葬送のフリーレン(1期)
★★★☆☆
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あらすじ(wikiより)
魔王討伐の偉業を成し遂げ王都に凱旋した勇者ヒンメル、僧侶ハイター、戦士アイゼン、魔法使いフリーレンら勇者パーティー4人は、10年間もの旅路を振り返り感慨にふけっていたが、1000年は軽く生きる長命種のエルフであるフリーレンにとって、その旅はきわめて短いものであった。そして、50年に一度降るという「半世紀(エーラ)流星」を見た4人は、次回もそれを見る約束を交わしてパーティーを解散する。
それから50年後、すっかり年老いたヒンメルと再会したフリーレンは、ハイターやアイゼンとも連れ立って再び流星群を観賞する。まもなくヒンメルは亡くなるが、彼の葬儀でフリーレンは自身がヒンメルについて何も知らず、知ろうともしなかったことに気付いて涙する。その悲しみに困惑したフリーレンは、人間を知るためと魔法収集のために旅に出る。
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アマプラで視聴。
昨年10月からスタートし、1期は全28話だった。
''薬屋のひとりごと''と並び、2023年に高評価を受けていた話題のアニメだったが、個人的にはそこまでくるものはなかった。基本的に作風はほのぼのとしており、「人間を知るため」という名のどーってことないストーリーの繰り返し。フリーレンもフェルンも落ち着いついて、時折おっちょこちょいな部分が垣間見える魅力的なキャラなのだが、どうにもその【わざとらしさ】が目に余る…。
50年前の勇者一行や、フリーレンやフェルンの子供の頃の話にいたるまで、回想シーンも多分に盛り込まれていてスピード感がない。いや、そもそも目的が【人間を知るため】なので仕方ないのかもしれないが、とても毎話楽しみにして見る類のアニメではなかった。
中盤にあったVS魔族のところと、終盤の一級魔道士試験のところは見応えがあったが、それでも「そこそこ」だった。おそらく俺みたいなおじさんが短絡的に見るものじゃなく、もっと多角的視野を持って熟考しながら見るべきアニメなんだろう。すんません、理解が悪くて^^;
とはいえ、魔法バトルの描写、迫力はその辺の同系統アニメとは一線を画しており、単純に「フリーレンもフェルンも強い強い設定大いに結構!だからそれをもっと前面に押し出してもっとバチバチバトってくれよ!」と思った。
たぶん2期以降も問題なく製作されるだろう。
ここから面白くなるのかな。