【映画】ジョン・ウィック:コンセクエンス | 別冊! LGdS

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FORZA INTER

 

ジョン・ウィック:コンセクエンス

★★★☆☆

 

アマプラでレンタル。

コンセクエンスというサブタイトルがついてるが、現代はシンプルにジョン・ウィック:チャプター4。キアヌ・リーブス主演のアクションもので、2時間50分レベルの長尺映画だったがなんとか完遂。

 

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あらすじってわけじゃないが

3(パラベラム)にて主席連合の首領であったアラブ人を冒頭でジョンがあっさり射殺。その後、フランスのグラモン侯爵が新たな首領となるところからスタート。

 

グラモンは前首領を殺害したジョンへの報復として、まず盟友ウィンストンが支配人を勤めるNYコンチネンタルホテルを爆破し、コンシェルジュ(シャロン)を殺害。そしてジョンの旧友である盲目の元殺し屋、ケインを雇いジョン暗殺に向かわせる。

 

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今作の舞台は日本、大阪。

道頓堀の映像を差し込むことで無理矢理日本感を出しているが、撮影のほとんどはパリやベルリンで行われたとのこと。というか、どうしてハリウッド映画って日本を題材にしようとすると中国っぽくするんだろう。それだけで、日本人からしたら映画のクオリティをガクっと下げる要因になる。

 

約3時間の映画だが、展開の起伏は特になく基本はずっとドンパチしてるだけの映画。グラモン侯爵も黒幕としての人物像があやふやなまま、無駄にキャラだけ立っている。序盤から容赦ない(爆破&コンシェルジュ殺害)風に見せながら、終盤になるにつれ徐々に小心者に成り下がっていき、ジョンに決闘を申し込まれた際も代役にケインを立て、むしろ決闘させないために決闘の場所に辿り着くまでにジョンを殺そうと躍起になる。

 

ジョンを殺そうとしていたケインや犬連れも、途中から敵なのか味方なのかよくわからない関係となり、終始ブレッブレのままフィナーレを迎える。スッキリしないなぁ~と。