【映画】ドラえもん のび太の地球交響楽 | 別冊! LGdS

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FORZA INTER

 

映画ドラえもん のび太の地球交響楽

★★★★☆

 

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あらすじ

学校の音楽祭に伴い、音楽の授業でリコーダーを吹くのび太。しかし、その音色はお世辞にも上手いとは言えず、ジャイアンやスネ夫から「のび太の''の''の音だ~www」と馬鹿にされる。

 

時を同じくして野比家では、ドラえもんがドラ焼きを爆食いしようとしていた。なんでも、書けばその通りになる日記アイテムを用い、「今日はドラ焼きを20個食べた」と書き綴りドラ焼きを入手していたのだ。(なんだこの最強アイテムはw)

 

このアイテムを見たのび太は、もう音楽の授業は嫌じゃ!ということで、ドラえもんに黙って日記に「今日は音楽がなかった」と書いてしまう。ところが、音楽の授業を無くしたいと思い書いたのに、その日1日、世界から音楽が消えてしまったのだ。(だからなんなんだよこの最強アイテムはw)

 

これにより、地球から奏でられるファーレ(音楽)によって抑制されていたノイズという地球外生命体が活動を開始してしまい、のび太たちはミッカという謎の少女と共に、地球存亡をかけた戦いへと誘われる…みたいな内容

 

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ムビチケ?なるものを知人から頂いたので、娘と2人で見てきました。3月序盤に公開された映画だったので、人は全然いなかった。映画館での映画は年明けにみたエクスペンダブルズ4以来3ヶ月ぶり。(いや~あの映画はクソだったな~。)

 

個人的にドラえもんの映画なんて小学生ぶりだったけど、率直に言うと意外にも楽した。最後の方とかおじさん普通に感動しちゃったし。で、ストーリーもGOODだったが、それ以上に

 

伏線回収がキレイ

 

な映画だった。ネタバレすると、【のび太の''の''の音】が世界を救うし、途中で紹介される「お風呂で演奏すると音がよく響いて上手に聞こえる」というのも、最後の方で思いっきり活きてくる。

 

序盤に紹介される現代最高峰アイドルであるMINAにも重要な役割があり、映画としてのまとまり具合がヤバかった。これは脚本家が相当優秀なのかな。(解散と再結成を繰り返す路上バンドにもこれは何かあるかもしれん!と思ったが、さすがにそれはなかった。)

 

良い映画だった。

来年も新作映画が公開されることが今作のラストで発表されたので、また娘と見に行こうかなと。