字の如く、どこかのタイミングでCLのみが行われる週があったり、ELのみが行われる週があったり、ECLのみが行われる週があるってことでございます。
これにより、試合を分散化させて選手への負担を軽減？
とか考えてるんですかね。とてもそうは思えませんが^^;
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一応僕なりにわかりやすくまとめてみましたｗ
しかし、それでも不足している部分があるかもしれません。もし気付いた方いましたら、遠慮せずコメント欄で指摘してください^^；
さてCL新フォーマット。いかがでしょうか？
見ている側は試合が増えてこれまで以上に楽しめる！と思ってるかもしれませんが、個人的にはただただ、選手たちのコンディション管理が心配です。なにせこれまで6試合だったグループステージが、8試合に増えて、加えてプレーオフに回ろうものなら10試合に増えてしまうのです。間違いなく、怪我人が続出することが予想されます。
そしてUEFAは、大会をアップグレードすることで自分らの懐に入ってくるお金もアップグレード、美味しいお酒を嗜むんでしょう。たぶん新たに参入するスポンサーとかいるでしょうし。これでスーパーリーグ構想とかが話題になると、途端に被害者面するんですよ？ちょっとどうかと思いますねぇ^^；
ということで、今回はこの辺ででで！